閑話休題2、三男、ダイン視点
正教会地下
「闇よ、我が行く道を阻むか? 我もまた闇に潜む者、その道を開くが良い」
もう、生活魔法の『照明』だけに何言ってんだか、全部一番上の兄ちゃんが悪い。デモそんなとこも……
『『羽ばたけ』』
エクスフライ相当の飛行魔法で聖騎士団長一味を追う。
「待てっ、これ以上は進ませないぞ」
この手の定番で、リビングメイルに魂を定着させられた兄弟とか、犬と合成された女の子、そのお母さんで犬と錬成されてる人、クソ親父で妻と娘犠牲にして、自分も魔物に背負われたみたいになってる研究者も蹴散らして侵攻。
「我が錬成の刺青よ、怒りに震えよっ!」
別に腕失って、死んだ兄さんの腕を錬金術で移植されてる訳じゃないけど、竜の入れ墨屋さんで意味のある竜語の錬成陣掘って貰って、錬成陣書いたり両手叩いたりしないでも使えるようにして貰ってる。
他のザコも壁とか天井とか飛び出させて潰して進んで、小部屋でやってる訳ないだろうから確認だけして次に進む。
墓の探索ゲームみたいに、大ジャンプしてギリギリ届く壁に飛びついて、懸垂したままマップの端まで横に進んで、端っこの隙間の中通って次に行くと、見渡せないぐらいの広大な空間が開いてるような、馬鹿みたいな構造になってないだけ助かった。
あんなの無限に土魔法が使える土竜か、何千年も住処拡張して来た地下の動物の巣でも無理。
それでも男の探索だからスカイリムの洞窟探索みたいに隅から隅まで調べて回って、行かないでも良い隅っこの階段下の部屋まで行って、ライフルの弾全部使わないと死なないようなゾンビまで倒してセーブしてから移動。
男の買い物だったらジーンズ屋に行ってサイズが合うズボンだけ買って帰るはずが、女の買い物みたいにショッピングモール全店回ってウィンドショッピングして、隅々まで回って何か隠れてないか調べて、それから地下一階の大きい部屋に出た。
「誰だっ、お前達はっ?」
まず暑いコイン製造所に出たら、この国のコインとか、近くの国のコインとか鋳造してた。
「くそっ、混じり物が多い安物の金貨を鋳造している所を見られたっ、衛兵っ、衛兵っ」
とても説明的なセリフをありがとう。
その向こうでは印刷機がガッシャンガッシャン動いてて、魔封じとか錬成陣印刷した札とか、結界の札とか家内安全とか安産祈願の札が大量に印刷されてる。
い~けないんだ、いけないんだ、長老に聞いたもん、この世界ではお札は手書きで魔力込めて書かないといけなんんだよ。
「ゴート札を印刷している所も見られたぞっ、大変だっ、天使に通報されたら終わりだっ」
ある時はナポレオンの軍資金になり、世界の暗部には必ず登場して来たゴート札。まさか正教会の地下で印刷してたなんて。
ボケたおじいちゃんの長老が何回も何回も同じ話してた、この世界では印刷とか飛行機械とか、蒸気機関とか火薬に鉄砲大砲作ったら、天使の軍団が降りて来る。
下手したら城砦まるごと滅ぼされるから、見付けたら天使が来る前に壊すか、天使が来たら城砦ごと出入りできなくされるから、穴掘って逃げろって言われてる。
「おのれ、我が友柄まで滅ぼさんとする愚考を犯すとは、この暗黒騎士が許さんっ」
何かギャラクター基地みたいに、どこから出て来たのか分からないぐらい大量の衛兵が走って来た。
回転ドアとか隠し扉があったけど、まさかあの狭い中でずっと過ごしてきたんだろうか?
