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異世界勇者テンプラ召喚  作者: 壊れた風見鶏
異世界勇者テンピュール召喚
11/12

第6章 決戦魔王城

 大山脈の頂点に魔王城はそびえ立っていた。

城館を中央に配し、取り囲むように尖塔や城壁が縦横無尽に立ち並び、その合間に居館やら倉庫やらが嵌めこまれている。


「年間行方不明者3桁を誇る、巨大迷路にゃ」


 長年仕えた召使でさえ時に迷子となる魔王城。

そこに侵入するのは不可能と思われたが…


「抜け道ならいくらでもあるにゃ。無傷でたどり着けるにゃよ」


 あっさり元四天王の案内で解決することになった。

案内されてみれば、魔王城の壁のあちこちに穴が開いている。


「魔界ネズミにゃ。我輩がいなくなった途端、活動しまくりにゃん」

「あらあら、せっかくの壁が、台無しですねー」

「というか、ネズミに壁を齧られる魔王城というのもなんなのだ」


 ぼやく女騎士。それをふっと笑う布団猫。


「では、戦うかにゃ? そこにいるにゃよ」


 カリカリカリカリ。

壁を一心不乱にかじるネズミ。

ネズミ? ちょっとでかいのですが。元の姿に戻った布団猫くらい。

 気配を感じて、こちらをぎろりと睨む。凄まじい眼力である。


「ん、下級竜種くらいの戦闘能力はあるようね。まあ仮にも魔王城の壁をかじるのだから、それぐらいなければね」


 魔術師の分析に顔を青くする女騎士。

竜退治は騎士のあこがれとはいえ、一大決戦に間違いはない。

それが、同じくらいの強さのネズミ。様にならない。

 将来絵画におこされることになった時、ドラゴンを相手にするなら(ほま)れだ。

しかしネズミ。もう一度いう、様にならない。


「回避の方向で」

「それがいいにゃ」


 そう、これは逃げではない。戦力温存だ。

これから魔王と最終決戦なのだ。余計な力を使う訳にはいかない。


 カリカリカリカリ。

邪魔者がいなくなったネズミは、思う存分壁かじりを再開するのであった。




 ギギギギギギギギギィー。


 魔王城謁見の間の大扉が開かれる。

遂にとうとう、勇者一行は魔王のもとに辿り着いたのだ。


「よく来たな、勇者一行よ。世界の殆どをくれてやるから、我が共同経営者となれ」


 最初の一声に、思わずコケそうになる。


「なんだそれは。ふざけているのか?」


 女騎士が怒る。

勇者様がそんな勧誘に乗ると思われているのが腹立たしいのだ。


「本気だ。魔界は才能ある者の人手不足なのだ。字が読めるだけで官僚になれるのだぞ。四則演算(さ ん す う)が出来るだけで主計課長だ。統計の概念が理解できるなら、宰相補だ」

