2話~ボクと適正属性と基本属性覇者~
前回、4000字くらいで書くといったな。
あれは嘘だ。
すいません。
自分の文章力がなさ過ぎて3500字くらいになってしまいました。
マイク君をロイ君に押し付けた次の日の朝、ボクは家で父親ことカインと、母親ことエルと朝食を食べていた。
「ライム、またマイク君を置いて行ったって?」
「そうらしいですよ」
ハア、またこの会話。
実は、ボクとマイク君が戦った翌日には絶対にこの会話の流れになる。何故かというと、昨日のようなラッキースケベを必ずする。こちらとしては、たまったものではないが一概にマイク君が悪いとは言えない、ボクの運が低すぎるからね。
で、この後は絶対に叱られるはず。
「なんでライムは、毎回毎回こうなるんだ?」
そんなの知らないよ、僕だって聞きたいよ!
「胸に倒れこんできたから、殴って逃げた」
ボクは毎回毎回しっかりと起きた事を説明しているのだが
「はあ、毎回毎回そういう事ばっかり言って、噓をつくならもっとうまいことを言いなさい」
こういうことを毎回言われる。
「むう、ボクは毎回真実を話しているんだよぉ」
「はいはい、わかってるよ」
「信じてないじゃん」
「あっ、そういえば今日アレがありましたよね」
ん?
「おお、そうだったな」
「アレって何?」
「「秘密」」
教えてくれたっていいじゃないか。まあ、他の人から盗み聞いたけどね。
この村では5歳になると、広場で適正属性を調べるらしい。この適正属性は結構重要で適正属性以外だとMPが2倍で適正属性の反対の属性を使うと3倍消費するらしい。まあ、ボクには何属性があって何属性がないのかとかは分からない、多分。火、水、地、風ぐらいはあると思う。
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「じゃあ行くか」
「はい、行きましょう」
母さんが合いの手しかしていない気がするのは気のせいか?
「おはようございます」
父さんがマイク君の両親と会話している。
なんかライムを嫁に~とか不穏な会話が聞こえるが気のせいだと思う。
てか、思いたいよぅ。
こんなことを考えていると、マイク君がやってきた。
「ライム―」
「はいはい、何ですか?」
「何で俺が話そうとすると面倒臭がるんだよ‼」
いやいや、沢山あるでしょうよ。
例えば、バカなこととかラッキースケベとかラッキースケベとか。
およ? ラッキースケベの割合が多いな。というか話を戻そう。
「胸に手を当てて自分に聞いてみてください」
「こうか」
そう言うと、マイク君は自分の胸に手を当てて「俺、何でライムに面倒臭がれるんだ?」とか、目を瞑って言いだした。もう、ここまで馬鹿すぎると手に負えないよ。
「何もわかんねぇよ」
「そういう事を言ってるんじゃないよ‼ てか、本題はなにさ」
「そうなのか。本題はえーと、そうそうなんか父ちゃんが俺の嫁ライムでいいか?とか聞いてきてよくわかんなかったから聞いてみt「ガシッ」aうぇ?」
「それは本当か」
と言ってボクは殺気を込めた眼(思っているだけ)でマイク君を見つめた。
「うん」
「これはルイ(マイクの父親)の惚け爺を去勢しにいかないとな」
「それで嫁tt「ガシッ」」
「絶対に拒否してね」
「えっちょ」
「早く行って、殴るよ」
「い、行ってます」
なんだい、マイク君はボクの殺気を込めた眼(思っているだけ)よりも殴るほうが怖いのかい。
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~マイクとルイの会話~
「父ちゃん」
「なんだ」
「ライムが嫁は絶対にダメだって」
「いいかマイク」
「?」
「男っていうのは時に強引にしたほうが持てるんだぜ」
「うん。あとライムが父ちゃんのこと去勢するとか言ってたよ」
「えっ」
「じゃあ」
「えっまっ」
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~ライムとカインとエルの会話~
「父さん」
「なんだ」
「マイク君がボクの婿にって話は誰がしたの」
「俺たち2人だが?」
「そうか、なら死ね‼」
「「えええ‼」」
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ふう。
広場につくまで滅茶苦茶疲れた。
え? 去勢は言い過ぎ?ふざけるな!男に犯される、体女の精神男の気持ちを考えてくれ、ボクはホモじゃないので気持ち悪いとしか感じない。
あ、ホモの人の考えは聞いていません‼ っと話を元に戻すよ。
ボクたちは広場に来ているよ。