「さあ、出現を許可するッ、俺の右腕に潜む暗黒竜よッ!」
いつも通り黒い稲光が光って、右手に黒い竜が纏わり付いて準備完了。
「顕現せよっ、刮目せよっ、暗黒邪炎極死冥界破ァッ!」
暗黒の疾風で造られた刃が衛兵を襲い、竜の形をした暗黒の邪炎が鋳造所とか印刷機に襲い掛かって破壊し尽くした。
俺も破裏拳ポリマーかガッチャマンぐらい、力技で倒して怪傑ズバット。でも日本じゃあ二番だ。
こうして地下一階の悪は滅びた。
次の地下二階もスカイリムの洞窟みたいに隅々まで探索。全員撃破して大広間に到着。
「フンッ、ここまで来たか竜の一族め、見よっ、この実験の成果をっ」
優しい敵だから私らが来るまでイベント画面でムービーが始まらなかったんだ。これがインフェルノモードだったら実験終わってラスボス完成してる。
周りには良くある実験失敗の合成魔獣のホルマリン漬けがあって、ナディア(誰?)ならガーゴイルの横でゲーゲー吐くぐらいのが一杯並んでる。
「これはっ?」
先代の魔王はミノタウロスの系統の最上位種まで進化して、確か養牛大王とか牛魔王と呼ばれてたはずだ。
大きな水槽の中だけ照明が当たって見やすくなっていて、その中でミノタウロスのクローン体が再生されてて、いかにも「もうすぐ復活しますよ」みたいな蘇生実験が行われていた。
巨神兵みたいにクシャナ様が途中で鵜化させてしまい、腐って壊れる後腐れのない奴じゃなくて、完成してるから寿命も長いんだろう。
どこかのスターゲイザーガンダムの搭乗者みたいに、クローンだからボリボリ薬飲んでても、テロメアが短いから寿命が短い弱点とかも無さそう。
「見たか? これが先代の魔王、養牛大王の複製体だっ、王宮の地下深くに封印されていると言われる先代魔王の亡骸、その一部を手に入れて複製したものだっ」
優しい敵だから自分の悪行とか、どんな実験してたか全部丁寧に解説してくれる。
「そしてこちらがお前達の姉、今代勇者の遺伝子を、インフェルノゴッドエクスキューショナーヘルアダマンタイトエターナル似たりエンジェルの受精卵に導入し、培養している物だっ」
いや、まだ受精卵で胚で、赤ちゃんにもなってないじゃん。昨日か一昨日ぐらいから始まった実験でしょ?
「これにエクタンシアトリモナスビームを照射し続けて、カリオントラミアリス液を静注し、18か月間成長させれば、世界をも滅ぼせる神の兵士が降臨するのだぁぁっ!」
ダメじゃん。もう見付かってるし、ディープスペースナインみたいな万能のなんちゃらビームとか無くなったら育たないし、ホニャララ液が無いと天使にならない。
「顕現せよっ、刮目せよっ、暗黒邪炎極死冥界破ァッ!」
まあ説明が終わったんで全部破壊、クソ姉ちゃんのクローン?は即死したみたいだけど、丁寧に踏みつぶしてブレスで焼いて処分しておいた。
「な、なんと言う事をっ、人造勇者実験装置や牛魔王蘇生実験装置まで壊すとは……」
絶望してるみたいだけど牛魔王まだ生きてるよ? は? レベル1?
洗脳できてない暴走した個体で、制御できないから泣いてるのかと思ったら、ミノタウロス系統の究極進化のDNAは受け継いでるけどレベル1。
経験値が足りない。
「暗黒死壊極黒冥発怒っ!」
何か新技が出たみたいだけど、マジ殴りしただけの右ストレートで養牛大王は爆散して、細胞の一つ一つまで竜の呪いで破壊されて、邪炎で燃えて暗黒竜の霊で魂に貪食されて消えた。
「ブレイクッ!」
富沢順の昔の漫画みたいに「あたし、無理して生きてる奴って好きさ」みたいな感じで、無理して生きてる拳がビカビカビカーって光ってブレイクされた先代の魔王で牛魔王。
悪は滅びた。
「アカーーンッ」
聖騎士団長が情けない声で泣いていた、関西出身かも知れない。
「な、何と言う事をっ、何と言う事をしてくれたのだっ! せめてお前の命で償えっ!」
怒髪天を突いて、真っ赤な顔して「ウオオオオッ!」とかやってる聖騎士団の団長だけど、レベル60ぐらいの普通人。
