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1話 雨

1話 雨

・・・そういえばさ。

男が。

この前なんだけどさ。

夜に。

・・・雨の日。

高層ビルの、高層階の、都会の。

・・・元気だったか?

大空が見える。明るい街。キレイな景色。人、車、木々。

俺は・・・良い日だったよ、いつもと同じだけど、エクスカリボルグと、居たよ。

1室、開けた景色、一面の窓ガラス。そして、男は言ったが。

・・・そうだね、まず、何から話そうか・・・。

遠目に見えた景色、男の居る1室までのアップ。

・・・雨、話していいかな?

男は、今日の話題を決定した。

まず、雨の話の前に、大気中の水蒸気の話が必要だ。エクスカリボルグも、そう言ってるよ。そうだよな。

男は、予備知識を語り始める。

大気中の水蒸気は、冷却されると、大気中に含みきれなくなって、水滴になるんだ。上空は寒い。上空程、沢山の水滴が作成されて、それが雲だ。限界を超えた大きさ、重さの水滴が、雨だ。・・・ここまで、良いかな?

男は、嬉しそうだ。さらに、予備知識は継続。

大気中には、雑多な物質があるんだよ。コロナウイルスでたまに言われたけど、エアロゾルとか、エーロゾルとか、言うやつ。冬に、屋外で息を吐くと、白くなるけど、あれは、呼気の水蒸気が、冷却で大気中に含みきれなくなって、エアロゾルと結合して、見えるようになった・・・ってこと。

男の予備知識は、これで終わった。

ここまでで、ほとんど今日の話は終了だ。ありがとな。あとは、細かい話になる。いいか?

男は、了承された。

細かい話は、まず、いわゆる、にわか雨。短期かつ急激な、特定の雨の事だ。一般の雨と区別された単語があるというのは、雨の重大さを思わされるよな。

男は、景色を眺めながら、発話を継続。

次は、降水量の話だ。あれ、一般的には、1ミリメートルに、どれくらいの水が貯まるか、という話だよ。実は、俺もそれ以上の話はよくわからないんだけどな。ま、そういうエクスカリボルグも、悪くはないよな?

男は、にこやかだった、そして、良いとされた。

雨は、良い面、悪い面があるんだよ。君のエクスカリボルグに、良い影響があればいいけど。

男のエクスカリボルグは、この時、幸せそうだった。

まず、湖とか、地下水に良い。次に、農業に良い。雨は、自然に良いよな。

男のエクスカリボルグは、男に知識を吹き込む。

逆に、過多は洪水だ。海抜ゼロメートル地帯とかの話だな。それで、過少は干ばつ。やっぱ、過多と過少はダメだ。全部だけどね。

男は、エクスカリボルグを片手に、眺めながら、最後の話を始めた。

ふふ・・・今日は、ありがとな。最後だけど、雨はまあ、気象学で研究される。あとは、詩的表現される。大好きな雨なのになぜか今日は冷たくて、なんて聞き覚えがあるかもしれないけど、一時的な悪さとか。海まで巡る事を想定した時の、最終的な良さとか。まあ、特定の状況を表す時、よく使われるんだよ。

男は・・・。

画面は転換。夜空、夜の都会の街並み、高層ビルのエントランス・・・そして、エクスカリボルグ持つ男の居る1室。

・・・そのあと、どうなったかって?それはね・・・。

男は、エクスカリボルグを指差して、こう告げた。

・・・ここにあるんだ、君は、わかるだろ?


-雨-

・大気の水蒸気は、冷却の過多で、大気に非含有

(それが大気の雑多な物質(エアロゾル)と結合で、雨粒)

(上空は巨大雨粒(雲)過多)

・降水量。原則ミリメートル辺り

・にわか雨。短期かつ急激

・良。農業 湖 地下水

・悪。洪水(過多) 干ばつ(過少)

・詩的表現。最終的良 一時的悪 特殊状況

・気象学的


1話 雨 終



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