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連休まっただ中というのに
今日も朝からぐだぐだのあたし。
今日は天気も良くなさそうだし
一日寝てるか・・・
「そろそろ起きろぉ~!」
目を開けると
ぎゃぁ!
ユーちゃんのどアップ。
「なによ!びっくりするでしょ!」
へへへ・・・って、笑ってるユーちゃん。
「とりあえず着替えて。ほら、早く!」
ユーちゃんは手を引っ張ってあたしを起こした。
「今日は寝てるの。」
「だぁーめ。もうすぐ出かけんだから。」
「出かけないよ。」
「いいからいいから♪」
もう・・なんなのよ・・って思いながら
服を着替える。
ふーってベッドに腰掛けたら
ケータイが鳴った。
「もしもし?真希?
今日、何か予定ある?」
優子だ。
「いや・・・別にないけど。」
「良かった♪
この前の雅人さん覚えてる?」
「だれ?それ。」
「一緒に仲良く飲んでたでしょ?」
そう言えば・・・・
隣にずっといた人がいたなぁ・・・
ふーん、雅人って言うんだ。
初めて知った・・・
「で、雅人さん、もし良かったら
今日、遊びに行かない?って。
行くって、返事していいよね?
真希のこと気に入ってるみたいだから
チャンスじゃん!
じゃ、後で迎えに行くからね。」
「あ・・・ちょっと!」
あたしの返事も聞かずに
優子は電話を切ってしまった。
あーーーかったるい・・・
めんどくさい・・・
家で寝てたい・・・
「な?着替えて正解だったろ?」
いつの間にかまたユーちゃんがいた。
「何で分かったのよ。」
「俺、天使だもん♪」
「意味分かんないし・・・」
あたしの言葉、知らん顔して
「今日は、スカートにしとけば?
その恰好は色気ねーぞ。」
天使のくせにそんな事言う?
ほっといて欲しいわ・・・
だけど・・・・
鏡で自分の姿を見てから
ユーちゃんの言葉に納得。
・・・・・・・・・・
あたしはクローゼットから洋服を出して
ちょっとかわいい服に着替えた。
「真希~!準備できた?」
チャイムの音と共に
優子の元気な声が聞こえた。
「おはよ。」
「ごめんねー、休みなのに。
無理に誘っちゃって。」
全然悪いなんて思っていない顔で
優子が言う。
部屋から出てマンションの外に出ると
見たことのある人たちが
笑顔で待っていた。
「真希ちゃん、久しぶり~!」
「おはよ~」
・・・えらく馴れ馴れしいな・・・
ちょっとカチンと来るあたし。
やっぱり軽い男は嫌い・・・
「おはようございます。」
固い挨拶したあたし。
「さあどうぞ。」
助手席のドアを開けてくれる。
この人が雅人さん?
「ありがとう。」
「どういたしまして。」
にこりと微笑むと
「閉めるよ。気を付けて。」
って、ドアを閉めた。
優子はもう一人の人と後部座席に。
「やだぁ、慎二さんってばぁ。」
もう楽しそうに、話してる。
あたしこういうの苦手・・・
どうしよう・・・