もうアイツは背を向けて、マフラーなびかせて肩で風切って歩いて出て行こうとしてるから、俺でも簡単に倒せるザコを倒して退出。
「アレ?」
何かコッチ睨んで不機嫌そうなのでよく考えると? 後ろから迫って来た敵を振り向きもしないで倒すか、少年漫画的なお約束で、幻影を背中から貫いたように見せてやって、「勝った」とか「殺った~!」と言わせてから「どこを見ている、こっちだ」と言ってフィニッシュブローを極めて、伸身の三回転半ぐらいで飛ばしてやって「ザシャアアッ」と鳴らして、シルバークロスとか粉々にして破壊して「愚かな、貴様程度では俺には勝てん、あの世で千年修業し直してからまた来い」と吐き捨てて、爪楊枝とか吹いて「悪漢、ここに成敗」みたいな紙を壁に縫い付けて出るのを邪魔してしまったみたいで、紙だけ張って出て行った。
「ゴメン、ザコだったからつい」
「フッ、地上に潜む馬鹿共も踏みにじってやろうぞ」
まだ敵が残ってるので怒らないで許してくれた。ストレスマッハで、コップとかバケツ一杯分溜まってて、後一滴入れたら表面張力突破して、溢れ出してブチ切れないようにしよう。
これが戦隊ものだったら生命のスープかなんかで生き返って、巨大化してロボ戦だけど、こっちにロボがないから遠慮したのか、完全破壊されて復活も無理だったのか、巨大牛魔王は出て来なかった。
大戦争になるのかと思ったら、ガサラキみたいに「去れ」だけで帰ってしまった。
正教会地上階(次男視点)
氷竜の姉ちゃんに矢が刺さって十二時間以内とか、メインプレドウィナに誰か閉じ込められて海水がたまって溺死するまでとか、六時間目終了までとか、時間制限には慣れてるけど、視界の端に10.00と出て10分から秒数が減って行くのは初めてなので焦った。
「ここは通さんぞっ、竜の一族めっ」
ザコなのでマジ反復横跳びとかマジ殴りしないでも瞬殺、構造知らない建物なので困ったが、迷宮でも3Dダンジョンでも何でもなくて、階段上って行くだけで済むので助かった。
それでも儀式ってどこでやんの? 一階の大ホールとか2,3階のホールだと困る。
「この儂を倒せるか? 竜の一族めっ」
暗黒竜の兄ちゃん、どれだけ恨まれてんだよ。
今回は兄ちゃんに対抗できるように、屋内用アイアンゴーレムと合体させられてる司祭とかもいた。
「ここは私に任せて先に行って」
「ああ」
このぐらいのザコ簡単だけど、時間稼ぎされると困る。
グリーンだから人間殺すの大好きそうなのが嫌だけど、アイアンゴーレムの片足もいで、投げる武器に持って行く。
「ついでに二階のホールも見て来てくれ」
「うん」
三階に到達したら、さっきの司祭長だか聖人長だか修道士長が三人で待ち構えてた。
「フフッ、よくぞここまで上がって来れた、褒めてやろう、だがここまでだっ」
「見よ、神の技術により作り上げられた聖鎧、竜の力でも砕けんぞ」
「ははっ、今回は我らの勝ちだっ」
前回、暗黒竜の兄ちゃんにズタボロに叩きのめされたのか、竜対策して来たみたいだけど、似たり草食ドラゴンの鱗とか馬鹿にしてんのかよ?
「ブレイクッ!」
緑安全装備にも、マジ殴り用のガントレットがあるから、拳の指の付け根の突起がビカビカビカーと光って全員ブレイク。
ブサイクでザコのシルバーセイントとか暗黒聖闘士みたいに、自慢の鎧を粉々に砕かれて今回も惨敗。
斬奸状とか悪即斬とかサーチアンドデストロイとか「三悪、ここに成敗」みたいな書置きは弟がやってくれそうだから任せて、屋上への扉ぶち破って外に出る。
「サリオーーー、ステンドアコテンダク、マイアーレクすJFHGはHJHDふぉDRFHGSぺ」
古代エルフ語だか何だか、デカイ天使像の前でくあせふじこ的な詠唱してる修道院長のジジイがいた。
攻撃されないように天使の羽根で空飛んでて、ジャンプしても届かない位置にいる。
『羽ばたけ』
グリーンいなくても飛べるんで、とりあえずガチ殴り。人間殴ったり刃物使って大喧嘩するの嫌いなんだけどなあ?