「な…!」


 魔界のあまりな惨状に、思わず言葉を失う女騎士。

魔王は此処ぞとばかりに畳み掛ける。


「それゆえ、才能あるものを欲して当然であろう。そして今魔王軍は、全世界を統一しようとしている。すなわち、今此処で誘いに乗れば、大出世まちがいなしだぞ」


 そう言って真剣な眼差しでじっと見つめる。

…女騎士を。


「……ん? もしかして勘違いしていないか。勇者様はこちらだぞ」


 背中から勇者様を下ろす。

勇者様を背負っていたので、魔王の視線がずれていることに気が付かなかったのだ。


「…ちょっと待て。なんだそれは」

「勇者様に決まっておろうが」


「どこからどう見ても、布団と枕のセットにしか見えないのだが…」

「そのとおりだ。見たまま勇者様だ」


「変身魔法で油断を誘っているとか…?」

「勇者様が、そんな卑怯な手を使うはずがなかろう」


「おかしいな。状態異常は完全無効スキルがあるのだが…」

「いや、おかしくないぞ。勇者様は寝具だ」


「耳掃除をサボっていたかな? コリコリ…ぐあっ」

「大丈夫か? 眼と耳から血が流れているぞ」


「…もう一度聞きたい。それが、その寝具が、勇者で間違いないのだな」

「だからさっきからそう言っているだろうが。間違いなくこれが、異世界より召喚された勇者様だ」


 沈黙する魔王。なんかいたたまれない空気が漂い始める。


「寝具、ベッド、布団…。魔王を唯一倒せると言われた勇者が、伝説の勇者が、あれ、だと…。ふ・ざ・け・る・なーっ!!」


 体中から怒りのオーラを出しまくる魔王。

何しろ予定が狂ってしまったのだ。

そのやるせなさは、筆舌に尽くし難い。


「待っていたのだぞ。待っていたのだぞ。叡智に優れ、機転が利き、諦めない心を持つ伝説の勇者を。どうしてくれる!!」

「な、なぜ怒る。しかも、そんなに勇者様を持ち上げて?」


 そりゃ布団が自分を倒しに来たと言われて喜べないのもわかるが、なぜそんなに立派な勇者を望むのだろうか。


「何故だと、さっき言ったではないか。魔界は人材不足だと。書類仕事が溜まっていると。サインしてもサインしても全然終わらないんだぞ。魔王のくせに、一日中事務仕事だぞ。しかもサイン専門の。見よ。四天王筆頭にして魔界宰相の惨状を」


 そう言って、魔王は玉座から降りて奥の扉を開く。

扉の上に執務室とプレートがある。


「なっ」

「あらー」

「ふーん」

「うーにゃー(視線逸らし)」


 思わず女騎士が身構える。

その部屋には、凄まじいまでの()の匂いが蔓延(まんえん)していた。

ついでに死の臭いも。


 部屋中に積まれた紙の山。

中央にある大きな机の上に載り切らず、床を埋め尽くした上で塔を築き上げている。

かなり広い部屋であろうに、紙の倉庫としか言いようのない惨状だ。


 執務机には、骸骨が座っていた。

高位の魔術師がまとう衣と、凄まじい魔力を放出する杖。

その姿はまさに、リッチーという魔物に他ならず…


「あれ? 本人から魔力を感じない」

「当たり前であろう。過労死してしまったのだからな」


「……」

「思えば宰相には苦労ばかりかけてしまった」

「……」

「サインだけでいいと言われたが、サインしかできなかった…」

「……」

「いや、させてもらえなかった。こんなことなら、算数の勉強を嫌がるのではなかった」

「……」

「いまならわかる。勉強というものがいかに大事かを。社会に出て、本当に必要とされる技術だということを」

「……」

「それに、人の顔色をうかがうということが、いかに大事かも。もっとよく、健康状態を…」


 なんか長くなりそうだったので、女騎士は取り敢えず気合を入れなおした。

そして、一番の疑問をぶつけてみた。


「なんで、遺体をほったらかしにしてるんだ? 埋葬しないのか?」

「いや、うっかり部屋に入ると、雪崩が起きそうで。魔王が書類の下敷きになって死んだら、カッコ悪いし」

「……」

「あ、いや、それだけじゃないぞ。なんというか、体が拒否しているのだ。うっかり近づくと、無理矢理仕事を再開させられそうで。死んでいても油断できないからな」


 なんか哀れだった。会ったこともない四天王筆頭だったが、とても哀れに思えた。

しかし、これとそれは別。女騎士は気を取り直すと、きっぱりと断る。


「事情はわかった。が、それはそちらの都合だ。ましてや魔王軍が困るのなら、それこそ人界にとって喜ばしい」

「やはり断るか。しかし、それはどうでもいい」


 ん?と首をひねる。さっきまで勧誘していたのに。


「勇者を欲したのは、優れた才能の持ち主とばかり勘違いしていたからだ。しかしただの寝具とわかった以上、倒す以外の選択肢などない」


 そう言って、バサリとマントを投げ捨てる。殺気が勇者一行を襲う。

それに応じて身構える女騎士。シャラリンと剣を抜く。

魔術師は解析魔法を仕掛け、絶句する。


「な、何よこれ。信じられない…」

「クックックッ、そうであろうな」

「なに、どんな強さだろうと、勇者様を信じるのみ」

「ち、違うわよ。これを見なさい!」


 魔術師が解析結果を空中に投影する。


《ステータス》

レベル:9

職業:魔王

筋力:5

耐久:2

敏捷:-99

知力:15

魔力:999999

運:0


装備:魔王の衣(ドクロ棘付き)


