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ウトウト

作者: タマネギ
掲載日:2023/05/15

山間の病院に行くのに、

早めに電車に乗った。

時間なら潰れるだろうと、

とりあえず乗り込んだ。


眠くてしょうがなかった。

昨夜もずいぶん遅かった。

日付が変わってから

眠るのは止めなきゃね。


電車に揺られて、

ウトウトしていると、

どこかの知らない町へ、

行ってしまいそう。


温泉街に行く人たちが

外の景色を眺めていた。

笑ってはいないが、

楽しそうに見えた。


マスクを、してたり、

してなかったり。

ほっとできるように

なったんだな。

 

夢を見たわけじゃない。

電車は温泉街に向かってる。

途中で降りて山の上。

病院はそこにある。


やっぱり、眠くてしょうがない。

昨夜は遅くて今朝は早かった。

無理して守って、

無理して暮らしたなぁ


空は晴れているけれど、

端っこに灰色の雲がある。

晴天ではない、曇りでもない。

日差しが車窓を照らす。


そうかと思えば、

青い空から雨が降り出した。

車窓に雨も当たっている。

通り雨やと、声がした。


山間の天気だから、

変わりやすいのだろう。

降りる頃には止んでくれ。

願いつつ、またウトウトする。


ウトウトしながら、

治療のことは忘れていた。

温泉街に行く人たちが、

楽しく過ごせるか、気になった。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 情感があって、なによりも優しさに溢れています。受け取るものを大事にしたい詩です。
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