「ぐあああっ」
詠唱中断させて屋上の地面に落としてやったけど、視界の端にある減算してるタイムカウントが止まらない。
よくある爆発の0.01秒前で止まる奴か? 地球爆発5秒前で、何を破壊しても止まらない機械が、コンドルのジョーの羽根手裏剣引っかかって止まる奴か?
「うぬ、まだ邪魔をするか? 三役はどうしたのだ?」
暗黒竜の兄ちゃんなら「三役? どれか分からないけど全員抱いたぜ」と言えるけど、俺にはそんな器用な真似はできない。
「似たりドラゴンの鱗着てた馬鹿か? あんなもん竜戦士に通用するとでも思ったか?」
「くそう、究極の天使体である、我が神罰を受けよっ」
何か錫杖を天に翳すと、俺に向かって一本だけ緩い落雷があったけど、防御呪文で防がれた。
「なん、だと? 我が神罰を受けぬとは、やはり悪魔の類であったか?」
「フザケンナ、勇者パーティー舐めんなよ? 雷竜の落雷、どんだけキツいか教えてやんよ」
雷竜のガントレットからモノホンの落雷をご馳走してやる。数十本の轟雷が周囲から迫って、回避不能の荒業で天罰の怖さを体で覚えさせてやる。
「うがあああっ、オガガガッ!」
ジュール熱で全身の神経とキンニク焼き切られて、目と口からも稲光吐かされて、ご自慢の翼も究極なんとかも真っ黒の消し炭にしてやった。
殺しも嫌いだけど、タイムカウント止めない事には何も始まらない。
「うご、あががが」
それでも浮き上がって後光を光らせると、削ったヒットポイント全回復させやがって、笑顔で復活した。
「魔力ゼロになるまで削り倒してやんよっ」
左手で首根っこ掴んで首絞めたまま腹パン地獄、ゲロ吐こうにも首締まってるから吐けないで、気管と肺に戻って窒息。
ゲスミンみたいに「アニは身体を再生できても、痛みは消せないのはすぐに分かったよ」とか、アルベルトに「悪魔の末裔めーーっ!」と怒られるぐらい、主人公チームがやってはいけない表情とかセリフとか、たっぷり分からせてやった。
「うおおおおっ」
膝蹴りで腹蹴り上げて、マジゲロ吐かせて身体が浮き上がるぐらいの苦痛の連打。
頭とか顔ぶん殴られると、アッチの世界に逝っちまって、痛み感じないで天国に行くそうだから徹底的にボディー攻め。
それが一巡したら轟雷で焼いてやる。
「うわぁ……」
「ひでぇ」
追い付いて来たグリーンとかダインでさえ引くぐらいの、ヒットポイント削りと地獄のボディー攻撃。
何度か焼いてやっても浮き上がって笑顔で全回復しやがるので、とどめの一発。
緑安全装備のフェイスパーツからブレス吐くみたいに炎攻撃、これで大抵の問題は解決する。
「ぐあああっ! あああっ!」
火炙り喰らったら呼吸ができないので、3分ほど転がしてやったら再生も何もできなくなって燃え尽きた。
「ふうっ」
くそ暑いので汗を拭ってみて、水でも飲んで今までの経緯を報告し合う。
「地下には偽コインの鋳造所と、ゴート札の印刷所があった」
「ほう」
「人造勇者合成実験なんだって、勇者の姉ちゃんの遺伝? 何か長ったらしい魔獣の卵に入れて作ってたんだって」
「そりゃ怖いな」
「後は先代魔王のミノタウロスの化け物、養牛大王だか牛魔王を復活させようとしてた」
「そんなスゲエの倒せたのか?」
「レベル1だった」
「ああ~~」
どんだけ凄い奴でもレベル1はザコ。姉ちゃんの複製でも卵じゃ無理。
これで全部倒し切ったはずなのに、それでもタイムカウントの減算が止まらない。
「どうなってやがんだっ?」
結局視界の端にあるのがゼロになって、ガタガタ揺れて轟音がすると、デカイ天使像が崩れて中身の天使が出て来た。
「ソッチかよっ」
トンデモないヒットポイントが表示されて、「これ削るの何日かかんの?」って感じになって全員で攻撃。
「顕現せよっ、刮目せよっ、暗黒邪炎極死冥界破ァッ!」
「轟雷っ!」
「内部浸透、破裂っ」
「暗黒邪炎極死冥界破!」
ダインの奴も暗黒装備だから弟と同じ技が使えたらしい。
長老の話なら、本物の天使は魔法とか竜魔術も寝言で、物理攻撃もほぼ寝言のはずだけど、コイツには効いてるから天使なんかじゃない、ただのデカイ魔物か魔法生物。
その間にもひたすら魔法攻撃が来て、白魔法に闇魔法、土に炎に氷に雷、何でもありの魔法で、神竜で門番のおっちゃんと戦ってるみたいになった。
コリア暗黒竜の兄ちゃんか、勇者の姉ちゃん呼ばないと無理か?
