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攻略対象王子はため息をつく









 大陸でもそれなりに中規模な国として、農耕と貿易で栄えたアズルバンド王国。


 そこで一つの政治的な混乱が、今始まろうとしていた。




 アズルバンド王国首都、アズルバンド城のほぼ上層に位置する場所を私室としている第一王子、ルカ・フェルナル・アズルバンドは日々感じていた間違いを修正できた満足感を感じながらバルコニーから夜の首都を眺めていた。




「これからだ、これからはあの女ではなく、ミントと一緒に…」




 ルカは今日の昼のパーティでやっと行動できた自分に満足していた。




 親に押し付けられた婚約者。しかし、昼のパーティで行動で宣言したのだ。お前は婚約者ではないと。


 婚約者一族の利権をとりあげ、真なる平和を自分と恋人ミント・サーシャン男爵令嬢で築くのだと。


 笑い出す寸前、部屋の方から誰何の声がしたので応じて部屋に戻る。


 自室には珍しく、侍女を伴った母が現れた。




「母上、こんな夜更けにどうなされたのですか」




 ルカは母も婚約者同様、苦手だった。


 母はもう40歳を超えているが、肌のハリも体つきも申し分なく妖艶で威圧感を与える。


 いつもは無表情な顔が、今夜は気難しげな表情を浮かべていた。


 侍女がラベンダーティを用意して下がると、母は茶を受け取ることなく口を開いた。




「ルカ、お前は本当に婚約者のミリア・レイモンド公爵令嬢とではなく、

ミント・サーシャン男爵令嬢と添い遂げるのですか」




 真剣ではあるが、感情を感じさせない口調にルカは頷く。




「そうですか…」




 母は音を立てて立ち上がった。その淑女とは言い難い行動にティーカップを持ったまま見上げてルカは心に衝撃を感じた。




「それでは、これから私は貴方を擁護できなくなります。心する様に」




 今まで見た事のない、冷たい表情で見下ろした母はそれ以上何も言わずに部屋を出て行った。


 侍女が閉めたドアの音が、ルカには冷たい音となって心に響いた。








「殿下、起きてください」




 いつもとは違う口調で起こされたルカは、寝室を出てから目を丸くした。


 下級侍女が10人位、忙しく立ち回りながらルカの衣服を箱に詰めている。


 箱に詰めきると、下級下男が持ち上げ部屋から出していく。




「これはどうした事だ? マーガレット」




 私付き侍女、マーガレットに問い正すといつもと違う恭しい挨拶の後、頭を下げたまま答えてくれた。




「これは全て、レイモンド公爵よりの贈り物でございます。

 運び出す全ての衣服はレイモンド公爵地独特の絹と意匠でございます。

 これからの殿下の身に、この衣装は不要にございます」


「そうだったか…」




 ルカは肩を落とした。運び出される衣装はどれもお気に入りで手放したくないが、マーガレットの言う通りに昔の女の影がある衣装をミントに見せるのは不味いだろう。




「このマーガレット、これを最後の仕事としてお暇いたします。今までありがとうございました」


「何?!」




 しんみり見ていたら隣からの爆弾発言に驚いて横を見る。相変わらず頭を下げたままの淑女の礼をしたマーガレットがいた。




「私の一族もレイモンド公爵一門にございます。サーシャン男爵令嬢とお幸せに」




 呆然として見ている間にマーガレットは頭を上げ、きびきびと指示を出しつつ動き出した。


 その後ろ姿を唖然と見ていると、小姓から朝食の声がかかったので部屋から外に出る。




 部屋から渡り廊下を渡り朝食の間に行く時に母の一行に出会った。


 いつもは挨拶がてら軽い雑談をするが、母は冷たく一瞥した後挨拶もせず緩めることなく横を歩み去って行った。その一行に実弟のルークもいたが、こちらは軽く会釈程度で歩み去る。




 母はともかく、ルークは忙しそうな雰囲気を漂わせていたので捕まえることなく、いつもは誰かしらと共にとる朝食を一人で摂り、小姓に今日の予定を確認してから執務室へと歩き出す。




