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プロローグ 1

そこは戦場だった


そこは屍の塔があった


そこは地獄だった


「フハハハハハハハハハハ‼」

そこには一人残虐な笑みで声をあげる一人の男がいた。

何を隠そうこの世界で勇者と呼ばれるにふさわしい実力を持った男である。しかしとある事情で彼は勇者でないのだ。

そして、彼は元々この世界の住人ではなかった。

話は少し前に遡る。


「あー、暇だ~。退屈だ~。死にそうだ~。何か面白いこと無いのかよ~。」

現代っ子にありがちなことを言いながら教室の机に突っ伏しているのは 有沢 ヤスヤ 高校2年生である。

「お前いつもそんなこと言ってるよなー」

「しょうがないだろ。ほんとに暇なんだから。」

「だったらもう少し真面目に勉強したらどうだ?」

ヤスヤに気軽に声をかけてきたのはヤスヤのクラスメイトで唯一と言ってもいい友達である 東條 光輝だ。

彼はいわゆるイケメンだった。クラス内だけにとどまらず他クラスからも人気がある。成績は常に上位、運動神経は抜群、人に対して常に誠意をもって対応する、そんな完璧超人だった。

一部の人間から(男子)ファンタジーから抜け出してきたのではないか?

と言われるほどである。

そんな彼が成績は中の下、運動神経はまあまあ、人付き合いは苦手(コミュ障)なヤスヤとつるんでいるのは訳があるのだか、、、

「そんなもん好きなやつがやってればいいだろう!!

俺はなぁ、やりたいことだけをやりたいんだ!」

光輝は呆れながら

「将来ニートまっしぐらじゃないか」

「そこはほら、どうにかなるだろ?」

「ほんとにお前はそれでどうにかしそうだよな」

「ははは、それが俺だから」

そんな下らない話をしながらもいつもの日常という感じがヤスヤは好きだった。




それがいつまでも続かないとわかっていながら、、、

リア充爆発!

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