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プロローグ
ある日あたしは、両親の殺される現場を偶然目撃してしまった。あまりにも突然で現実感がなく唖然としていた。
目の前には血まみれになって倒れている両親。遠くにはにやりと笑っている男。
あたしはだんだん怖くなり、金縛りにあったかのようにその場から動けずにいた。それが幸いして犯人はあたしに気づかずその場を立ち去ったんだけど、そのことがすぐにばれてしまい狙われてしまった。
犯人はなんと、研究員だった父さんの同僚が雇ったプロのスイーパーだったの。そのスイーパー、多額なお金を出せばどんな仕事も引き受けることで有名だったらしい。
そのことに気づいた警察は、あたしの護衛に若い一人の刑事をつけた。第一印象は、大男で怖そうだった。無口でいつも怒ったような顔をしている人。
でも彼は、毎晩悪夢にうなされて眠れないあたしの手を握ってくれ寂しい時は黙ってそばにいてくれた。あたしをスイーパーから守ってくれた。そしてあたしは、そんな彼を好きになった。
初恋。
もしかしたら、運命の出会いと言う物かもしれない。
それから季節は巡り巡って、10年の月日が経った。




