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魔王調教、強制テイム

 魔王の絶対防御呪文をも切り裂く聖剣の切れ味と言うか、剣聖スキルを持つ者ですら斬る、勇者の力技剣技と腕力にも驚かされた。


 体の芯である部分まで切り裂かれ、これはもう復活は不可能で、処刑が終わったのだと思っていた魔王だが、親衛隊からの呼びかけで目を覚ましてしまった。


「魔王様っ、お気を確かにっ」


「我らを遺して死なないで下さいっ」


 余計なお世話と言うか、先程の対消滅エンジンまで切り裂かれたダメージで死んでいれば、もう蘇生復活しないで済んだにも拘らず、部品交換が終了してしまい、まだ処刑が終了しない。


「もう眠らせてくれ」


 今度は柳生烈同じゃなく拝一刀みたいなセリフを言い出し、ここから回想シーンに入って橋幸夫歌唱の主題歌が流れる中、不遇系か追放系の子供時代があったり、アボリジニ狩りやインディアン狩りをするイギリス人みたいな悪魔に家族を殺されたりする。


 魔族狩りの人間に優しかった母親を射殺されたとか、以後は時間城で剥製になって晒されていたり、マザコンなので母さんそっくりで母さんの若い頃の体を使っているメーテルとか、お母さんのクローンの綾波レイに999(スリーナイン)の永久パスを貰って、トチローの母親に唯一機械人間を倒すことが出来る戦士の銃を貰い、時間城で機械伯爵を倒したり、機械化母星メーテルで決戦して、ハーロックが「男には、負けると分かっても戦わなければならない時がある」みたいなセリフを言ったりもする。


 さよなら999では黒騎士は実は父親で「アイム・ユア・ファーザー」「ノーーーーッ!」みたいなスター〇ォーズ的な展開になったり、銀河鉄道に石炭くべる馬鹿がいて「あ、あの石炭は反物質で、スコップは中性子なんだ……」などと視聴者も説明に困ったり、捕まったホモホモしいカヲル君的な友人のミヤウダーは、機械部品にされていたりもする。


 他にも家族全員人間の軍隊か冒険者に殺され、母も姉も妹もお婆ちゃんも?父も?レイプされてから惨殺されたような過去話でも入れて、マグロナルドで働いている魔王は実は悪い人じゃなくて、復讐の鬼でその願いを果たして人間を滅ぼそうとしただけだったりする。かも知れない。


 その時、母親代わりの姉ちゃんがゴブリンか人間にレイプされてから殺される一部始終を、戸棚の隙間から声を押し殺して覗いていて性癖を破壊されてしまい、声が小倉唯の神官を連れているゴブリンスレイヤーさんかヒューマンスレイヤーになったとか、牛飼い巨乳娘もハイエルフの金床娘も神官娘も剣の乙女も受付嬢も、ゴブリンか人間にNTRレイプされる所を戸棚から覗いていないとモー立たない魔王。


 それから父親に呼び出されてエヴァに乗るように言われ、マザコンで包帯怪我人属性もあるのでお母さんクローンの綾波のシャワー後を襲ったり、アスカの病室で乳出しさせた後、鍵かけても監視員に通報されて、司令部の全員に見られながらアスカの乳とパン一姿でヌイた所で「口でさせるか顔射するか、パンツ脱がせて生でヤれっ」とマダオの声で言われたり、やっぱりマザコンなのでミサトさんかリツコさんみたいな三十路過ぎの女でしか立たないとか、全員親父が使用済みの愛人なので親子なのに穴兄弟になる。


 セガサターン版のヒロインは委員長のヒカリで「奇跡の戦士エヴァンゲリオン」の歌唱シーンや、恋愛パートやキスシーンまであってジャージ男からNTRしたり、鋼鉄のガールフレンドでは霧島マナの露出狂エンドでシャワー後の一瞬だけ見れる全裸シーンでヌクのに何度もプレイしたとか、山岸マユミが「お腹の中に何かいるの(シンジ君の赤ちゃん)」と言っている眼鏡と顔にブッ掛けるのにテレビを汚したとか、色々あるかも知れない。


