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再会…勘違い…本当の気持ち…

私は、陸先輩の会社に入りたい。

私「陸先輩そんな力あるんですか??」

陸先輩「あるよー。」

私「えー!!うそー。」

って笑ってた。帰り道で

陸先輩「陽菜ちゃんは??」

私「決まりそーって言ってたから、決まったらいっぱい遊ぶんだー。」

陸先輩「2人共決まったら、今年の夏は…両手に花で3人で海に行こ!!」

私「うん!!言っとく。」

そしてGWには、私も陽菜も決まった。陽菜と2人で卒業旅行を計画した。どーせだから、国内と海外両方行くことになった。

バイトも続けてたので店長に

私「今年いっぱいでバイト辞めさせてください。」

店長「旅行って言ってたしね。しょうがないわね。」

私「ありがとうございます。」

店長「あ!洋ちゃん帰ってくるってよ。」

私「??」

店長「何寝ぼけてんの?!ファミレスの店長の!!」

私「え?!本当ですか??」

店長「あら。知らなかったの??言っちゃダメだったかしら。」

すぐ電話したら

ファミレス店長「バレたか…口止めすんだった。」

私「何でですか??」

ファミレス店長「ビックリさせようかと…。」

私「もー!!…早く帰ってきてくださいね。」

ファミレス店長「6月からだから、5月末には帰るよ。」

嬉しいことばかりでウキウキしてた。


5月末…店長が帰ってきた。すぐお店に来てくれて、いっぱい話した。その日の夜…陽菜と陸先輩に電話して、店長が戻った事話したら…店長の休みに合わせて海は、4人で行こうって話しで盛り上がった。


