四十四話
15日に更新できなくってすいませんでした
今日はもう一話更新できたらな、と思っています
Hannaの日常
Hannaは服部半蔵は誰もが知ってる有名な忍者だろう
そして、その半蔵の親戚の子孫――遠いとはいえ、忍者の子孫であるHannaの日常は極々普通でだ
何か期待させたかもしれないが、そりゃそうだ。忍者なんて現代にはいないのだから
そして、なぜ急にこのような話になったのかというと別に休日はゆっくり起きるものである
Hannaがベッドから起き、時間を見ると9時27分
一般的には遅い時間だろう
メニューを開きアイテムボックスから服を選ぶ
パーカーに短パンというラフな格好である
服を着替えるのも一瞬で何とも味気ないものだが髪を整えたり、化粧をしたりしないのは楽である
現実では美容を気にして色々とやらなきゃいけないことがあるから味気なくとも楽と感じるのは仕方ないことだろう
Hannaが下に降りるとすでにSakiがいた
「あっハンナさんおはよう」
「おはようございます」
「飲み物は紅茶でいい?」
「はい、ありがとうございます」
そうSakiが言うと、アイテムボックスからカップと紅茶を取り出す
例によって紅茶はお菓子の国である
最初のころは飲み物はポーションぐらいしかないという地獄を今思い出すと恐ろしい
その後SakiとHannaの二人で会話してると途中からRedがやってきた
そして会話もそこそこに今日は一緒に買い物することが決まりました
昔は買い物は外にブルーシート的なのを広げているプレイヤーが多かったが、現在はそれぞれ店を持つことが多くなっている
いくつかの店を回り、安売りしているポーションをゲット
その後はお楽しみの服を買いに行く
「リサさん、います~?」
Sakiがそういうと奥から女の人が出てきた
【絵描き人】Risa
そのPS効果はデザインを変更することができる
女性たちからは絶大な人気を誇る生産者である
そして必然的に女性の買い物は長いものである
午前中から始まった買い物は午後まで続くのである
AKATUKIの日常
「アカツキ様、今日は一緒にデートをいたしませんか?」
「あっ、セシリアずる~い、抜け駆けはなしだよ~」
「セシリア、ユイ。今日は攻略に行く日でしょ」
SESIRIAとYUIが抜け駆けしようとしたところをERIがたしなめる
「抜け駆けはなしって話だよね。ね、ルウ」
羨ましそうな目で見ていたRUUにMisuzuが釘を刺す
そんな様子を苦笑しながら見守るAKATUKI
「さて、それでは攻略に行きましょうか」
そうしてAKATUKIが言うと全員がAKATUKIの周りに集まり歩き出す
そんな中でMisuzuがSESIRIAの腕を引き、小言で話しかける
「ねえ、アカツキ様って私たちにまったく手を出さないよね」
「ええ、結構誘惑してるのですけど……」
「誘惑って言葉は聞き流してあげるわ。それより、もしかしてだけど女性に興味なかったりするのかな……」
「まさか!? でもここまで私たちに手を出さないとなると……」
「そうなのよ、1年半一緒にいるのよ。それも美少女と言われるレベルの私たちが」
Misuzuの言葉はうぬぼれなどではなく周りの評価を聞いての話で、その容姿も100人いれば99人が振り返るレベルのものだ
それに性格も良い。そうでなければ攻略組の最前線にずっといることはできない
何人かがAKATUKIの寵愛を受けようと来たが、守られることを期待して近づく者か、途中で挫折するものがほとんどだった
前者はAKATUKIが珍しく厳しい口調で追い返し、後者の場合は最前線で活躍するAKATUKIの努力を身をもって知り、諦めて行った者だ
「ちょうど明日は攻略が休みだし、つけてみましょ」
そうして次の日、AKATUKIが出かけるのを待ってそのままあとをつけ始めた
「んで、なんであんたらがいるのよ」
「あなたたちが暴走しないようにですわ」
「私はその……別に……」
「楽しそうじゃん。アカツキ様が何やってるのかも気になるしね」
多少の文句が喉元まで来るが、そこは何とかこらえ尾行を開始する
最初は買い物現場を覗き、特に何もなく過ごす
次に向かったのは広場である
そこで向かい側から来たRedとYouがAKATUKIに声をかける
「まさかの三角関係!?」
SESIRIAが声話あげたところでRedとYouとAKARUKIは別れていく
RedとYouが一緒にいる所に偶然出くわし、少ししゃべっただけみたいだった
広場の移動販売店で少しの時間をつぶし再び歩き始める
そしてたどり着いたのがmakeの鍛冶屋だった
「まさかお爺ちゃんぐらいの年齢が……ストライクゾーンだったりするのでしょうか……?」
そして4人は愕然とするが、特に何もなく店を出てくるのを見てほっとする
そして歩いて行って人ごみに入ると姿を見失ってしまった
「しまった! ルウ、セシリア、ミスズ、ユイ。それぞれ散らばり、アカツキ様を探しますよ」
ERIの指示に従いばらけようとする直前後ろから声がかかる
「ミスズ、セシリア、ユイ、ルウ、エリ。何をやっているのかな?」
「えっとですね……これは……」
「尾行はずっとバレバレでしたよ。皆さん5にんが一度も僕をデートに誘ってくれませんでしたからこれは何かあるなって簡単にわかりました」
「ハハハ……」
「大丈夫ですよ。今日は僕がデートに誘うことにしましょう。皆さんデートに行きませんか?」
「「「「「はい!」」」」」
そうしてAKATUKIの日常は過ぎて行った




