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パタン・・・・・・・
部屋のドアを閉めた。
取りあえず
手荒いうがいをして・・・
ソファーに座ると
我慢してた涙がポロポロ・・・
「何泣いてんの?」
隣から声が聞こえた。
泣き顔のまま顔をあげると
心配そうな顔したユーちゃんが
あたしの顔のぞき込んでた。
「あたし・・・つながんない・・・
無理・・・」
きっと意味不明に聞こえる言葉を
やっと吐き出した。
「あんなのイヤ・・・
男なんて嫌い・・・」
ユーちゃんは黙ってあたしのおでこと
自分のおでこくっつけてた。
そして、この前みたいに
優しく胸に抱き寄せてくれた。
・・・・
なんか、ホッとする。
そう思ったら涙も引いた。
しばらくして、
「あんた、バカだなぁ・・・」
しみじみ言う。
「ちょっと休むとこっていったら
普通はそう思うもんだぞ。」
「そうなの?」
びっくりしてあたしが聞くと
「そうなの。
迂闊にそういうこと口走るんじゃねーの。」
「へーえ。」
あたしは、雅人さんに悪い事したのかなぁ。
「で、あたしはどうしたらいいんですか?
先生?」
先生と呼ばれてユーちゃんは
「おい!」
っと、こけそうになっていたが
「素直に言うのが一番。」
って、ニッコリ笑った。
素直にって・・・
一緒にご飯食べるのはいいけど
あたしにさわらないでって?
それはまずいでしょ・・・
いくらあたしでも分かるって。
「さわらないでっていうのが本音なの?」
ユーちゃんが真面目な顔して聞いた。
「・・・うん。何かイヤなの。
怖いし・・・・」
・・・・・・・・・・・・・
「俺の時もそう?
んなことねーよなぁ・・・」
そういえば・・・
「っていうか、ユーちゃんは
人間じゃないんでしょ?
天使だから
下心とか無いんでしょ?
だから大丈夫だったのかも・・・」
ユーちゃんが苦笑い。
もしかして、これも
言っちゃいけないこと?
「そんなことねーけど・・・」
いつか、あたしは
ユーちゃんのおかげで笑顔が戻った。
しかし、ユーちゃんって
不思議だな・・・
謎がいっぱい。




