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あたしの天使  作者: みほ
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「はい、俺も!」


ユーちゃんは、アーンってしてる。


「自分で食べてよね。」


「やだ。」


そんな事言われても・・・


そんなことしたことないし・・・





「溶けると食べにくいんだぞ~。


早く~!」


ねぇ・・・


誰もそんなことしてないよ?


「ばれた?」


にゃはははって笑うユーちゃん。


おい!





「まあいいじゃん。一緒に食べよ。」


ユーちゃんはそう言って、


自分ですくって一口食べた。


!!!


Σ(・ω・ノ)ノ!


声にならない叫び。


あたしの視線に気付いたユーちゃん。


「あ、これ?


食べちゃった・・・」


って、ニコッ。





もうだめ・・・


あたしは顔が真っ赤。


「あー、赤くなってんの~。


今時珍しいなぁ。かわいい♪」


思いっきり遊ばれてる?


からかって楽しんでる?





「もう帰る!」


溶けかけたアイスが泣いてるみたい・・・


ほんとに泣きそうな


あたしの顔見て


ユーちゃんはシュン・・・





「ごめん・・・怒った?」


怒ってない。悲しいだけ・・・


「また、人を悲しませちまった・・・


俺、幸せにしなきゃなんねーのに・・・


また、0点からやり直し・・・」





その言葉を聞いて


ぷっと吹きだした。


そうだった、こいつはポイントを集めるため


あたしの所に来たんだったっけ。


そう思うと


不思議なんだけど何だか笑えてきた。


もうなんでもいいや。


変なヤツに取り付かれたみたいだけど


悪気はないのかもしれない・・・





「あ、悪気なんて欠片もねーからぁ!」


必死で言うのがおかしくて


「溶けちゃうから食べなよ。」


って、言った。


「いいの?」


「いいよ。自分で頼んだくせに。」





さっきまでシュンとしてたのに


ほんとに嬉しそうに


パフェを食べ始めた。


あ・・・またそのスプーン・・・


ま、いっか・・・


あたしが食べるわけじゃないから。






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