Gランク魔物一覧とその他戦力
・Gランク迷宮/獣轟の門
魔法公国/公都アンスール→ダエグ→辺境ギューフ付近にある。
Gランク冒険者以上を一般的に高位冒険者と呼ばれる。
しかし、その中でも二種類に分けられている。
上層踏破級・回転象の革防具装備=高位冒険者(仮)。
中層に居る暴風犀の革防具装備=真の高位冒険者。
○ 治せ草
・ハイポーションの原材料。
・青っぽい葉っぱが複数付いている。
○魔集草
・魔力ハイポーションの原材料。
・白っぽい葉っぱが複数付いている。
○パチパチの実
・眠気を取る木の実。
・物凄く甘酸っぱい。
・気付薬の原材料。
・ポーションで薄めて甘くし、モリモリの実と合わせると栄養剤にもなる。
・それなりの硬さだが生食も可能。
・大きさは、ラグビーボール位の楕円形の様な形。
○モリモリの実
・滋養強壮の木の実。
・物凄く甘い。
・甘すぎで頭がクラクラする。
・栄養価がとても高く、かなり硬いため生食はあまりお勧めできない。
・大きさは、ソフトボールからハンドボール位が果汁を絞るのにオススメ。
○元気百倍の栄養剤/スタミナポーション(調薬レシピ)
・ポーション(1本)+パチパチの実(1個)+モリモリの実(2個)で作ることが出来る(500ml)。
・効果は疲労感の回復と免疫力の上昇、虚弱体質の改善などが得られる。
・また、精力剤としても優秀であり、精力剤として使うなら原液のまま100mlを使用。
・通常の疲労回復なら10倍希釈にして、1日500mlまで使用を推奨している。
○上層
・強い日差しに乾いた土。
・草があまり生えていない高低差の激しい土地。
・まるでサバンナを彷彿させる場所。
ー上域ー
・起獣麒麟
筋力5万 生力12.5万
通常サイズ 全高10m(胴体は5m)
攻撃サイズ 全長20m(首5→15m伸びる)
通常時の鳴き声 MOー
激昂時の鳴き声 M゛O゛o゛o゛o゛o゛o゛o゛o゛o゛o゛o゛ッ゛ッ゛
首の長いキリンだが、首が伸び縮みする機能を持つ。頭は魔鉄をも砕く程の硬さがあり、首の皮が異常なほどに伸び縮みに向いている。首の骨はまるで鎖の様になっており、体内に上手く仕舞い込んでいる。
・分身縞馬
オリジナル 筋力3万 生力7.5万
分身体 筋力1万 生力2.5万
鳴き声 WAAAN WAAAN
凄い勢いで増える。
増える条件は、自分自身に危機を感じた時。
1体1体は凄く弱いけど、分身する時は一気に100〜500体に増加する。分裂した存在は、長い時間で食事をする事で存在が強固なものになり、次第にオリジナルと同じ様に分身する事が出来る。
ー中域ー
・影河馬
筋力7万 生力17.5万
鳴き声 BUuuu BUuuu MUuuu
体を水と同化させて移動するカバ。
迷彩では無く、身体が水で出来ている
ただし、川を見ると影が出来ており移動の際は水中に影が出来ている。スライムに近いが、水中でぶつかれば重量を感じる。
水属性に耐性あり、火は効きにくい。
斬撃には強いが、打撃にはめっぽう弱い。
・回転象 中域〜下域
筋力10万 生力25万
鳴き声 PAaaooon
縦回転に転がりながら突撃する岩石の様な象。
横からの攻撃には弱が、体幹が強く並大抵の攻撃では倒れない。
斬撃にとても強く、打撃にも分厚い皮で強い。
弱点は目や口、内側の腹などが柔らかい。
強靭な皮膚に、全高15mを超す巨大な体躯をしている。
回転象の革は、魔鉄よりも軽く丈夫であり、Gランク冒険者の防具に適している。
その強度は、下層級の魔物まで持つが属性魔力に弱い性質がある為、過信してはならない。
性能は、中層に居る暴風犀の革防具の下位互換。
骨はそこそこ硬い為、削って使えば下域位なら何とかなる。中層では、2,3回で壊れる消耗品ではあるが、鍛冶屋と冒険者の腕次第では、更に何体か倒す事も可能。
ー下域ー
・回転象
・両翼豹
筋力12万 生力30万
黒い体毛に赤い斑点模様、銀色で一対の翼を持つ豹の様な魔物。
両肩に自身の体と同じくらいの翼が生えており、加速と低空飛行など素早い動きで敵を捉える。
急加速からの引っ掻きと噛みつきは、まるで暗殺者の様に音もなく死角から繰り出される。
ただし急な減速は苦手としてである。
急加速である0→100は大得意。
急停止である100→0は超不得意。
回転象とは違い防具には向かないが、防具の中に着る服や靴、手袋などに向いている。
○中層
・真夜中の森林地帯。
・上層とは違い常に真っ暗闇の世界。
・ここでは、他の迷宮とは違い、上域や中域と言う区分が存在しない。