 他にもエレクトラさん(誰?)の弟やタルテソスの市民は、ネモ船長が安全装置であるブルーウォーターを抜いたから、七日に渡って火が覆い尽くして街が全滅して、その後は水が押し寄せて海の底に沈んだとか、やっと弟を見付けたと思ったら死んで腐っていて手が落ちたとか、真実を知ってしまってからは「貴方を憎みながら愛したっ」とか「ずるいですわ」とか「最後の一発は自分のために使います」的な、拳銃で撃って来るようなヤンデレに性癖を破壊されて、メンヘラリスカ女じゃないと立たない魔王。


 コミカライズ版では漫画の作法に従って、過去話で回想シーンは原稿の周囲は黒枠で囲ってあったりもする。


 と言う訳で「沙織お嬢様は悪い人じゃないと思うんです」とか、何か復讐の鬼でガーゴイルの敵で「いや、お前が女房殺されてクーデター起こされた復讐に、わざわざバベルの塔暴走させたから、息子殺しかけて半分機械にして、娘行方不明でサーカスに売られて安っっすい公衆便所?にして、タルテソス一人で滅ぼしたんやろが?」とか、羊系の巻き角があって足は馬系の魔王は、女勇者に斬られて副官と異世界に逃げる前に人間に復讐を果たしたんだとか、最終試験で愛されて育てられた養父を殺してしまい「こんなに苦しいのなら、愛などいらぬっ」となったので、最後は北斗有情拳で倒さなければならない。



 以後も物凄い槍の投擲を受けて腹部貫通とか、負け続けては復活させられる苦行をする魔王。


 次に騎馬戦になり、平面世界では巨大なサラブレッドは流通していないので、ポニーより少々大きい頑丈な馬が軍馬として使われている。


 ローマ人や古代中国的な小型馬が普通で、馬力が足りないので戦場ではチャリオッツが使われる。


 もっと東側まで行って、モンゴル的な遊牧民族と遭遇すると、汗血馬とか巨大な種類も出現する。


「次は騎馬戦となる、落馬すると敗戦で、馬上から打ち合うか、槍ですれ違いざまに交錯して、命中すれば勝ちとなる」


 珍しくトリーが出て来て解説、戦争時にも行われる騎士戦で騎馬戦の作法通り。馬は力士と教官が連れて来て魔国側に引き渡した。


「落馬しなければ良いんですね?」


「そうだが、また何かやらかす気だな?」


「へえ」


 今までも、真正面から正々堂々「普通の」戦い方はしてこなかった変態卑怯勇者。魔国親衛隊も魔国竜騎士団も良い顔はしていない。


「それでは距離を取って正対してから開始とする」


 槍持ってすれ違ってジョストするか、接近して槍で対戦するのかと思えば、ある程度接近したら馬の上から大ジャンプで空飛んできて奇襲。


「はあっ」


「なっ?」


 槍と当たるのを予想したのか、盾持って上から突撃。「落馬しなければよい」「浮遊魔法オッケー」のルールの元で、槍を逸らしてから体当たりの空中戦。


 魔王も懐に入られた所で、槍を捨てるのは間に合った物の、抜刀する暇もなく掴み合い蹴り合いの距離に。


「落ちれえっ」


「これは騎馬戦ではないっ、ぐはあっ」


 手綱を取られて馬を乗っ取られて、蹴りや投げを打たれて放り出され、逆に落馬させられるなど、勇者なのにまともな戦いなどしてくれなかった。


「勇者側、勝利?」


「いいのか?」


 トリーも力士も教官も、騎馬戦的なルールで今の空中戦は許されるのか? それでも命の取り合いにはならず、浮遊している魔王を蹴り落とし、落馬させる以外は比較的安全な試合になった。


