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あたしの天使  作者: みほ
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2

あたしは変なヤツを知らんぷりして


一回外に出ることにした。


管理人さんにカギを変えてもらおう。


で、一緒に変なヤツを警察に・・・





「管理人さんなら出かけて留守。


あ、俺、警官には見えねーから。」


ん?あたしの心を読んだ?


「その通り。」


うそ・・・何で分かるのよ・・・


「だからぁ、俺は天使だって言ったろ?


あんたの心ぐれー読めるっつーの。」


あたし夢見てんのか?





何か変なお化けにでも取り付かれた?


「俺、お化けじゃねーし。


失礼な事言うな!」


何も言ってないけど・・・


「で、そのコンビニ弁当さめちまうけど


くわねーの?」


あ、そうだ、お化けは取りあえずほっといて


ご飯食べよう・・・


「だから俺、お化けじゃねーって・・・・」


ぷーっとふくれて


あたしのベッドに腰掛けて足ぶらぶら。





半分くらいお弁当食べて


ふと顔あげると


さっきのお化けはいなかった。


あたし疲れてんのかなぁ・・・


お箸を置いてお風呂に入る。


お風呂から上がると冷蔵庫から


ビールを出した。


プシュ。


缶を開けて、テーブルに向かうと


うわぁ!


出た!





「あんた、弁当残すの?


もったいねーからちゃんと食えよ。」


「いったい何なのよ。


あたしに取り付かないで!」


あたしが必死になって


追い払おうとしたら


そいつ、けらけら笑って


「俺、化けてもねーし


取り付いたりもしてねーから


安心しろ。」


信じらんない・・・意味分かんない。


「ほんとにあんた誰なの?」


「俺?ユースケ。天使のユーちゃんと


みんな呼んでるぞ。」


誰が呼ぶんだよ・・・


心の中でつっこんだら


「あー!天使を疑ってんなぁ。


ひでぇー!!!」


・・・・・・


そんな天使いるかっつーの。



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