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3話~ボクと熊と欲求不満~

見てくれて有り難うございます。

更新は毎週日曜日までに二、三話投稿しようと思っています。


 マイク君が基本属性覇者だった事が分かった次の日。


「じゃあ行ってくる」

「早く行ってこい。」

「何でだよ?」

「いやあ、マイク君が居ると煩くて仕方がない」

「うるせー」


 今日はマイク君が領主の館に行く日だ。だから今日は朝からマイク君が居なくなるので、静かになると思う。


 あ、そう言えばマイク君が近くに居ない日は多分今日が初めてだ。一応いっておくけど、マイク君がボクを毎日見つけてその後何かする的な感じだから。

 別にボクがマイク君に付いて行ってるんじゃないからね!


「まあ、気をつけて行ってきてね」

「⁉…誰?」

「何だよ!心配してやってるのに、もう行ってこい!」

「ふふ、行ってくる」

「っ///笑うな!」

 





◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆







 今日はマイク君は居ないので、レベル上げしたい。

 理由としては、花を見ることが好きなナタリーよりレベルが低かったから、と言う下らない理由だが。


「父さーん、兎か何か狩ってくるね」

「え、なn」

 ここで話をすると、レベル上げが出来なくなるかも知れないから。すまない父さん。


 そして、今回の事は昼頃までには忘れていると思う。






◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆






「突き・極(中)」

_______________________________


突き・極(中)(拳闘術lv;2) 「無属性」


突き(中)の上位技

極めた突きをほどほどの力で放つ


_______________________________


「キュゥ」

 ふう、突き・極(中)で兎を狩れるようになった。突き・極(中)は、弱いのかなぁ?

兎なんて雑魚っぽいのに。


 で、今のステータスがこれだ。

_______________________________


NAME;ライム 女 5歳 人族

適正属性;火属性、風属性

反対属性;なし

JOB;村人

SUBJOB;


LEVEL 10

HP;75 (+250) 325

MP;75

STR;325 (+12) 367

DEF;35 (+6)  41

DEX;55 (+20) 75

AGI;105

INT;125

LUK;3

_______________________________

スキル 

農業lv,3 棒術lv,1 拳闘術lv;10(MAX) 魔闘術lv;10(MAX)

手加減lv;4

_______________________________

称号

女神の呪い 女神の祝福 転生者 マイクの嫁候補

_______________________________

装備

頭飾り [空]

頭   [麦わら帽子] 効果なし

首飾り [空]

上半身 [村人の服 上]  DEF+3

右手  [木の手甲 右]  STR+5

左手  [木の手甲 左]  STR+5

下半身 [村人の服 下]  DEF+3

右足  [空]

左足  [空]

_______________________________


 ボクのステータスの成長速度は相当速いらしい。

木の手甲は、父さんが使ってたのを借りてきた。


 て言うか、何でLUKまた減ってるの?

 後、マイクの嫁候補ってルイはまだ諦めてないのか?

 もう少ししたら帰ろう。


 グオォォォ!!


「っ、熊ぁぁ!」


 何で帰ろうとすると熊が出るんだよ!


「あっぶ」


 ドッゴーン!!

 熊がボクに向かって拳を振りかぶってきたがボクは直ぐ右に避けるが、代わりに地面が抉れてしまう。


「これはマジデヤバイ」


 ボクは手甲を構え熊と向き合った。


「いくぞぉ!」


 ガァァァ!!

炎纏拳(ファイアーハンド)!」


ボワッ

 両腕に炎を纏った。

「正拳突き・極!」

_______________________________


正拳突き・極(拳闘術lv;4)「無属性」


正拳突きの上位技

極めた正拳突き


_______________________________


 ドッゴーン!!!


 グアァァァァ

 熊が悲鳴のようなものを上げた。

「ふぇ?」


 何が起きた?