「…ルブラン子爵の面会は無くなったか」


「はい、急用との事で…」




 小姓の声が最後に小さくなったのは、いたたまれないからだろう。


 私も頭の中で昨日の昼のパーティの時の自分をはり倒したくなってきた。




 わかっていたはずだ。レイモンド公爵は我が国宰相。その長女ミリアに恥をかかせたのだ。


 レイモンド一門は、敵に回った。




 ミリア・レイモンド公爵令嬢を支持していたのは母であるレレスティナ正妃。


 正妃は外国より嫁いできた為、支持基盤は外交一門のモメント公爵。こちらも敵に回してしまった。


 これからレレスティナ正妃は実弟ルークを次期国王として支援していくのだろう。




 マニカ側妃の長男アシュカは側妃の一門レーベン公爵が支持している。レーベン公爵は軍部に強い基盤がある為、軍部は元よりルカの味方には成り得ない。




 つまり、三公爵の支持する王子は決まっているのだ。自分を擁護する公爵はいない。


 さらに下がる侯爵・子爵だって、既に三公爵の囲い込みが終わった段階だろう。




 小姓を下がらせ、頭を抱えて考えたが最後の頼みの綱は父しかいなかった。










「お前バカか。もうどうにもならんぞ」




 国王の執務室になんとか入り込んだが、父である国王は書類から目を離さずに話は聞いてくれたが、それだけだった。




「混乱はあるだろうが次期国王筆頭候補はルークだな。二公爵の支持で国内は安定する。


 レイモンド次期公爵とレーベン公爵息女があと2か月で成婚する。レーベン公爵も完敗と言うわけではないからこれで手打ちだろうな」




 レイモンド次期公爵もミントを巡った恋敵手だったが、ヤツはミントを側室にと考えていた。

そんな程度だったからミントにフラれたと思って当時は笑ったが、今はヤツが私を笑っているだろう。肩を落とすしかない。




「俺がお前にしてやれるのは橋渡しだけだ」




 父は簡素な封筒を差し出した。


 国王の私信用の蜜蝋で封をされていた封筒は厚みから言って1・2枚の手紙が入っているのだろう。




「モメント公爵宛だ。あいつならお前の命だけは助けてくれるだろう。

 もう王座を目指すのはやめろ」




 黙って受け取る。


 私が玉座を目指そうとすれば、もう命が危険だ。母と父、ルークは命まではとらないだろうが、アシュカはそれに便乗するだろう。そうなった時、誰も信用できない位危なくなる。




 父の執務室から出て、何気なく外を見ていると中庭でルークが一人剣を握っていた。


 ルークは昔から剣が、というか体を動かすことが好きだった。




『兄上が王様になったら僕はこのエクスカリバーで暗殺者をなぎはらってあげるからね!』




 と満面の笑みを浮かべて、タダの木剣を掲げて見せていたのを思い出す。




 舞い踊る赤い髪を見ながら、ふと近づいてくる女性に目をやり慌てて廊下の奥に逃げる。


 ルークに近づいてきたのは、元婚約者ミリアだったから。










 ルークは剣を地面に突きさし、近づいてくる公爵令嬢を迎え入れた。


 渡された布で顔をふき、木陰にミリアと共に入る。




 人にはそれぞれの美がある。王族や上級貴族になるとそれが顕著に表れる。




 例えばルークは赤い燃えるような髪と青い瞳、体を動かすせいか、王子というより焔の剣士。

兵士と見える事はない気品があるらしい。


 兄であるルカは中性的な顔立ちと黒髪に青い瞳、謎の貴公子という感じだ。




 そして、この目の前にいる女性は公爵令嬢なのに、どこかの悪の女王様といった感じだ。




 エメラルドの様な色合いの豊かな髪に優美で肉感的な肢体。顔は整っているが目が吊り上っているせいか、きつめの美女という風情だ。


 声もどちらかと言えば低めなので、口調と相まって冷笑女王と言われているらしい。




 だがルークは知っている。


 表ではツンとしまくっているが、暖かい心遣いができる女性だと。


 自分が王国にとって「次期国王のスペア」でしかなかった時、冷たい未来予想図から明るい未来があることを気づかせてくれたのだから。




「今は帝王学の時間ではなかったのですか」




 バスケットから飲み物を出して渡しつつ苦言を呈するミリアに笑顔でこたえる。




「今、進み具合のチェックが入って休憩なのさ。昨日までとはちょっと違う事も習わなきゃいけないから、教育係総出でフル回転だよ」


「…ツエイニー様も大変ですね」


 


