三十五話
今回はちょっといつもより文字数少ないかな?
戦いは続き、ベルゼのHPはレッドゾーンまで下がっていた
他のボスにもあったHPの減少に伴う攻撃の変化などもあったので、楽な戦いではなかったが流石精鋭部隊というべきだろう
最初は小さく、戸惑っていた攻撃も迷いはなくなり、攻撃の鋭さは増している
魔法も普段使っている詠唱時間が短いのではなく、一斉に攻撃ができないのだから多少詠唱に時間がかかるやつのほうがいいとされていた
「皆さん、魔法お願いします」
Redがそう叫ぶとWs、Ryuukiを始めとした魔法職のプレイヤーがそれなりに高い攻撃を叩き込む
「もう一息だ、畳み掛けます」
その声をきっかけにラストスパートをかけていく
闇系の魔法や、しっぽや手などの攻撃もくるが、それをこす勢いで、ヒット&アウェイを繰り返した
「最後は拙者が決める“居合切り”」
Kanetuguが最後を決めようと、片手武器の中でも特殊な部類である【鞘】に同じく片手武器の【刀】収め、再び抜き放つ――直前に足を地面に引っ掛けてバランスを崩す
その隙に、Kanetuguの背中を使い高く飛び上がったZeroがナイフに闇を纏わせた状態で切りつける
それが止めとなり、ボスは足をつく
『くそが、だがしかし、城にて魔王様や、4人の兄者や弟が我の敵を討ってくれるだろう。お前たちに平穏な人生はないと思え』
そう言うとベルゼはポリゴン片となり消えていった
『モンスターの指揮官“第五の魔人 ベルゼ”の討伐を確認しました。これによりクエストは成功いたしました。参加者には報酬が添付されたメールが届きますのでそれにて受け取ってください』
『町を防衛せよの報酬です
経験値、金貨、アイテム5種が入った宝箱
イベント、街を防衛せよの“与ダメージ”7位報酬です
イベント、街を防衛せよの“第五の魔人 ベルゼ討伐”報酬です』
Youは、それなりに活躍していたから追加報酬までもらっていた
Sakiは与ダメージ3位 Redは攻撃防御回数6位Ryuukiも魔法ダメージ4位をとっている
ほかのAKATUKi、Zero、Wsや、一部の他のプレイヤーも特殊な追加報酬をもらっていた
そして、帰ろうとしていた時に突然メール着信の音が響く
『最も活躍していた主人公たち10人には特別報酬でボーナスステージに転移します
ボーナスステージ効果
モンスターレベルPTの平均レベル+30
経験値1.2倍
金貨1.2倍
ドロップ率減少
掲示板使用不可
念話使用不可
転移アイテム使用不可
つまりは君たちが予想より強すぎるからちょっとじっとしててね
じゃないと死ぬかもよ?』
そして地面に穴があく
Youだけでなく、Red、AKATUKi、Ws、Zero、666の地面にも穴があく
AKATUKIは咄嗟に飛び退き、666はZeroを蹴り、吹き飛ばしていた
RedはYouを突き飛ばそうとする。それより早くYouはRed突き飛ばした
「今回は俺の勝ちだな」
Redに向かってそう言うと、Youは落ちていった
666、Wsも同様に落ちていく
また、別のところではソロプレイヤーに助けられたVan以外の3人make、Sakura、YUUの3人も落ちていった
「お兄ちゃん!」
「ユー!?」
Saki、Redとほかの仲間の叫び声も虚しく落ちていく
そして、Youたち6人の主人公は落ちていくとある黒い迷宮来ていた
「不気味だな」
「ダンジョン名は【砦の隠し通路】となっておるのう」
「本当に掲示板も念話も、それだけじゃなくメールもできなくなってるぜ」
「通信手段は全て絶たれたみたいじゃの」
「6人だけ? 10人の主人公全員集合って聞いたのに残りの4人はどこなのよ?」
「レッドは俺が助けた」
「あの【厨二病】は俺が突き飛ばした」
「で、お主がこっちに来たことは不明だった【邪道勇者】でいいのかの?
「っち、その通りだよ」
そう言うと666は離れていく
「ちょっと待てよ、表示を見ただろ? 自分のレベルの30Lv上のやつまでいるんだ。PT組まないときついだろ」
その後、主人公たちが戻らぬまま1年の月日が経った




