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遺産相続   作者: たか
復讐編
17/24

幕間

三十分––––。

男は腕時計を確認する。

––––三十分俺から連絡がなかったらお前はエレベーターで三十階へ上がってきてくれ。

男は充から言われた言葉を思い出す。電気室に転がっているボディーガードの死体を蹴り、道を開ける。男の鼻腔に死臭が漂う。

何もなければいいが……。

男の頭に一瞬充が奴らに返り討ちに遭っている光景が映る。そんな事はないと考え直した。そして、エレベーターのドアを開け中に入る。運命のエレベーターが上昇し始めた––––。

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