約束
久々の投稿で、疲れましたw
でも楽しいのでこれはこれでよし!!
フリーデが建物を出ると周りから小さいリザードマンが近寄ってくる。
「お姉ちゃん遊ぼ!」
小さいリザードマンがフリーデの回りを囲み、道を塞いだ。
「ごめんなさい。もう行かなきゃ行けないの」
「えー」
「また、来ますからその時遊びましょう」
「わかった!」
小さいリザードマンは道を開き、その間をフリーデは手を振り、セルアの方へ向かって行く。
「フリーデ様、如何だったでしょうか?」
「大丈夫よ。ただ、もう一度あの場所に行かなきゃ行けなくなったわ」
「そうですか。分かりました」
フリーデはセルアを連れ馬車に乗る。
先頭のセルアが動き出し、馬車もそれに連れ動き、村を後にした。
目的の場所に着き、フリーデは馬車から降り、周りを見渡す。
「血生臭いわ」
フリーデの眉間に皺が寄り、表情は険しくなる。
申しわけありません。フリーデ様、私がもう少し上手く殺せれば」
「大丈夫よ。セルア、どうせ生き返らせますから」
フリーデは両手を天に上げ、瞳を閉じた。
数秒の沈黙の後、手を前に出し、大声で叫ぶ。
「超絶魔法『全生命再生魔法』!!」
何も聞こえ無い草原にフリーデの声が響き渡る。その声が消えていくと同時に別の声が聞こえてくる。
「・・・うっ!」
その一言がきっかけの様に色々な所から声が聞こえてくる。
死んでいたリザードマン達が立ち上がっていた。切られた部分は再生し、無くなっていた腕や脚は元の状態になっていた。
「お前達よく聞け!!」
セルアの声が草原に響きわたる。
セルアに気づいたリザードマンは地面に落ちている武器を拾い、臨戦態勢に入る。
「辞めなさい。死にたいの?」
その一言はリザードマン達の心を折るのには十分であった。
あるものは脚が震え、立てなくなり、あるものは武器を捨て、泣き叫び。
そこには、戦士では無く、ただのリザードマン達がいた。
「あなた達を生き返らせたのは私達です」
リザードマン全員が今までの表情を無くし、唖然としている。
「生き返らせた?私達を?」
一匹のリザードマンがフリーデに自然と話しかける。
「はい、あなた達全員をです」
「何を馬鹿な」
「元にあなた達は生き返っているでしょう?」
「そうだが・・・」
「そうでしょう。でわ私達はこれで」
フリーデはリザードマン達に背を向け馬車の方に歩いて行く。
「待て!」
一匹のリザードマンが手を伸ばしたが、その手はセルアに捕まれフリーデに届く事は無かった。
「もう話す事はありません。あなた達は早急に村に帰りなさい」
「そうもいか無い!何がどうなっているのかが分からない!」
「村に帰り、カルロスから話を聞きなさい」
「カルロス?ボスは生きているのか」
フリーデは無視をし馬車に歩いて行く。
「待て!!」
再びリザードマンが手を伸ばしたが、その手を伸ばすと同時に手が地面に落ちていた。
「うあああああああ」
「五月蝿いぞ獣が、その手でフリーデ様に触れるなど立場を弁えろ」
セルアが蔑んだ目でのたうち回っているリザードマンを見ている。
「五月蝿いぞ!次はその喉を掻っ切るぞ!!」
「辞めなさいセルア」
「はは!」
「リザードマンさん、もう言わなくても分かりますね?」
リザードマンは項垂れた。
「では」
再びフリーデが背を向け歩き出す。
しかし、誰もその姿を追いかける様子は無く只々、見守っていた。
読んでいただきありがとうございます!
次回は直ぐに投稿出来るよう頑張ります!!




