表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/53

異世界コンビニ大ピンチ!儀式発動編

深夜のMidnight Mart 王都支店。

店内の光景は、いつも通りのにぎわいに見えた──スライム型客やドラゴン型客、信者たちは新メニュー「クリスタルツナマヨおにぎり」に夢中だ。


しかし、厨房の隅でひそかに進められていたツナマヨ信者の儀式は、ついに臨界点に達しつつあった。



---


光が店内を包む


信者たちがクリスタル豆を配置し、封筒の指示通りに呪文めいた言葉を唱える。

鍋の中のクリスタル豆が強く光り、店内全体に淡い光の渦が広がった。


ユウトはハッと声を上げる。

「光……増えてる!これ、やばいぞ!」


王女アリシアも異変に気づき、慌てて鍋から離れる。

「……これは、予想外でする!」


リゼリアは杖を高く掲げ、結界を強める。

「ユウト、客を安全な場所に!私と王女で封じる」



---


店内に広がる異変


光の渦は店内の棚や天井を包み込み、商品がふわりと宙に浮く。

スライム型客やドラゴン型客も、少し驚いた様子で止まる。


信者たちは儀式を成功させるために集中しているが、リゼリアの結界が少しずつその力を抑えていた。


ユウトは咄嗟にレジ横の安全な場所へ客を誘導する。

「皆、落ち着いて!すぐ安全な場所へ!」


王女アリシアも率先して客の誘導を手伝う。

「皆が無事であることが、最優先でする!」



---


ユウトたちの反撃


リゼリアは杖を振り、結界の光を強める。

「ユウト、王女陛下、私に続くのだ!」


王女アリシアは杖を手に取り、光の渦に向かって静かに唱える。

「皆の笑顔を守るため、力を貸すのでする!」


ユウトは厨房から飛び出し、信者たちの封筒を押さえつける。

「これ以上は許さない!」


光は少しずつ収束し始め、店内に平穏が戻る。



---


緊張の後の静けさ


儀式は阻止され、信者たちは撤退。

スライム型客やドラゴン型客も安心して動き出す。


王女アリシアは汗をぬぐいながら微笑む。

「ふふ、皆無事で何よりでする」


リゼリアは杖を下ろし、ユウトを見て頷く。

「……これで、今夜は一段落。だが、次があるかもしれぬ」


ユウトも疲れた息をつきながら、店内を見渡す。

「……深夜バイトって、いつもこうなのか?」


Midnight Mart 王都支店――

一晩の危機は乗り越えたが、店の平和はまだ長く続かないことを、三人は薄々感じていた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