スキル:剣術レベル3・魔術レベル999・悪徳レベル999・ペン習字レベル11・運動不足999999


特性:悪役補正・悪のカリスマ・太身5段腹・生活習慣病・血栓多数・即死間近・デブポヨンハラポヨン・他色々病気持ち



「なんだそれはー!」


 マントで隠されていた体型があらわとなり、絵画に残るであろう一大決戦の描写が台無しになったのを嘆く女騎士。


「しかたなかろう。ずっと書類仕事で運動できなかったのだぞ。経験値稼ぎにもいけなかったから、レベルが下がりまくるのも当然であろう」


 開き直る魔王。なんか自分の未来を見たようでおののく布団猫。今更ながらストレッチ始めました。


「いやまて、これはチャンス。魔王がどんな状態かは、言わなきゃわからない…」


 そうだ決戦を捏造すれば良いと気がついた女騎士。

魔王の炎魔術が炸裂。黒焦げぽてん。


「腐っても魔王だぞ。魔法で勝負すればいいだけであろう」


 そうだ、何を見ていたのだ。身体能力が低すぎても、魔法には関係ない。

ましてや今頃魔王が防御結界を張りまくっているのに気がつく。

あれを破るのは不可能に近い。


「さらばだ勇者よ」


 超高圧縮された炎魔法が勇者を襲う。

が、僧侶が立ちふさがる。


「やらせませんわー」


 凄まじい火炎の嵐が吹き荒れるが、勇者一行には届かなかった。

わずかに爆風の名残が吹き、僧侶の衣をたなびかせる。

きっと顔を上げ魔王を睨みつける僧侶は、美しい顔を決意で引き締め、勇者様に傷ひとつ負わせないと無言で言っている。

それはまさに、聖女にふさわしい姿。


「な、まさか…。信じられん…」


 魔王がよろめく。


「なぜ、お前が…。嘘であろう…」

「いいえ、(わたくし)ですわ。お父様」

「どうして勇者なんかと…」

「決まっていますわ。紹介しますわ、旦那様の勇者様です」

「ノォオオオオゥオゥオウォーー!!」


 頭を抱えて絶叫する魔王。嘘だーとのた打ち回る。

魔術師が魔王と僧侶を行ったり来たり見つめる。


「えーと、娘? 魔王? お父様?」

「はい、家出中の非行娘です」

「なんで勇者様と一緒にいるのよ?」

「そんな。妻は夫に従うものですわ」

「誰が妻よ。それより、非行で僧侶に?」

「ええ、家族を不幸にするには、新興宗教に出家するのが一番良いと聞きまして」

「いや、違うことでダメージ受けてるし」

「問題ありませんわ。式場予約は済ませていますから、招待状も…ああっ」

「(ビリビリビリッ) 勝手に勇者様を盗るんじゃないわよ。それに猫! アンタたしか四天王だったわよね。なんで気が付かないのよ」

「無理言わないでほしいにゃ。吾輩はネズミ捕りが仕事にゃ。そういうめんどいのは、全部筆頭に押し付けていたにゃ」

「全部って…」

「四天王といっても、単に勝手に暴れ回られたら困るから、地位を与えて管理しているだけだにゃ。ちゃんと仕事していたのは筆頭だけだにゃ」


 魔術師は骨を見つめる。

よく見れば、凄くやつれている。

骨自体が、すごーくほっそりしている。やつれている。

髪の毛は、骸骨という分を差し引いても、とてもぱさついている。キューティクルの欠片もないダメージだ。

仕事中に絶命したのであろう、ペンを握ったままである。指の骨にまでペンダコができている。凄く痛々しい。

 残りの四天王に会ったことなどないが、多分この猫に負けず劣らずのロクでもない連中だろう。

おまけに魔王はサイン以外はできない役立たずだ。さぞかし苦労しただろう。

思わず合掌してしまった。


 そしてようやく、魔王が狂乱を収めた。


「ふふふ、そうだ。私が間違っていたのだ。勇者を迎える。冗談ではない。そんなことをしたら、あいつにお義父さまと呼ばれてしまうではないか。くくく、鳥肌モノだな。そうだ、間違いだ。勇者さえ消してしまえば、またパパ大好きといってもらえるのだ。そうだそうにちがいない」


「ぱぱだいっきらいー」

「ぐはぁーっ!!」


 極大魔法を撃とうとして、僧侶の一撃にやられる魔王。

また魔王がのたうち回る隙に、いそいそと勇者様のもとで細工をする。


「それにパパ、見て」

「ん? ぐぉあぅぉーっ」


 修道衣の中に枕を入れ、お腹の位置で抱え上げる。


「勇者様との赤ちゃんよ」

「ちょっと、なにどさくさに紛れて、既成事実作ろうとしてんのよ」


 思わず跳びかかる魔術師。

ぽて。

手を離してしまい、服の裾から転がり落ちる枕。


 ぽてぽてぽてと、魔王の足元に転がる。

それを抱え上げる魔王。引きつりまくった表情だ。


「お、おじいちゃんだよ。べろべろばー」


 まおうはこんらんしている!

