プロローグ
小学生の頃、俺の夢は世界を救う主人公だった。
こんなことを言うと馬鹿にされるが、学校に武装集団が現れ、自分が悪役を一刀両断する妄想は皆したことがあるだろう
このような事を考えるのは英雄になりたいからでは?
日々そのようなこと思う
いつしか、俺はライトノベルに出会った。
異世界転生 異世界転移
俺は思った・・・
異世界に行きたい
そして、勇者になりたい
今でもそう思っている
だが、現実はただただ朝起きて朝食食って学校に行き授業を受け昼食食って昼の授業を受け部活を受け(まぁ、俺は帰宅部だが)家に帰ってライトノベル読んで夕食食って風呂入ってアニメ観て寝る毎日。
平日はいつもこのような変わらない日々
休日は最高だ。
ラノベ読みまくれるわアニメ一気見できるわで最高だね
月曜日には一生会いたくないね!
まぁ、こんなオタクの平凡な毎日を過ごしてる内にもう高校生になった。
相変わらず、異世界には行けてない
こんな、現実はもういやだね
このまま大人になって就職なんて、あぁ嫌だ…
さっきまではそう思っていたんです。
さっきまではね…
なぜかって?
自分もびっりですよ
朝起きて窓開けたら
ドラゴンが空を飛んでるですから