・一角獣
筋力15万 生力37.5万 魔力20万
凄まじく硬く尖ったツノを持つ白馬。
その角を粉にして煎じて飲めば、滋養強壮、虚弱・病弱体質の改善、難病の治療薬の原材料として用いられる。
ただし、怒り状態の時に体から炎が迸る。
炎を纏い、炎を吐き出す。
炎を纏った時のみ水属性が弱点。
革は防具にも使えるが、防具の中に着る服や靴、手袋、魔道具に使った方が優秀な素材。
高い伸縮性と魔力耐性がある。
・暴風犀
筋力15万 生力37.5万 魔力20万
身体から風魔力を放ち、身に纏いながら突進する犀。
地面や木々を削り取る様な風に、突進も加わってかなり厄介な攻撃をしてくる。
鼻のツノや頭は硬く、皮膚が分厚いので斬撃に強い。
その為に、魔纏撃の突進の際に発生する自損に耐えられる性能をしている。
並大抵の火では、逆に掻き消される。
風を纏っている状態で、下級はあまり効果がないが、通常状態ではそれなりに効果あり。
暴風犀の革は、回転象の上位互換とも言えるほどの強度と魔力耐性がある。
その為、Gランク冒険者にとっては、暴風犀の革で出来た防具を装備している事が、壁を越えられた真の高位冒険者である証みたいな認識である。
火魔法が弱点
風は耐性
土に強い
・穴掘土竜
筋力15万 生力37.5万 魔力20万
両手がスコップになっているモグラ。
斬撃、打撃、引っ掻きなどを行い、地中に潜って敵を嵌めてからジワジワと嬲り殺す。
この魔物の厄介なところは、自分達の危機になると地中に潜り、近くの魔物を刺激して連れてくる点
長期戦に強い為、早めの討伐を推奨する。
他の魔物とは違い、革は防具に向かず、肉も筋張っていて食用には向かない。
しかし、両手のスコップ状になっている骨はとても硬い。その硬度は毒鋼や麻痺鋼に二歩劣る性能で、Gランク下層級の魔物にも通用する。
ただし、個体差にもよるがどう足掻いても、片手剣程度の長さが限度。
水に耐性
風が弱点
・雪骸男
筋力15万 生力37.5万 魔力20万
人型と言うよりは二足歩行の大猿に近い見た目。
基本的に水を纏い、水を放つ魔物。
皮と骨の骸男に白い毛が全身から生えている。
激昂状態で水が氷に変化する。
通常状態(水)の時は
火に耐性
土が弱点
激昂状態(氷)の時は火と土が弱点になる。
暴風犀の様な防具にはあまり向かないが、外套やローブには向いている。単純な魔力耐性は暴風犀の革よりも高い。しかし、その分強度が低く、暴風犀の革よりは破け易い。
○中層の魔物の共通点
・中層の魔物は、全体的に3〜7mと上層の魔物達に比べて小さい体躯をしている。
・しかし、その分小回りが効く為、単調な攻撃が少なくより手強さを感じる。
・弱点属性でも下級魔法ならほぼ無力化する。
○下層
岩石地帯または溶岩地帯。
上空の空は赤黒い。
火山が爆発していたりする。
・天馬
筋力17万 生力42.5万 魔力30万
青白い見た目。
飛行可能。
上空から駆ける様に落下しながら突撃する。
風を纏える。
翼に風魔力を溜めて、暴風を放てる。
・獅羊蛇
筋力17万 生力42.5万 魔力30万
毒持ちの蛇→毒耐性がないと肉体が腐る。
瞬発力の羊→加速、跳躍に優れる。
火吹きの獅子→火を放ち、火を纏う。
・翼獅子
筋力18万 生力45万 魔力33万
とにかく硬い。
天馬同様に落下からの突進。
天馬以上の破壊力。
爪による斬撃、牙は並の防具では破られる。
土属性魔力。
ただし、天馬の様な飛行能力や加速力、減速力、翼での暴風などは出来ない。
完全近接系→天馬は近中距離。
風属性弱点
水属性に耐性
・三頭犬
筋力20万 生力50万 魔力40万
ボス手前・フィールドボスに値する。
火属性の頭、無属性の頭、風属性の頭。
下級ボール系とラジエイト系を放てる。
3属性同時は出来ない。
2属性同時は出来ない。
1属性を撃っている時は、他の頭は噛み付くや引っ掻き、体当たりなどを行う。
◯守護魔物
冥巨豚
筋力30万 生力75万 魔力60万
・豚の顔、単眼、蝙蝠の様な翼を持つ巨人。
・全長20m。
・俗に言うオーク
・翼獅子の革を身に纏いながら、聖鋼を彷彿させる生体武器である棍棒を振り回したり、地割れを起こしたり、雄叫びを上げて体を麻痺させる。
・巨体の割に速い。
・風属性を纏う。
・棍棒は、左腕を引き千切り棍棒に変化する。その棍棒は自由に腕へと戻せる。
・棍棒でぶん回すも良い、両手で戦うも良し。
◎ドロップ品と言うか、コイツの左骨は、冥骨石と言う魔物由来の鉱石。
