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スライム型おでん奪取戦!

深夜のMidnight Mart 王都支店。

店内はスライム型おでんの香りで満ちていた。

ユウトはレジの前で深呼吸する。


「……今日はもう平和だよな?」


しかし裏口から黒い影が忍び寄る。

ゼムナ商会の手下たちが、スライム型おでんを狙って侵入してきたのだ。


「ふふふ……今回は奪取作戦だ! 一切の妨害は許さぬ!」

ゼムナ会頭の声が響く。


ユウト「ちょ、ちょっと待って! またですか!? もう勘弁してください!」


リゼリアは杖を握り、静かに威厳を漂わせる。

「よい、これ以上の混乱は許さん。全ての攻撃を阻止せよ」



---


戦闘開始


ゼムナ商会の魔法手下たちが商品棚を浮かせ、店内を縦横無尽に動かす。

スライム型おでんも跳ね回り、客たちは大混乱。


王女アリシアは鍋を片手に、魔法でおでんを守る。

「私のスライム型おでんに手を出すでない!」


ユウトはレジ裏から必死に叫ぶ。

「王女様! リゼリアさん! 手加減なしで攻めてきてます!」


リゼリアは冷静に指示を出す。

「ユウト、客を安全な場所へ誘導せよ」

「王女陛下、鍋を動かさぬように!」



---


ユウトの奇策


ユウトはふと思いつく。

「そうだ、スライム型おでんを使って逆に罠を仕掛けよう!」


スライム型おでんを少し跳ねさせ、ゼムナ手下たちを誘導する。

跳ねるおでんの上に踏み込んだ手下は、ぷるぷると滑って転倒。


「うわあああ! おでんが……」

ゼムナ手下はもがきながら店内で転がる。


王女アリシアは楽しそうに笑う。

「ふふ、ユウト殿のアイディア、素晴らしきかな!」

リゼリアは微笑み、杖で最後の魔法陣を展開。

「これで安全だ」



---


勝利!


ゼムナ商会の手下たちは退散。

ゼムナ会頭も悔しげに呟く。

「次こそ……」


店内には歓声が響き渡る。

スライム型おでんは無事に残り、客たちは笑顔で食べ始めた。


ユウトはレジ前でぐったりしながらつぶやく。

「……もう、深夜バイトって言うか、戦場ですよね……」


王女アリシアは笑顔で言った。

「ふふふ、明日も頑張るぞ、ユウト殿!」

リゼリアは小さく頷く。

「次回も無事に乗り切れるとよいが……」


Midnight Mart 王都支店――今日も異世界戦争を制した平和な夜であった。

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