 何で正拳突き・極の威力があそこまでになったんだ? よく分からないけど、お腹空いたからお昼ご飯食べに帰ることにしよう。






◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆






 昼食後、ボクはナタリーと遊んでいた。


「ライムはこの花の名前覚えてる?」

「こ、この花も綺麗だけど、君の顔も素敵だよ~」

「うん。で、この花の名前は覚えてるの?」

「今見ている花の名前はボク達はまだ知らない」

「忘れたのね」


 むー、精神男のボクなんだから、忘れたっていいじゃないか。ボクは、花見てるんだったらマイク君と何かしている方がましだったよぉ


「またなの、何時になったら覚えるのよ貴方は」

「忘れるものは仕方がないじゃないか」

「これは、麻痺花よ。これの球根を食べると痺れるから麻痺花なのよ」

「はいはい?」

「覚える気あるの?」

「そりゃ勿論n」

「ないのね」


 ホントにナタリーは花の事になると性格が変わるね。はあ、これが残念美少女って奴か、初めて見た。


 え、お前が言うな?

 そ、それはあれだよ。

 あれはあれ、それはそれ。ってやつダヨ。

 お前の方が残念だトカイワナイデネー


「何か好きな植物と課無いの?」

「それくらいはあるよ!」

「えっ、ごめん!それで何」

「ふっふーん、ジャガイモだよ」


 えっ、ちょっと待ってなんでそんな憐れんだ目でこっちを見てくるの⁉


「そうね、ライムはそういう娘だったわね」

「な、何でため息をつくの?」


 なんか、ボクがマイク君にしてる事みたいなことになってるけど。


「強く生きてね」

「ほえ?」

「うん、じゃあまた」

「えっ、ちょっと!何で帰るのさ⁉」





~ナタリーの気持ち~


「ふっふーん、ジャガイモだよ」


 ライムがそう言った。

 えっ、ちょっと待って。

 ライムって頭結構いいよね?

 どういうこと?

 ライムって天然ってヤツなの?


「な、何でため息をつくの?」


 何かおろおろしてるんだけど。ヤバイ可愛すぎる、抱き締めたいよぉ。ライムに言って認めて貰えるかな?

 あっ、鼻血が。

 もう何でもいいから


「うん、じゃあまた」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~






◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆






夕食時。


もきゅもきゅ


 うーん、パンが固いよぉ。お米たべたぁい。香辛料が欲しいよぅ。醤油もほしぃ。豆腐が食べたいよぉ。


「ライム」


 お味噌もほしぃ。

 あっ、マイク君帰ってきてないけど大丈夫かな? ってこの思考はヤバい! ルイの良いようにされてたまるか!


「ライム!」


 うおぉ、急に人の耳元で大声出すとか何なんですか?


「煩い」

「煩いって、返事してなかっただろ」


 およ? ホントに聞いていないみたいだ。


「まあいい、今レベルは何だ」

「今は十だね」

「もうそんなか、じゃあ来週マイク達と街に行って、JOBを変えるぞ」

「別にこのままじゃダメなの?」

「JOBを変えると手に入るスキルもあるからな、出来るだけやった方がいいぞ」


 へえ、じゃあ魔法使いとかになったら、魔法が使えるようになるのかな。


「父さんは何のJOBなの?」

「ん?俺は農夫だな。農業がやりやすくなる」

「へえ、ボクもそれになった方がいいの?」

「いや、別に自分のなりたい奴になったらいい」

「ふうん、まあ考えておくよ、来週だしね」


 ボクは魔法使いになりたいなぁ。

 魔法なんて前世じゃなかったんだから、憧れるよぅ。

 魔法使って無双してみてもいいかな。

 あと、マイク君は何のJOBに就くんだろう? まあ、考えなしに適当に決める姿以外ボクには想像できないけどね。


 ボクはこうして夢想していった。

 しかし、この日のボクの考えが無駄になると分かったのは、職業神殿だったが、この時のボクはそんなことを知らずに、2,3時間考え続けていた。













またこのパターンか、と思ったでしょう。

実は、今回は嘘じゃないんですよー。

引っかかった人はムププw早とちりしすぎだよー。

前回と同じく最後の部分で不愉快に感じた人が出た場合は消します。

ライム達の頭の良さは

ライム>ナタリー>>>マイク君

的な感じです。

ただ天然度は

ライム>>>>>ナタリー=マイク君

こうなっています。


 見てくださってありがとうございます。

 良ければ、ブックマーク、評価、アドバイスなどをしていってください。

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