2、確かあの公園だったよね
何度も何度も通った。
君に会うために。
でもさ、やっぱり世の中にはかなわない恋もあるんだね。
僕の恋は無謀なのかもしれない。
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僕はそのまま澪さんと時を過ごした。
辛い学校のことなんて忘れて、めいっぱい話した。
家のこと、勉強のこと、趣味のこと…。
ただただそれだけを話した。
翠「っあ、あの…僕ばっか話しちゃってすみません…澪さんの話も聞きたいです。」
澪「え~、もぉ…そんなの気にしなくてもいいのに。」
澪「…私の話は君にはつまらないからさ!いいのいいの!」
なんて流されてしまった。
翠「とはいっても…僕友達いないですし、もう話すことが…。」
澪「いるじゃん!」
そういって自分のことを指で指す彼女。
翠「いや…それはそうですけど…。」
澪「じゃあ、私が君の友達第一号だね!」
そしてまたにこっと笑って見せた彼女。
僕はなぜか胸騒ぎがした。
風に吹かれる林のように。
澪「…私なんか変なこと言ったかな…?」
翠「ううん。全然。」
澪「そう?だったらよかった!」
翠「…もう日が暮れそうだね。」
澪「そ、そういえば!学校大丈夫なの?」
翠「え?あぁ…うん。まぁ、何とかなると思う。親は僕が極度の人嫌いなの知ってるし。」
澪「だったらよかった!」
翠「…ねぇ、明日もまたここに来てくれる?」
澪「うん。もちろん来るよ!君は?来てくれる?」
翠「来るよ。…澪さんと話してると楽しいから。」
澪「ほんと?うれしいなぁ。じゃあ、ほら約束ね!」
そういって小指を差し出す。
その小指を結ぶように指切りをした。
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でもね、僕まだあきらめてないんだ。
もし君が今旦那さんがいて、子供もいたとしても。
おばあちゃんになって、お孫さんがいたとしても。
僕は絶対にあきらめないよ。
僕がこの世で一番好きって思えた人だから。
君のことが大事だから。
なんかすくなくてごめんなさい。
結構自分なりに試行錯誤しながら書いてるので許してください…。
二話も読んでくれてありがとうございます。
そんな読者様が大好きでございます。
そういえばなのですが、こんな私とリレー小説とかしたい方いませんか…?
一回やってみたくて…。
(てかその前にリレー小説とかおっけーなのかな)
まぁ、あとで確認しておきますが…w
今日はこの辺で。