そして、夏休み。陽菜と卒業旅行に沖縄に行った。また、仲が深まった感じ。

そして、店長の休みに合わせて4人で海に行ったら…また店長にバスタオルかけられて

ファミレス店長「兄ちゃんは、心配だ。」

私「もー!!」

陽菜「こんなに細いのにこの胸だからね。」

って触られた。

私「ちょっと!!」

陸先輩「俺も…。」

店長に叩かれてた。4人でワイワイしてた。陽菜と2人でビーチバレーして遊んでた。

陸先輩「店長も…気付いてると思うけど、スズ…まだ隼人の事…。」

ファミレス店長「あぁ。どんだけ一途なんだよ。」

陸先輩「でも、隼人もずっとスズの事好きなんですよ。」

ファミレス店長「…は?!!!!」

陸先輩「マジです。でも、あいつバカだから素直になれなくて…ズルズル。でも、今度会ったら、離さないって言ってました。」

陸先輩と店長といるのにナンパばかり。でも、それ以外は、すごく楽しかった。

残りの夏休みは、ずーっとバイトしてた。


だいぶ涼しくなってきた頃。陸先輩に呼び出された。行ったら陽菜もいた。

私「どーしたの??」

陸先輩「あのさ…海に行った時の写真を圭佑とかに見られて…どーしても会わせろって…。」

私「なんで私だって言わなかったんですか??」

陸先輩「陽菜ちゃんと、店長と話し合って…スズだって言わずに会わせて思いしらそーって。」

私「何を??」

陸先輩「スズはこんなにいい女だって。」

私「いや。…会いたくない。」

陽菜「りん会ってあげなよ!陸先輩にはお世話になってるでしょ??」

私「…」

陽菜「会ったって、りんだって言わないとわからないんだし…会ってみて言いたくなったら言わなきゃいいし。」

私「…」

陸先輩「頼む!!」

私「わかりました!一度だけですよ!!」

陸先輩「ありがと。」

って頭わしゃわしゃされた。

陸先輩「で、4対4で。」

私「後3人。…陽菜は??」

陽菜「ダメ。合コンってなると…彼に怒られる。」

私「どーしよう。友達ほとんど彼氏持ちだし。」

陽菜「桜だったら喜んでくるんじゃない??」

私「そーだね。言ってみる。」

帰ってから桜に電話した。

桜「久しぶり!!どーした??」

私「あのね。合コンしたいんだって。メンバー入れる??」

桜「相手は??」

私「先輩達。」

桜「行く!!!」

私「後…2人お願いできる??」

桜「わかった!!!」

切って、桜が行ってくれる事メールして寝た。


嫌だなぁ。行きたくないなぁ。って思ってたらあっという間に当日。7時からだから、6時半に出れば充分。ボーッとしてたらチャイム。

私「はーい。」

陽菜「開けて!!」

私「陽菜?!!どーしたの??」

ドア開けながら聞いたら

陽菜「何着てくの??」

私「コレ。」

今着てる、ロールアップジーンズにセーター。

陽菜「ダメ!!!!コレ着て!化粧も!!髪も!!!」

もー言われるままやった。

陽菜「お出掛け用のりん完成!!」

私「ただ飲むだけなのに…。」

陽菜「ダメ!!行け!時間だから!!」

って言われて向かってた。スカートなんてスースーして寒いし。お店について入ったら3人がいた。

桜「久しぶり。」

私「久しぶり。ごめんね。ありがとー。…はじめまして。よろしくお願いします。」

彩・美羽「はじめまして!」

座ったら陸先輩からメール

『もうすぐ店つくよ。』

私「ちょっと行ってくる。」

外に出たら、先輩達がいた。隼人先輩また…かっこよくなった。手ふりながら、走ってったら先輩サイドでは…

圭佑先輩「ヤベー!!超可愛い!!!」

隼人先輩「陸!今日スズ来る??」

圭佑先輩「スズより、彼女だろ?!」

皆の前についた。

陸先輩「ごめん。待った??」

私「ううん。私も今さっきついたから。」

隼人先輩「アレ??」

え?…気付くわけないよね?