「卑怯なりっ、勇者っ」


「はあっ」


 今までの卑怯さに耐えかね、飛行兵で掴みかかったはずの一般親衛隊員まで、馬上からジャンプの蹴りで始末されるなど、騎馬戦のルール上?で敗北させられた。


 蹴り、目潰し、首部分に両足を引っ掻けられ、質量が重い物をアイテムボックスから出して、荷重をかけて首を捩じられながら投げられ、地面に叩き付けられた飛行兵。


 外側に大した被害は無かったが、今回も中身である搭乗者にダメージを通して昏倒させた。


「生きてるか? しっかりしろっ」


「うむ、機体は無事か?」


「ああ、それにしても、生身で飛行兵を倒すとは恐ろしい奴」



 次は竜騎士戦になったが、騎乗した勇者と、火竜に乗れない魔王では勝負にもならない。


 特例として飛行兵ミスリルゴーレムに乗っての対戦になる。


 複座の飛行兵に同乗した親衛隊隊長と魔王は、戦闘妖精雪風みたいなホモホモしい、ぁゃしぃカンケイで、一緒に飲んだ時の冷凍ピザの溶けたチーズとか、一緒に作ったり一緒に投げてたブーメランが何かを暗喩している。


「どうぞ、魔王様。空への旅は親衛隊が御一緒します」


「うむ、頼んだぞ」


 両者飛行して、空中で会敵すれば戦闘開始。


 魔女と十二使徒のような、加速して速度差を生かした戦いにはならず、失速しないで飛ぶにはある程度の速度が必要な飛行兵に対して、羽ばたいても失速しまくって、その場で空中静止して飛ぶ、複葉機のような戦闘機動には全く対応できなかった。


「フォックスワン、フォックスツー」


 低速度低高度での戦闘だったが、ケツからマジックミサイルぶち込まれたり、バルカン砲?もバックからタップリぶちまけられて「GoodKill GoodKill」で撃墜され、死なないまでも何度も殺されかけた魔王。


 フォークランド紛争でも、アルゼンチン空軍のミラージュ戦闘機と、垂直離着陸や空中静止が可能な変態英国海軍のハリアー戦闘機が空中戦になった。


 アフターバーナーぶっ放せば音速超えのミラージュ有利かと誰もが思ったが、失速しないよう常時300キロ以上で飛行し、空気が流体の特性を持つ速度以下にしてはならないアルゼンチン側と、空で止まったり低速運航できる変態ハリアーでは、電子装備とミサイル性能でハリアー有利、空中戦では追突してしまって両機墜落というキルレシオ?になった。



 次の魔道具戦では、城砦を覆う様なサイズの飛行機械、神の雷を召喚するアイテムを使い、数万の雷で魔王を消し炭にしてジュール熱で焼き切った勇者。


「もう許して……」


「魔王様、お気を確かに」


 兵士を集めての戦いをすると、勇者魔法にはエトワールの白魔法のような、兵士全員塩の柱にするような神罰系の魔法は無いが、碌でもないドロップアイテムの数々には、似たような機能を持つ者もある、かも知れない。



 そこでやっとこさ魔王の得意分野、魔法戦になった。


 殺され過ぎて心は折れていたが、魔法戦闘の距離を取って対戦……


「ヘルトルネードッ」


 まずは挨拶代わりに、魔国でも究極の、十階梯呪文の地獄の炎を馳走してやる。


「あ~、おら、火炎系は効かないんで」


 すぐ耐火レジストして、絶対防御呪文でも防御。耐熱耐火耐冷却などは強化しまくってあるので勇者には効かない。


「んではまず、竜魔術から『魔王とか強すぎる奴を倒せる呪文』」


 相手が魔王か天使ぐらいじゃないと発現しない魔法なので、勇者も使うのは初めての竜魔術。


 今までの勇者も、祝福が降り注ぐ祠で竜語の呪文は覚えさせてもらったが、十二階梯の究極呪文系を起動させるには、竜との融合度がゼロや度合いが低い人類では、権利とか許可が足りないので使えず、もう少し下の攻撃呪文で対戦して我慢していた。


「なんだそれはっ? 卑怯だぞっ」


「良い、これが勇者の召喚呪文じゃ」


「へ?」


 親衛隊長が指差したので後ろを見ると、下級天使が200柱ほど召喚されていて、歩兵戦闘車両に機関砲と言うか、小口径のプラズマキャノン装備のカニ型戦車が50両ほど、中戦車か重戦車クラスの歩行戦車が10両ほど来ていた。


