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少年討戦  作者: 高木 勝
王都動乱編(過去)
12/14

約束

久々の投稿で、疲れましたw

でも楽しいのでこれはこれでよし!!

フリーデが建物を出ると周りから小さいリザードマンが近寄ってくる。

「お姉ちゃん遊ぼ!」

小さいリザードマンがフリーデの回りを囲み、道を塞いだ。

「ごめんなさい。もう行かなきゃ行けないの」

「えー」

「また、来ますからその時遊びましょう」

「わかった!」

小さいリザードマンは道を開き、その間をフリーデは手を振り、セルアの方へ向かって行く。

「フリーデ様、如何だったでしょうか?」

「大丈夫よ。ただ、もう一度あの場所に行かなきゃ行けなくなったわ」

「そうですか。分かりました」

フリーデはセルアを連れ馬車に乗る。

先頭のセルアが動き出し、馬車もそれに連れ動き、村を後にした。


目的の場所に着き、フリーデは馬車から降り、周りを見渡す。

「血生臭いわ」

フリーデの眉間に皺が寄り、表情は険しくなる。

申しわけありません。フリーデ様、私がもう少し上手く殺せれば」

「大丈夫よ。セルア、どうせ生き返らせますから」

フリーデは両手を天に上げ、瞳を閉じた。

数秒の沈黙の後、手を前に出し、大声で叫ぶ。

「超絶魔法『全生命再生魔法(フルリーガル)』!!」

何も聞こえ無い草原にフリーデの声が響き渡る。その声が消えていくと同時に別の声が聞こえてくる。

「・・・うっ!」

その一言がきっかけの様に色々な所から声が聞こえてくる。

死んでいたリザードマン達が立ち上がっていた。切られた部分は再生し、無くなっていた腕や脚は元の状態になっていた。

「お前達よく聞け!!」

セルアの声が草原に響きわたる。

セルアに気づいたリザードマンは地面に落ちている武器を拾い、臨戦態勢に入る。

「辞めなさい。死にたいの?」

その一言はリザードマン達の心を折るのには十分であった。

あるものは脚が震え、立てなくなり、あるものは武器を捨て、泣き叫び。

そこには、戦士では無く、ただのリザードマン達がいた。

「あなた達を生き返らせたのは私達です」

リザードマン全員が今までの表情を無くし、唖然としている。

「生き返らせた?私達を?」

一匹のリザードマンがフリーデに自然と話しかける。

「はい、あなた達全員をです」

「何を馬鹿な」

「元にあなた達は生き返っているでしょう?」

「そうだが・・・」

「そうでしょう。でわ私達はこれで」

フリーデはリザードマン達に背を向け馬車の方に歩いて行く。

「待て!」

一匹のリザードマンが手を伸ばしたが、その手はセルアに捕まれフリーデに届く事は無かった。

「もう話す事はありません。あなた達は早急に村に帰りなさい」

「そうもいか無い!何がどうなっているのかが分からない!」

「村に帰り、カルロスから話を聞きなさい」

「カルロス?ボスは生きているのか」

フリーデは無視をし馬車に歩いて行く。

「待て!!」

再びリザードマンが手を伸ばしたが、その手を伸ばすと同時に手が地面に落ちていた。

「うあああああああ」

「五月蝿いぞ獣が、その手でフリーデ様に触れるなど立場を弁えろ」

セルアが蔑んだ目でのたうち回っているリザードマンを見ている。

「五月蝿いぞ!次はその喉を掻っ切るぞ!!」

「辞めなさいセルア」

「はは!」

「リザードマンさん、もう言わなくても分かりますね?」

リザードマンは項垂れた。

「では」

再びフリーデが背を向け歩き出す。

しかし、誰もその姿を追いかける様子は無く只々、見守っていた。

読んでいただきありがとうございます!

次回は直ぐに投稿出来るよう頑張ります!!

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