 ツエイニー老師を含め、俺の周りはフル回転でてんやわんやだ。


 衣装、教育、執務。全てを一から組みなおして最善を最短で突っ切らなければ政争に勝てない。


 その一端に巻き込まれたミリアも大変だな、とは思うが…




「でも俺、嬉しいよ。みんなにいっぱい迷惑をかけると思うけどさ、みんなと一緒に幸せになれるように努力する」




「………」




 幸せになろうよ、と言葉にせずにミリアの手を取ると、ミリアは恥ずかしそうに下に顔を向ける。


 彼女が可愛く感じ、そのまま手にそっと紳士の口づけをした。












 ルークとミリアの一幕を無言で見守った後、気づかれないように気配を消して執務室に戻る。


 父の紹介がある事と自分からの一筆を手紙に綴り封筒に入れ、モメント公爵の一門にあたる文官を呼び出し、公爵に届けるように願う。


 この騒動が終わるまでは動くことはできない。


 ため息を吐いていると中級侍女が取り次ぎに来た。




「ミント・サーシャン男爵令嬢が面談にいらっしゃいました」




 マーガレットが今までこういった役もしていたが、本当にいなくなったらしい。


 一抹の寂しさを感じつつも了承を伝えると侍女の次にミントが入ってきた。




 侍女は無言で礼をして部屋を出ていく。


 これまでマーガレットが客に茶を振る舞っていたが、いない者にどうもしようがない。


 どうしたものか、と考えている間にミントは目を輝かせて抱き着いてきた。




「お父様から聞きましたわ。婚約者として私を選んでくださったと。ありがとうございます」




 彼女の懐かしく愛らしい香りに抱き返すと、ミントは顔を上げた。




「早速お茶会でご報告したいわ。正妃様から何か連絡はありませんか?」


「え?」




 ぽかんとミントを見返すと、彼女はちょっと頬を赤らめて上目使いになった。




「正妃様にとっては嫡男の貴方のご婚約、正式にお披露目がある前にお茶会があるらしいと伺いましたが」




 確かにミリアと私の婚約のお披露目は王族と婚約者家族のお茶会、その後の披露宴へと成ったが今はその手順をルークとミリアが行っているだろう。私達はその後、もしくはそんな手段を経ずに婚約発表ではないだろうか?




「…今、城ではルークとミリア・レイモンド公爵令嬢婚約成立で忙しい。

 それが終わった後ではないと話は進まないだろうね」


「まぁ、あのミリア様が早々に婚約が決まりましたのね。安心しましたわ」




 言い方にちょっとひっかかる物を感じたが、背を撫でてから席に座らせて相対面する。


 お茶会で思い出した。これからはミントの家の特産物や売りを衣装に織り交ぜなければならない。


 サーシャン男爵家を思い出しながら頭をひねる。レイモンド公爵のようなこれといった物が思い浮かばない。




「そうだな。パーティに出る衣装をミントと揃えなければならないな。

 サーシャン男爵家に何か特産があったかな」


「え?!」




 茶に口をつけようとしたミントが驚いた顔をしてこちらを見る。


 


「いや、婚約者同士は同じ意匠をこらした物を着るだろう。

 …サーシャン男爵家で私の衣装も用意してほしい」




 ミントのドレスを間近で観察しつつ、悪い予感がして途中で言葉を曖昧にせずに要望を口にする。どうもミントのドレスの衣は既製品に見えるのだが。


 そして、悪い予感は当たった。




「わ、我が家は特にこれといった特産はございません。王都のハーシュという店で衣装は作ってもらっておりますので…あ、あの」


「婚約者同士は同じ所で衣装を作るのは暗黙の約束なのだよ…

 王家の者の衣装は婚家が作るのも、ね」




 そう、それが王家と貴族のルールだ。


 つまり、王家はそうやって貴族の金をそぎ、貴族はまたその特産を王族に広告してもらい己の商才でかかった金額を回収するのだ。


 父と母も、そしてルークも今までそうやって広告塔や文化の波を作っていたのだ。




 ハーシュという店の名前も知らない。きっと一流店ではないのだろう。


 その店にこれから私という広告塔を使いこなせるかは…ミントのドレスを見る限り絶望的だろう。


 側妃であっても衣装は同じ扱いだ。


 妾妃になれば夫の衣装は扱わない。そのレベルかもしれない。




 まずい。




「ミント、ご両親はこの婚約、なんといっているんだい?」




 顔色を途端に青くしたミントは下を見ながら小さな声を出す。




「その…今朝は顔も見せてくれません」




 男爵の許容範囲を超えてしまったようだ。


 色々なだめてミントを帰らせたが先行きは暗い。


 