「対魔王戦っ、用~~意っ! 対魔族弾射撃開始っ!」


「ヤーーーッ!」


 血管切れそうな声で射撃命令を出した下級天使。どこかのドイツ軍召喚よりも卑怯過ぎる攻撃で、kar98よりキツいプラズマガンと、MG42より貫通するプラズマキャノンで魔王を穴だらけにして、88ミリ(アハトアハト)よりも厳しい、マイクロブラックホール砲で立っていた地面ごと粉砕した召喚獣?


「コロシテ…… コロシテ……」


「あ~、スンマセン、この魔法、相手が魔王さんでないと使えなかったんで、何が出るか知らんかったもんで~」


 地上にいる生物の中で、カーチャだけが下級天使と神聖騎士と邪神騎士を破壊できる。


 勇者用に特化した物なので、長老エイシェントドラゴンでもこの呪文は使えない。


「う、グが、おああああ」


 さしもの魔王も、絶対防御魔法でも無効で、スコスコ貫通してくるプラズマ機関砲と、マイクロブラックホールをレジストする程の能力は無く、野望も鋼の意志も心もバックボーンも、粉々のナゴナゴに粉砕されてしまったが、気の毒な事にこの世界の機能で再生されてしまった。


「魔王様~~~っ!」


 既に「悟空~~っ!」からの爆発「クリリンが死んでる」ぐらい何度も殺されたが、ドラゴンボール的な復活ではないので何度でも復活可能。



 ついでに、完全破壊されたので「生命のスープ」とか「不思議時空発生」な感じで巨大化。


 モーちゃんと同じサイズで、最終決戦仕様?では50メートルぐらいになった。


「あ~、そう来ましたか?」


 下級天使や戦闘車両も奮戦したが、仮面ライダーとか宇宙刑事的な怪人ではなく、ウルトラマン系か戦隊ロボサイズなので、大きさの規格が違うので中々倒せない。


『巨大魔王を倒せる魔法』


 カーチャが対魔王究極呪文を唱えると、上の方から細い光が差してから拡大する演出があったり、空間が割れる系統の演出で、異空間からイクサー1とかゼオライマーとかダンガイオー系の、白い上級天使が大張調や平野調で複数出現し、牽引ビーム的な物でカーチャを吸収してフェードインしたり、やっぱりゴッドマーズ的に身体が金色のまま、髪の毛がふわさあっとなびいて着席した。