まじゅつしはこころのなかでつっこむ。


「や、やわらかいなー。うまれたてだなー」

「(低反発まくらだから当然!)」


「ぱ、ぱぱにそっくりだなー。おじいちゃんかなしいぞー」

「(それ、勇者様本人の一部だから!)」


「ちいさいなー。ぱぱはあんなにおおきいのにー」

「(そういや勇者様、4人で寝ても余裕で広い布団だから…。それに枕だから、布団よりは小さいし…)」


「おやー、なかないなー。えらいぞー。おじいちゃんはこわくてゆうめいなのにー」

「(確かに引きつりまくった顔はこわいぞ)」


「そうだ、きょうはおじいちゃんといっしょにねようなー。こもりうたをうたってやるぞー」

「(現実逃避する…いや、しろーっ。そのまま寝てしまえ! …って?!)」


 なんと、魔王は勇者様に潜り込んでしまった。

そのまま丸くなってしまう。


「現実逃避したな…」

「そうですわねー」

「あわれだにゃー」


「ま、待て…」


 すっかり忘れていた女騎士が待ったをかける。

黒焦げになっている場合ではない。


「どうしましたー? せっかくパパに私達の中を認めてもらいましたのにー」

「いや待て、よく見ろ」


 女騎士の必死の形相に、改めて見直す。

泣き濡れた魔王が、勇者様に潜り込んで眠っている。


「はっ」「あっ」「にゃっ」


 3人とも一斉に、大変なことに気がつく。


「パパ、娘の夫を寝取るなんて、なに考えていますの」

「ちょっと待て。だからアタシのものだ」

「それは後にして、魔王様を追い出すにゃ」


 なんだかんだ言いながら、協力して布団を引っ張る。

が、一斉に飛びついたため、勇者と魔王が絡まり合ってしまった。


「皆さん、離してくださいまし。わたくしの夫ですよわ」

「アタシのだ。ええい、筋力強化」

「にゃー、魔王様出るにゃ。ねこぱんちねこぱんち、ねこきーっく」

「忘れているようだが、勇者様と最初に寝たのは私だぞ…」


 3人が引っ張り合い、爪を立てられない布団猫が魔王にダイレクトアタック。

今ここに、最終決戦が勃発した。

魔王との戦いじゃないのかって?

いやいや、違うでしょう。

これは勇者様のハーレム決戦。それがたまたま魔王城であっただけ。

そう、負けられない女の戦いが幕を開けたのだった。


「ぎゅ、ぐえ。ぐるじい…」


 そして魔王様は、今まさに死に(ひん)していた。

いつの間にか勇者様争奪戦になっており、従者たちの頭からすっぽり忘れ去られてしまったのだ。

引っ張られる勇者。当然シーツもねじれ引っ張られ、魔王に絡みつく。


「く、くびが…」


 じたばたもがくも、勇者の弾力と耐久力は、弱体化した魔王の攻撃を余裕で受け止めていた。

魔法を使おうにも、首を絞められていて、呪文を唱えることができない。


「ぐ、ぐえぇ」


 しかも勇者の寝心地は最高。

一旦眠ったら、二度と目覚めなくなりそう。


「ぐ、ぅ…」


 そうだ、なにをまよっているんだろう。

かわいいまごにみとられるなんて、さいこうのしにごごちじゃないのか?


 最後の力を振り絞って、枕を掻き抱く。

うん、それ、酸欠。脳みそに血液が辿り着いていないよ。



 こうして魔王は、安らかに逝ったのでした。

しかし魔王は知らなかったのです。

冥界に待ち構えているものを…。


「ふふふ、まーおーうーさーまー。書類仕事が待っていますよー」


 でも勇者の正妻決定戦に比べれば、まだマシかもしれませんね。


「勇者様は私のものだ」

「わたくしですわー」

「にゃー」

「アタシにきまってんだろ」


 ハーレムエンドは、終わらない…。




《ステータス》

レベル:60(Up! 30->60)

職業:勇者

副業:カリスマ寝具・絞殺ヒモ(Upgrade!)・男の娘?!(Unknown!)

弾力:0.5

耐久:10000(Up! 1000->10000)

敏捷:0

知力:0

魔力:0

運:???


装備:白色の衣・ピンクのフリル・ハートの仮面・レースの紐下着(Upgrade!)


スキル:剣術レベル0・魔術レベル0・受け身レベル9999


特性:主人公補正・ニコポナデポ・秘められた覚醒・姫プレイ(魔王寝取られ)(Upgrade!!!)


仲間:女騎士

   布団猫

   大山脈の僧侶

   大平原で小さな魔術師


戦果:騎士見習いの少年の淡い恋心

   魔界四天王無条件降伏

   魔界四天王一方的撃破

   魔王絞殺(New!)


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