その前に一個だけ試してみて、それでも無理なら兄ちゃん呼ぶ。
「下級天使の皆さ~~んっ! ここの地下に印刷機があって印刷してましたよ~~っ! 金貨の偽造もやって、それと勇者のコピーとか魔王のコピー作って、何か世界改変しようとしてましたよ~~っ!」
卑怯だが運営に通報した。長老の話通りなら、この世界ではヤってはいけない行為の数々なので、監視の目が行き届いてたら来る。
「あれ、何?」
「スゲエ」
暫くするとトンデモナイ数の召喚陣が開いて、治療目的じゃない天使降りて来まくり。
上の方からもアポカリティックサウンド鳴りまくりで、燃えながら降下してくる物体多数。
「何だこれ?」
「うわ」
下級天使の攻撃でも中々死なない天使像なので、下級天使が何かハンドサインしたら、周囲が暗くなってここにだけ凄まじい光が集まって来た。
「逃げろっ、ここヤバイ」
「きゃあああっ」
見惚れてるグリーンとダインの首根っこ掴んで、屋上から飛び降りて飛んで逃げると、太陽の光が修道院にだけ収束して来て、天使像ジュージュー焼いて消滅。
穢れた修道士だとか悪党どもの仲間も、塩の柱にされて消えて行く。
「トンデモねえ……」
「怖い……」
もしこの神罰が、修道士会だけで済まないで、王都全域指定なら誰も助からない。
「おい、出来るだけ離れて、城砦出られなかったら、長老が言ってたみたいに穴掘って逃げんぞ」
「ああ」
取り合えず逃げられるところまで飛んで、そこから竜の生活魔法で穴掘って逃げる。
神罰の領域は空飛んで逃げても閉じられてるそうで、本当なら地面の下も逃がさないはずだが、長老が言うにはモグラに紛れて穴掘って逃げるか、ずっと地下で息ひそめてると助かることがあるらしい。
平民街を超えて城壁も超えて、スラムの端も超えたので、どうやら王都全体滅ぼされる訳じゃないらしい。
印刷機はトライアンドエラーで金持ってたら誰でも作れるし、魔石と魔法動力ならどうにかなる。
まず警告があって壊されて、それでも繰り返したら死刑。
鉄砲と火薬の類は構造やら作り方知ってると即死刑で、飛行機械と蒸気機関は見た奴全員死刑。
存在しない魔獣の錬成とか、人造勇者とか魔王復活は日常茶飯事チャメシゴトでも、見付かったら一応死刑。
世界改変も見付からなかったらどうにかなっても、天使システムとかメガミシステム、魔法システムにバベルの塔に干渉すると、漏れなく死刑で消滅の刑で完全ロストの垢BAN?、勇者呪文でも復活不可能だそうだ。
亀の甲より年の功、長老でジジイの言う事は、毎回同じ繰り返しだが、聞いておいて従っても悪いことは起こらない。
飯でも食いに行って休憩後、一段落したみたいなので戻ると、天使像の残骸まで塩の柱になって崩れていた。
地下の印刷施設は、一回暗黒竜の兄ちゃんに潰されて、二回目の警告無視だったそうなので関係者全員塩の柱。
人造勇者と魔王復活は罪が軽かったのか、何をしたか知っていた関係者でも、天使が消滅させなかったのは牢屋入りか人間の手で死刑。
修道院長とか三役は全員塩の柱だそうなので、一件落着の大団円?
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