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あたしの天使  作者: みほ
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天使のユーちゃんは不思議なヤツ。


真面目に語ってたかと思うと


「嬉しいなぁ♪」


って、ニコニコ。





あたしはつい言ってしまった。


「ねぇ、あたしより


ポイントたまる子の所に行ったら?


掃除したりご飯作って食べさせたりしたら


ポイント貯まって


免許証返してもらえるんでしょ?」


そしたら


「あんたじゃないと貯まらないんだって。」


「なんで?」


あたしは聞いた。


「最初から幸せなヤツや


何でも出来てるヤツがやっても


値打ち無いから。


普段やんねーあんたがするから


値打ちがあるんだとよ。」


・・・・・


褒められてんだか


けなされてんだか・・・


多分けなされてんだろうね・・・





「そうじゃねーよ。ほめてんの。」


いや・・・そうは聞こえない。


でも、出来ない人にしか


ポイント付けてもらえないなんて


天使の世界もえぐい事するわね・・・





「俺達は、幸せを運ぶのが使命なの。


今日、掃除して、ちょっと幸せだったろ?」


そう言えば・・・・


「お日様のにおいのシーツ


なんか幸せだったろ?」


確かに。


「俺と、飯食うのも幸せだったろ?」


おい!何言ってんの・・・


思わずまじまじとユーちゃんの顔見てしまった。





・・・・・


全く疑いの無い目で


真面目に言ってるみたい・・・


普通の人はそんな事言わないよね・・・


「違うの?」


「違う!・・・・?」


イヤではなかった・・・確かに。


嬉しかったの?って言われたら


・・・・そんなこと分からない・・・


じゃ、何で作ったのって言われたら


・・・・何でだろ?





「ま、そういうわけだから。


よろしく~!」


元気よくピースサインして言った。





「さ、お日様のにおいの布団で


ゆっくり休めよ。


ひっさびさの掃除、疲れたろ?」


優しいんだか嫌味ゆってんのか


よく分かんない言葉を残して


ユーちゃんは消えた。





天使は寝ないって言ってた。


でも、昼間、気持ちよさそうに


お布団に転がってたユーちゃん。


白い服とシーツが


馴染んでるみたいに見えた。


布団無いんだ・・・


じゃ、今どうしてるんだろ・・・


ま、あたしには関係ないけど・・・



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