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あたしの天使  作者: みほ
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雑誌を片づけると、


今度はいらない服に手を付けた。


クローゼットには山のように


昔着ていた服がある。


今は流行遅れというか


デザインや形が気に入らないからとか


サイズが合わないとか


ちょっとだけ傷んでるとか


いろんな理由で埋もれてる服が


わんさか。





ぜーんぶ出してみた。


で、今着れそうな服をクローゼットに掛けていく。


「あ、こんな服あったんだ・・・」


自分が買ってるんだから


気に入って買ってることが多い。


眺めてたら着られそうな服も発見。


やったぁ!服が増えて着回しもし易くなった!





で、いらない服は


リサイクルショップと


廃品回収業者にまわしますか・・・


そしたら・・・


なんとタイミングのいいこと!


「こちらは、廃品回収車でございます。


ご不要になりました新聞、雑誌、


古着、段ボールなど、


ございましたら


お気軽に声をかけてください・・・」


あたしはサンダルを引っかけると


トラックのおじさんを呼び止めて


ゴミ袋2つ分持って帰ってもらった。


なんてラッキー!





笑顔で部屋に戻ると


「お帰り!」


って、ユーちゃんがソファーに座ってる。


「おじさん役に立ったでしょ?」


「あんたが呼んできたわけでもないのに


何言ってんの?」


そしたらユーちゃんは


「俺が呼んできたんだーい!」


って、威張ってる。


そうなの?


あたしのために呼んできてくれたの?





「勘違いするといけねーからいっとくけど


実はさっきので2ポイントゲットなの。


朝からお疲れさん!うれしーぜ!」


う・・・むかっ!


なんだよこいつ・・・


腹立ってるあたしをおいて


ユーちゃんは笑顔を残して消えた。





何か腹立つけど、


部屋が少しすっきり。


ちょっと嬉しかったりする。


そうだ、いい天気だし、


洗濯でもしてみようかな・・・


そう言えば、シーツも


長いこと洗ってなかったっけ・・





洗濯機に大きなシーツを入れて洗う。


空はほんとに雲一つない青空。


深呼吸してみる。


青い空から吹く風に吹かれ


あたしの水玉模様のシーツはひらひら。


気持ちよさそう・・・


ん?何かに似てる・・・


ユーちゃんの服・・・


・・・・


もう・・・何気にしてんだろあたし。


知らない知らないっと。



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