虚無主義
学習能力の限界を感じ
放心状態が身体に蔓延する
ここが俺の臨界点であるのか
これ以上の進歩は無いのか
進歩がないなら
内面性が変わらないまま歳を取るしかないのか
わからない
世界は分からない事だらけで
もはや自分自身についても
よく分からない状態である
世の中は驚くほど進歩の世界なのに
俺の内面の世界は
驚くほどに変わらない
変わらないのであれば
虚無主義になるしか道はないのだろうか
空は青く
海は広く
大地は雄大で
どこまでも世界は続いていくが
その世界に取り残された俺は
地を這いつくばるしかないのかもしれない