三十二話
現在は19日の11時50分
イベントまで、残り10分となっていた
掲示板により、防衛2部隊
の組み合わせはこうである
第一防衛部隊
隊長を【先導者】Van、副隊長にRin
メンバーは〈赤の護衛隊〉、ソロプレイヤーや、問題を起こしてからお仕置きをされ、おとなしくなったGAILUを含む〈力の傭兵〉
第二防衛部隊
隊長を【女主人公】Sakura、副隊長に【英雄】YUU
その他の中小ギルドやFWO最大の大きさを誇る〈レギオン〉
精鋭部隊
【主人公】AKATUKIのPT、【王道勇者】Redの〈聖騎士団〉、【救世主】Youの〈暗黒騎士団〉、ソロプレイヤーの上位6人【厨二病】Zero、【賢者】Ws、Kanetugu、666、Black Cat
、KURONOSU
偵察部隊
Fonを含むソロプレイヤー6人
およそ3500近い部隊が二つと、24人の部隊一つ、6人PTが一つ出来上がった
この防衛戦参加者はおよそ7000人、現在の攻略組の人数より1000人ほど多い数となっている
残りの4万人は、途中で発見された町や村、ダンジョンなどにいるか、街に篭って出てこないプレイヤー、それと、戦闘職じゃない者たちが残っていた
「もうすぐだね」
防衛地点の門より少し離れたところに精鋭部隊に選ばれた24人がいた
先程偵察部隊がもんを出て行ったばかりで、門の前には第二防衛部隊が、もう少し行った所に第一防衛部隊がいた
そんな中で、Youの隣にいたSakiがそう声を漏らす
既に全員が集まっており、緊張した雰囲気に包まれていた
「だからお主はもっと緊張感を持てぬのか!?」
「うっせぇ、厨二病がバレてから、周りの生暖かい目が痛いんだよ」
「あんた等、どっちもうるさいのよ!」
訂正だ。一部を除き、緊張した雰囲気に包まれていた
Kanetuguの言葉にZeroが文句を言い、Misuzuが怒る
ほかの所でも〈聖騎士団〉の双子が独特な会話をしていたりした
「まぁまぁ、ミスズ。こういった雰囲気も楽しそうでいいじゃないですか」
「でも、アカツキ様ぁ……」
散々と文句を言っていたMisuzuをAKATUKIがたしなめる
そうすると、Misuzuは、少し涙ぐんだ上目遣いでAKATUKIを見る
どんな男でも落としそうな、その表情に、AKATUKIは流石としか言い様がない【主人公】の鈍感スキルによって、いつもどおりの表情をしていた
その一方で、RyuukiやRUUなどの真面目なプレイヤーは今も情報が変わりゆく掲示板を見ていた
その中の一人だったRyuukiが顔を上げると口を開く
「始まりました」
その言葉により、騒がしかった雰囲気も消え、各自メニューを開き掲示板を開く
時間が表示されている部分は12時丁度を示していた
掲示板の情報では
偵察部隊が最初のモンスターの集団を発見したところだった
モンスターは初心者の草原に居たもの10体が10箇所ほどで、連続で沸いているようだった
ソロプレイヤーの一人が広範囲魔法で攻撃したところ、一発で倒せたので強くはないようだ
予想でしかないが、最初のステージである、初心者の草原と強さは変わらないだろう
「どう思う?」
Youはあえて、Red、AKATUKI、ZeroとそれぞれのPTの代表に聞く
そして、その答えはYouの予想通りの答えとなっていた
「多分これからだんだん強くなるだろうねぇ、次はゴブリンの森って攻略してきた順に倒すことになるだろう」
「問題はサイドフィールドのモンスターが出るかだよな?」
「それだけではない。想像したくないが、今までのBOSSモンスターが出て来るかもしれない」
Red、Zero、AKATUKIの順に答えていく
そして、様々な予想をし、どうやって動いていくか細かく決めていた
掲示板でも3人と同様の予想が記されていた
おそらくは攻略してきた順だろう、強さは変わらない、BOSSが出てくる、再度フィールドはどうなるといった話だ
「BOSSの相手は恐らく俺らだ。役割はどうする?」
といった様に、You達はいつ呼び出しがかかってもいいように準備を整えておく
ここに居るものは全員が最前線で戦ってきた攻略組、その中でもトップクラスのものばかりだった
なので、準備も素早く終わり、4人代表によるの作戦会議も終え、いつでも動けるようになっていた
最初の出現から10分ほどが立ち、現れるモンスターがゴブリン系統に変わり、さらに10分後に3番目のフィールドのサハギン系統となった
今のペースでは10分ごとに1000体程のモンスターが現れているらしい
そして、ゴブリンからサハギンに変わる瞬間に、ハンター・スパイダーも取り巻きと一緒に現れたようだった
掲示板でYamatoから呼び出しがかかる
あらかじめ予想していた通りに、BOSSとの戦闘は精鋭部隊が受け持つことになった
「いくぞ、みんな」
Redがそう声をかけると、Youたち精鋭部隊もハンター・スパイダーのもとに向かった
最近、リアルの方が忙しく小説を書く暇があまり取れない……
しかし、5の付く日の更新は守るように頑張りますのでこれからもよろしくお願いします