冥骨石の硬度は聖鋼>毒・麻痺鋼>冥骨石>>魔鉄・魔鋼。
Fランク迷宮上層までがギリの硬度。
合金には向かない性質でとても重い。
左腕が棍棒に変化した状態だと骨としての性質が強くなり加工が出来ない。その為、武器加工するなら、左腕を戻した状態で倒す必要がある。
・自身の血を媒介に部下を生み出す事が可能。
・自己治癒能力がそれなりにあり、長期戦であればあるほど、戦闘が辛くなる。また、怪我をしても部下を食べる事で傷を癒す事も可能。
○部下:巨豚
筋力5万 生力12.5万
・全長5m
・四足歩行
火属性弱点
ーその他ー
○双頭の魔眼狼/個体名:オルトロン
筋力50万 生力125万 魔力100万
・Iランク迷宮の中層に捨てられていた人工魔物。
・弱点属性 風(魔眼が土属性な為)
・吸収効率最大 土。
・見た目や特徴。
①二頭狼だけど身体中に継ぎ接ぎ痕がある。
→頭は銀髪。
→胴体は青紫色。
→足は茶色。
→尻尾は緑色。
→血は青色。
②片目に一つずつ魔眼がある。
→赤い目と黄色、赤い目と緑色。
黄色が加重の魔眼。
緑色が浮遊の魔眼。
③発してある魔力が異常である。
→色んな魔力が、グチャグチャに混ざっている感じで、とても気持ち悪い。
・舌に魔力を吸収する細工あり。
→魔眼魔力を蓄えるため。
魔眼は、多くの魔力を使うため回復する手段が必須となる。二つの首にそれぞれ、魔力吸収のコアが埋め込まれており、魔力を吸収して蓄える。魔眼で魔力が消費されれば、コアから魔力が供給されて即座に回復。
しかし、土魔眼の属性上、風魔力は吸収出来ない為、避けるし口も開けない。
・体内に生力を魔力へ変換する仕掛けあり。
→ただし、生力が減る為、死にやすくなるからリスクも高い。
→優れた魔力感知なら、口の仕掛けから急激に魔力が増加する感覚を捉えられる。(ピカ、ピカ光っている)そして、胸から首を通り目に掛けて血管が浮き出て、魔眼から血が流れる。(強制魔力増強の後遺症)
・早急に口の仕掛けを壊す必要あり。
→魔眼の視野に入るのは危険な為。
ー賞金首ー
・犯罪者やお尋ね人などに掛けられる懸賞金。
・死亡(死体)と生捕(欠損・怪我含む)で金額が変動する。
・判定基準は、金額が支払われる騎士団で受け渡しした後で決まる。
①死体受け渡しは体の1/2以上が必要。
②生捕の場合、死体時の2〜3倍の懸賞金。
・基本的には、賞金首は死体で取引されるし、懸賞金も死体価格で表示される。何故なら、生捕は殺すよりも難しいし、生きていれば情報を得たり、罪を償わせたりと活用ができる為。
・賞金首引き渡しの場合は、契約書にサインが必要(金額を受け取らなくても必要)。
→間違えて引き渡した場合に、手続き含めて必要の為。
〜冒険者で例える〜
①Iランク級(山賊・盗賊等の下っ端)
低位冒険者。
死体一人当たり金貨5枚前後。
生捕一人当たり金貨10枚前後。
②Hランク級(山賊・盗賊等の頭領)
中位冒険者。
その領の騎士団出動の基準。
死体、金貨500枚。
生捕、金貨1,000枚〜。
③Gランク級上層(二つ名持ち数年・有名)
高位冒険者(仮)。
その国の騎士団本部出動の基準。
死体、金貨5000枚〜。
生捕、白金貨1枚〜。
④Gランク級中層以降(二つ名持ち・伝説)
真の高位冒険者。
騎士団と言う数では倒せない。
その為、高位冒険者が指名依頼される。
金額は冒険者の言い値に等しい。
○ケビナス・マックローネ/解体屋執事
・元冒険者でGランク(単独上層級)
・Iランク迷宮内に人を誘拐しては、拷問・強姦して魔物に喰わせるのを見るのが趣味な変態狂人。
・元々、どっかの執事家系だったらしいが、詳細は不明。
・ただ、行方不明の貴族令嬢を殺した事で罪が発覚し追われる身になった。
・クローディアの護衛の中で最強。
①死体:白金貨14枚/1400万ロブ/(1億4,000万円)
②生捕:白金貨30枚/3000万ロブ/(3億円)
・特徴的な笑い方「ムッホッホ」
・パッと見た感じ良いところの初老執事。
ー主人公達の大体の戦力変化ー
○Gランク迷宮上層踏破時
・フィデリオ
筋力15万 生力37.5万 魔力50万
・ルカ達
筋力13〜16万 生力32.5万〜40万 魔力20万〜26万
○魔眼狼戦後
・フィデリオ
筋力35万 生力82.5万 魔力130万
・ルカ達
筋力20〜25万 生力50〜62.5万 魔力40〜50万
○Gランク迷宮踏破時
・フィデリオ
筋力40万 生力100万 魔力150万
*ルカ達はまだ踏破していない。