陸先輩「行こ。」

頭ポンポンされて、気にせず話ながら個室に入ったら2対1で間開けて座ってた。私がドア近くに座ったら

陸先輩「つめろー!」

って押された。とりあえずお酒たのんでメニューを陸先輩と決めてた。…ずーっと隼人先輩に見られてる。お酒きて自己紹介が始まった。

圭佑先輩「圭佑てす。よろしく。」

彩「彩でーす。よろしくお願いします。」

朔「朔です。君狙いで!!」

私を指差した。苦笑い。

美羽「美羽です。よろしくね。」

私達側になった。

桜「桜です。」

隼人先輩が、ずーっと私を見てるから桜がイライラしてるのがわかる。

陸先輩「おーい!隼人ー。お前だよ。」

それでも私をジーっと見てる。そのままの姿勢で

隼人先輩「隼人です。好きな人いるんで無視してください。」

陸先輩「おい!…じゃーほら。」

ってツンツンされた。

私「えーっと…お久しぶりの方ばかりですが…りんです。」

圭佑先輩「え?!!!!!」

隼人先輩「やっぱり。なんで、そんな痩せてんの?」

陸先輩「あの…隼人くん??俺の紹介は??」

隼人先輩「勝手にやって。」

私「陸先輩どうぞ!!」

陸先輩「陸です。よろしくね。」

圭佑先輩「ってなんでスズだって教えなかった??」

陸先輩「いやー。どんな反応するかなって。」

隼人先輩「なんでそんなに痩せたの?男??」

私「なんで痩せたか…わからないんです。勝手に落ちちゃって。」

隼人先輩「男じゃないの??」

私「陸先輩…隼人先輩が怖いよ。」

って、寄っ掛かったら隼人先輩に引っ張られた。

陸先輩「隼人。スズに男いないから。」

隼人先輩「わかった。」

あまりにも皆が私に質問ばかりするから…桜達は、飲みにはしった。

そして、2時間たって解散になった。

陸先輩「送ってく。」

うんって答えようとしたら、隼人先輩に手引っ張られた。だまってついてった。何も話さずに家の前に着いちゃった。

私「ありがとうございます。」

手を離してくれなかった。

私「先輩??」

隼人先輩「ちょっと話したい。いい??」

私「はい。どーぞ。」

あがってもらおうとしたら

隼人先輩「ファミレス行こ。」

バイトしてたファミレスに行ったら、店長出てきて

ファミレス店長「お!!珍しいな!2人か?」

私「うん。」

隼人先輩「ちょっと2人で話したいんですが、いいですか??」

ファミレス店長「あぁ。」

周りに人がいない席に案内してくれた。ドリンク先輩のと自分のとってきた。

私「どうぞ。」

隼人先輩「ありがと。」

さっきから先輩…深呼吸ばかりしてる。

隼人先輩「あのさ!!!」

私「はい。」

隼人先輩「好きな奴いる??」

私「…え?」

隼人先輩「いや。いてもいいや。」

私「??」

隼人先輩「俺…りんが好きだ。」

嬉しすぎて何も言葉が出てこない。

隼人先輩「りん??」

名前で呼ばれるのがこんなに嬉しいなんて!喜んでる場合じゃない。

私「…嘘ですよね?」

隼人先輩「何で?俺がすっごい勇気出してんのわかってる?」

私「でも…陽菜で…桜だと…。」

隼人先輩「確かに陽菜ちゃんは、いいなぁって思ったけど、桜はないよ。りんにしてきたことわかってるし。…それより…俺避けられてたよね?」

私「え?!!避けてません。」

隼人先輩「嘘だ。だって、会いたくて…遊びに行っても…いつもいないし。…まさか!!それも桜?!!!」

私「…」

隼人先輩「俺スゲーショックだったんだけど。いつも皆に押しすぎだって言われるから我慢してたのに。」

私「え?!待ってください!!…高校生のあの頃から??」

隼人先輩「そーだよ。」

私「え?痩せたからじゃなくて??」

隼人先輩「何で?痩せたとか関係ないでしょ?」

そー言ってくれたのは、隼人先輩がはじめてだった。痩せたら男子はもちろん…女子まで態度変えてよってこたから…。

隼人先輩「俺じゃダメかな?」

私「え?!」

隼人先輩「他に好きな奴いる??」

私「…私…。」

隼人先輩「待った!!聞きたくない!」

私「…」

好きって言おうとしたのに…。隼人先輩は、深呼吸してから

隼人先輩「やっぱ言って!!」

目をギュッとつぶった。何も言わずにおでこにキスしたら、固まってる。

私「先輩??」

隼人先輩「え?………え?!!!!!」

私「私…隼人先輩の事、ずっと好きだったんです。」

隼人先輩「マジで?!!」

私「でも、桜だと思ってたから必死で忘れようとしました。」

隼人先輩「マジで違うから。りんだから。」

私「エヘヘ。」

隼人先輩「可愛い!!!」

笑ってたら

ファミレス店長「おー。やっとくっついたか!」

隼人先輩「はい。」

ファミレス店長「悪い。俺にもコーヒー持ってきてくれる??」

私「はい。」

って立って店長好みのコーヒー入れてた。その頃2人は…

ファミレス店長「隼人。りん抱き締める時、絶対に後ろから抱き締めるなよ。」

隼人先輩「え?なんでですか??」

私が戻ってきちゃった。

私「はい。どーぞ。」

ファミレス店長「ありがと。」

少し3人で話してから、先輩が家まで送ってくれた。

私「ありがとうございました。」

隼人先輩「りん…どこの会社に?」

私「陸先輩と同じ会社です。」

隼人先輩「そっか。まーまー近いからいいか。できるだけ会おうな。」

私「はい。」

って笑ってた。

隼人先輩「じゃー。帰ったら電話する。」

私「はい。ありがとうございました。」

隼人先輩「家…入って。」

私「はい。」

って入るふりして見ようとしたら…後ろから抱き締められた。隼人先輩だってわかってるのに…体が勝手に震える。

隼人先輩「??…りん??」

私「…ご…ごめんなさい。」

しゃがみこんだら

ファミレス店長「あーあ。やっぱり。隼人……後ろから抱き締めるなって言ったのに。」

隼人先輩「何で?」

ファミレス店長「りん。大丈夫だから。」

店長が頭なでてくれて、深呼吸してたらおさまった。隼人先輩は、ビックリして立ってる。

ファミレス店長「りん。悪いけど部屋の中で話させて。」

3人で中に入った。ずっと…言えないでいたら

ファミレス店長「俺から言おうか?」

首を横にふった。深呼吸して…声震えながら、襲われたあの日の話をした。隼人先輩は、前から優しく抱き締めてくれた。そして先輩は、何も悪くないのに…ずっと…

隼人先輩「ごめん。」

って言い続けた。先輩に全部話せて安心した。


卒業までほぼ毎日会ってた。バイト先にも遊びに来てくれて…店長に紹介したら気に入られちゃってベタベタされるのを嫌がってるの見て笑ってた。

卒業旅行も陽菜と2人でハワイに行った。すごく楽しかった。行く前はおいてくのか??!ってうるさかったけど。帰ってきて写真みてもブツブツ言ってたから

私「働いてお金たまったら…今度は2人で行きたいなぁ。」

って言ったら機嫌なおった。


本当に最高の仲間と大好きな人に囲まれて幸せ♪

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