竜の花嫁。竜舎に見習いとして来たメスガキ、竜と一緒に育ったので竜語で会話し竜語で魔法を使い無双。でもここは科学技術を発展させてはならないダイソン球上の平面世界だった。

　竜騎士団内、竜の飼育員である父親の家で、竜と子供達が一緒に育てられた。
　隊内にいる親竜も、自然の中にいる親竜も、不健康だったり弱い個体は親が間引くので、飼育員として見捨てられず拾い、生き残れば隊の資産となるので育てていると、娘も息子も竜語を話せるようになっていた。
　竜の巣で捨てられた子まで母竜から引き取らされ、騎士団の火竜だけでなく、氷竜、暗黒竜の子まで預かり、死にかけの白いアルピノの竜と長女を一緒に寝かせていると、何かが起こって命や魂を交換し合って同じ存在となった。
　それからは姉（竜）や兄（竜）に連れられ竜の巣まで行って竜の魔法まで教わり、家の手伝いとして幼竜の餌や生餌も狩り、幼年学校を出て働きに出る頃には竜の長老が課した試練なども済ませていた長女。
　竜世界の常識しか知らない、ドクズで生き汚く金にも汚いヒロインと、その家族が起こすコメディ？