 何より我々王家の子は、身分が確定しないと金貨1つさえも自分のものではないのだ。




 普通、王家の男子が王位継承から外れると一代公爵(結婚不可)や婿入り侯爵を継いで自立する。


 私はミントという婚約者がいるので新侯爵を貰いたいが、それを母とレーベン公爵が許すだろうか。




 執務を終えて自室に戻ると、部屋はがらんとして他人の部屋の様だ。


 カーテンも前と違って簡素な布になっている。いや、これはこれで丁寧な布だが今まで窓を飾っていたのもレイモンド公爵由来の布で作られた物だったのだろう。


 味気ないベッドもレイモンド公爵の布がないせいだろう。




 今までどれだけミリアに飾られた世界だったのか実感しながら目を閉じた。










 7日後、モメント公爵から夕食のお誘いの招待状が届いた。


 場所はモメント公爵の邸宅。これからの身の振り方の相談ができる。




 父の手紙を懐に赴いた先には、サーシャン男爵とミントもいた。




 食事を終え手紙を渡した後、談話室に誘われモメント公爵の前に置かれた椅子に座る。


 サーシャン男爵とミントは私の後ろにあるソファーに座った。




「さて、君は自分の身の置き所がどこか、骨身に沁みただろう」




 頷く。今この場所で着ている衣装は結局サーシャン男爵には用意できず、それを察したのか招待状と共に贈られたモメント公爵の用意した物だ。




「皆が幸せになる案はというと、レイモンド公爵令嬢を正妃にしてそこの娘を妾妃にするのが良いんだけどねぇ。初っ端からルカ殿がダメにしてしまったし」




 頭を下げる。まったく自分はどうかしていた。


 モメント公爵が言った案が一番良かった。昼のパーティで皆の前で誇らしげだった自分を絞め殺したい。




「おまけに、ルカ殿の件は社交界で有名だ。サーシャン男爵令嬢はルカ殿以外は無理だね」




 私とミントは縁を切ることもできない。切ったとしてもミントは他家の嫁には行けない。




「幸いなのは、サーシャン男爵は隠居を申し出て、次期男爵にご嫡男が認められた事かな。

 肩身は狭いが生きてはいけるだろう」




 男爵家の事は知らなかった。確かミントの兄はこの騒動で奥方と離婚の憂き目を見たという噂は聞いた。ミントが身を縮ませた気配がする。




「で、どうするんだい? 次期サーシャン男爵の妹は社交界から追放されたも同然だよ」




 私はずっと考えていた事を希望するしかなかった。




「外交官になります」


「ほう、すると一代公爵かい?」


「はい」




 もうこれしか残っていない。


 一外交官として、モメント公爵一門に入りミントは妾として囲う。




 私達は子を作らない。そうする事で私の命とミントを保護するしかない。


 ミントを連れて外国を飛び回るが、公用語以外しゃべれない彼女は大使館で留守番しかできない。


 社交界に出ることができないミントに、せめて外の世界を見せてあげたい。




「王族のマナーは完璧だからね。それは私としてもありがたいな」




 王族でないミントは一切表には出さない。そう暗に言われ頷いた所でお開きになった。




 項垂れるミントを連れて帰る男爵一家を見送っているとモメント公爵の長男が姿を現した。


 アレハイム・モメント。


 私は思わず睨みつけてしまった。彼はいつもミリアの兄と一緒にいて、私とヤツがミントを取り合う時に必ずしゃしゃり出てなだめるヤツだった。




 それでヤツは引っ込むので、当時の私は喜んでいたが今思えば愚かだった。


 コイツはきっと、ミントに浮かれる度にヤツの婚約者の名前を囁いていたのだ。




「そんなに睨まないでよ。僕の口は1つしかないんだよ。

 妖婦に溺れる友人2人を助けるのは1人が限界だったのさ」




 天使の様な笑顔で公爵に似たしゃべり方がイヤミに聞こえる。いやイヤミなのだろう。




「父上とレイモンド公爵に頼まれていたのさ、サラヤをよろしくって。

 君だっていたでしょう。忠告してくれた乳母兄弟が」


「…あいつには悪い事をした」


「ああ、なんでもミント嬢に惚れていたんだって? 今はどこに行っちゃったのかなぁ」




 くすくすと笑うアレハイムを背に、私も馬車へと向かう。




「ちょっと口出しただけでこんなに変わるなんてさ、ゲームの世界じゃありえないよね」


「何か言ったか?」




 ちょっと声が小さくて、尚且つ知らない単語が聞こえた気がして振り返るがアレハイムの笑顔は崩れていない。




「いや、良い夢をと言ったのさ」


「もう悪夢は見すぎたよ。今日は良い夢を見れそうだ」




 次の日、私の部屋にモメント公爵からの衣装を持った侍女が現れた。


 私の朝の髪結いをしながら、侍女のメリーは「そういえば」と何気ない口調で教えてくれた。




 ルークとミリアは昨日婚約パーティを開いたそうだ。


 


 初々しく寄り添う二人に、国王夫妻とレイモンド公爵夫妻が殊の外喜んだらしい。


 結婚は1年先。その時私は外国の空の下にいるだろう。




 この前中庭で見た初々しい2人の姿を思い出す。


 苦い思いを飲みこみ、席を立った。





メインのお話はこれで完結。最後はおまけのヒロインちゃんの話しです。

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