広場には同年齢の女の子が一人と、中央に僧侶服を着た人と水晶玉が置いてある。少し遅れてきているのでボク達もすぐに女の子の横に並んだ。
「おはよう」
「あっおはようございます」
この女の子の名前はナタリー。大人しい性格の子で、清楚系美少女だ。
活発系美少女のボクとは反対だね。
ナタリーはいつも花を見たりするらしい。ボクは花なんて良く分からないし、分かっても多分花より団子になっていると思う。そのせいでかボクのほうが頭はいいのに、アホの子扱いされる。
て言うか、主人公はボクだよね? 何かマイク君の方が主人公っぽいんだけど。幼馴染み2人が美少女ってどんだけリア充なんだ‼
あれ? 眼から塩水が。
適正属性は水晶に触ると光って、その光の色で分かるらしい。赤色が火属性。青色が水属性。茶色が地属性。緑色が風属性。が分かる、ただこの水晶では、基本の4属性しかわからないので、偶に4属性以外しか持っていなくて分からない人も居るらしい。
でも、街に行ってギルドで詳しく測って貰えるらしい。
「これから適正属性を調べる、右から順に来なさい」
右から順だと、ナタリー>ボク>マイク君になる。
「はっはい」
「ではそこの水晶に触って」
ホワァ
ナタリーが触った水晶は緑色に光った。
「緑色光ったので風属性ですね」
「次の人」
「はい」
「では触って」
ホワァ
ボクが触った水晶は茶色に光った。
「茶色に光ったので地属性ですね」
「次の人」
「分かった」
ホワァ
「「は?」」
ちょっと待て何故めっちゃ汚い色してるんだよ! まさかの全属性なのかい!
「え、コホン、色からして全属性ですね」
やっぱり全属性だったよ! もうどっちが主人公か分からないよ。
「この子の親は誰ですか?」
「はい」
ルイと僧侶服が話し出した。
聞いた話的に、領主の館に行ってこいって話だった。あのラッキースケベ野郎がここまでな事になるなんて。はあ、あいつは疫病神か何かなのか?
「えー、これで終ります。尚ステータスに適正属性と反対属性が書かれている筈です」
やっと終わったー。もう帰りたい。
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NAME;ライム 女 5歳 人族
適正属性;火属性、風属性
反対属性;なし
JOB;村人
SUBJOB;
LEVEL 3
HP;50 (+250) 300
MP;50
STR;300
DEF;10 (+6) 16
DEX;30 (+20) 50
AGI;80
INT;100
LUK;6
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スキル
農業lv,3 棒術lv,1 拳闘術lv;10(MAX) 魔闘術lv;10(MAX)
手加減lv;4
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称号
女神の呪い 女神の祝福 転生者
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装備
頭飾り [空]
頭 [麦わら帽子] 効果なし
首飾り [空]
上半身 [村人の服 上] DEF+3
右手 [空]
左手 [空]
下半身 [村人の服 下] DEF+3
右足 [空]
左足 [空]
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ん?
あの茶色は単色じゃなくて複合色だったの⁉
分かりにくいわ!
てか、ビミョーにLUK下がってるよ! どれだけボクは、マイク君にラッキースケベされなきゃいけないんだよぉ。
「ライムー」
「ん?」
「ヴァドラ―男爵って何?芋かなんかか?」
「馬鹿っ、ここら辺の領主様でしょ、芋なんて言ったら捕まえられるよ!」
「なんで?」
「領主様は貴族でしょうが!」
はあ、マイク君と話すと疲れる。
「明日、その、芋男爵? の館に行くらしいんだよ」
「ヴァドラ―男爵ね、あとよかったね、もしかしたら貴族様の養子になれるかもしれないじゃん。」
「ふ~ん」
いや、ふ~んって。
君から聞いてきてその態度は覚える気がないね。
「じゃあね!」
「バイバイ!」
この日を境にマイク君とは合わなくなった。
的な感じのことは起こっていないよ!
引っかかった人は、ムププw、早とちりしすぎだよぉ。プークスクスw
見てくださってありがとうございます。
最後の所でムカついた人とかがコメントで出たら消す予定です。
ライムの殺気を込めた眼は、周りから見ると普段より可愛く見えます。尚この事は本人は気付いていません。
良ければ、ブックマーク、評価、アドバイスなどをしていってください。