「完成、上級天使ロボ」


 操縦するのに人数が足りなかったのか、白竜にトリーに力士に教官まで召喚され着席。


「おい、ここどこだ?」


「いつの間に……」


「お主とおると命が幾つあっても足りん」


「クケーカカココカカ」


 五人の力と心を一つに合わせないと、大きな力が発揮できないらしい。


 それも番組も年間の中盤以降なのか、合体用の少し小さいお助けロボが複数来ていて、魔王を取り囲んでドッカンドッカン袋叩き。


 まだ上空で待機していた神の雷から、雷でエネルギーチャージ。普通のG型?上級天使が、ちみもりお的で冥王計画ゼオライマーな無限のパワーと再生力で戦う。


 白竜と合体とか交尾しながら操縦する、ダーリン・イン・ザ・フランキスとかダイミダラーとかゴーダンナーみたいなエロマンガ系統の着席操縦はしない。はず。


「これが? シンクロ」


 さらにちょっとキャラデザインが阿乱霊になって、渚(誰?)とシンクロした強さに。


 白竜が妹を復活させる場合には声が矢尾一樹になって、阿乱霊キャラのまま魔境外伝レディウスでザレムの瞳を探す旅に出る。


 尚、セネカ役だけはコネ採用なのか、物凄い棒読み声優が声を当てる。


「ふふ、いつぞやは世話になったな」


 亡命の時の話なのか、今までの対戦内容なのか、レディウス的に途中の一話な構成なので、親衛隊のザコが二又一成の声で言う。


 ラスボスの声は速水奨さんなので、多分親衛隊長がラスボス。



「ブーストッ、ナッコォーー」


 勇者でカーチャが操縦するのかと思えば、真ん中に着席しているレッドの白竜、ダンガイオー的にも男が操縦する。


「お前が操縦すんのかよ?」


「白竜殿、喋れたのですな」


 教官と力士の方も柱の横で立って、モビルトレースシステム的な物で、お助けロボを操作させられた。


 カーチャも何かレバー操作しているが、トリーだけは後ろの艦長席か司令官席みたいな所で放置、波動砲的な物も発射しないので手持無沙汰。


「稲妻、重力落とし」


 大張調でガッツンガッツン殴ったり蹴ったり、下からのアッパーをボディーに入れたり、やっぱり肩とか頭掴んで膝蹴りやチャランポ入れたり、魔王のヒットポイントを削っていく。


「卑怯なっ、三体で嬲り殺しなどっ」


 魔王側の航空兵力と言うか、飛行兵なども加わって戦闘。


「スーパーライブクラッシュ」


「超次元ソード」


 気の毒な魔王は、三体のロボに袋叩きにされ続けた。


 勇者側は汎用品の上級天使を使っているので、残念ながら究極ロボに合体したり、デッカイ系の凄いガタイのデブ系ロボに合体変形できなかったので、単体攻撃で止めを刺す。


「地球剣 電子銀河斬り」


 昔の4:3画面制作の頃は、デジタル処理もCG加工もできないので、アニメーションで剣の形に合わせて透過光。


 その透過光も、一個に付き費用が掛かるので、大体半年以上流用される。


 弾着なども、V3でやらかし過ぎたのと、消防法で屋内セットで爆発できる限度があるので、結構ショボイのしか使えない。


「ぬおおおおっ」


 本来の上級天使なら、本物の神の軍団と戦うために、ブラックホール弾系統の惑星破壊兵器や、重力兵器などの恒星破壊技が使えるのだが、平面世界内では使用禁止なので終了。


「お、素材回収とドロップアイテムも回収」


 究極魔王体?が破壊されたので、もう再生や修復が行われず、処刑?が終了したのだが、素材とドロップアイテムと所持品の数々を頂くためにアイテムボックスに回収。


 魔女は牛魔王の所持品や所持金を盗まなかったが、ドクズ勇者なので全部頂き女子。


「魔王ゲットだぜっ」



「ま、魔王様……」


「ついにお別れです」


 魔王親衛隊も涙で主を見送ったが、モーちゃんの時と同じで魂の引き取り手が無く、天国は引き取らないし、地獄でも引き取り拒否で浮遊霊状態。


「あれ、魔王さん、帰るとこ無い?」


 パクれる物は全部取った後になって、勇者呪文で無理矢理復活。勇者的には公開処刑ではなくエキシビジョンマッチで、対戦終了すればノーサイド?


『は~い、魔王さん復活して下さ~い』


 死者復活の呪文も、使い慣れていい加減になり、特権命令25384と頭の中にあれば、呪文はど~でも良いのに気付いて復活。


「メ~~~~?」


 やっぱり牛魔王の予想通り、レベル1羊魔王としてメスガキの勇者に強制テイム。


 召喚と言うか復活させた人物には逆らえない、従魔の首輪とリードで引き回され、ジャニったコンサート会場や街中に連れて行かれ「うわ、何あれ? キモ~~イ」「ゲボク忠誠させられてる~」「アメリカでやったらタイホされるよ」みたいな高度なプレイが開始される。


 以後、今代魔王は若返らされてレベル1、裸ロープに毛皮?のコート一枚で、首輪付けられてリードで引かれて、街中とか竜騎士団とか王宮を「おさんぽ」「強制騎乗」ケロタンみたいに「さあお飲み、女王様の黄金水」「魔王便器」プレイさせられる従魔として「女王様にお仕え」する羽目になった。


「ま、魔王様」


 親衛隊長は、魔王が復活させられたのは喜んだが、ホモホモしいご主人様?を目の前でNTRされて泣いた。

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