表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
奴隷傭兵、TS軍師に出会って成り上がる  作者: たぬころまんじゅう


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

76/102

奴隷傭兵、戦力UPを図る3

「めんどくせーなぁ・・・・・・」


 俺の感想を横で聞きながらエルは冷静に状況の説明を求めた。


「それで、相手とは今はどういう状況なんですか?」


「んー、それが最近は同じ戦場で見かけることが無くって。はっきりとした動向はわからないんだよねー」


「なるほど。まぁ、どこかの戦場で出くわしてもいきなり襲って来ることもないでしょう。それより、当初の予定通り傘下入りの手続きと今後について話しましょう」


 エルの一言で俺たちの今後の予定も決まった。話し合いの結果、とりあえずは西に向かうということになる。俺たちがラ・エスカローナ州から抜けてきたブネ山脈の麓に妖魔兵たちを待機させると、再度州都ベス・エ・サンターナに戻った。そこで傭兵ギルドに行って『薔薇の花』傭兵団を傘下に収める手続きをする。


 ギルドの受付嬢が驚いて例のギルド長であるガリスが出てきたりでひと悶着あったが、手続き自体はその日のうちに処理されることになった。「傘下に入る」ということだが、ガリスによれば『薔薇の花』が『ブラックシープ』という傭兵団の組織図の中に組み入れられることになるだけで、名前まで抹消するかどうかは自由だそうだ。彼女たちの希望で『薔薇の花』という名前は残すことになった。


「これでおまえたちの戦力は同ランクのなかでは抜きんでた存在ということになるのかもな」


「んなことより、『高潔の薔薇』って名前の傭兵団の動向は知らねぇか?」


「『高潔の薔薇』?ああ、ここ二、三か月この辺の戦場に出たって話は聞かねぇなぁ。ひょっとしたら別の地域に行ってるのかもしれんが。なんだ、なんかあんのか?」


「ちっとばかし、めんどくせぇことになっててな」


 俺はガリスのおっさんに簡単に事情を説明した。


「ははは!美女に追っかけられんなら大歓迎だが、剣と槍持った連中に追い回されるのは俺も御免だな」


 ・・・・・・コイツに説明してもムダだった。


「それよか、今度も北の国境で戦が起こりそうな気配だ。もしよかったら参加登録してもらいたい」


「今度はいつですか?」


「状況から言って二週間てとこだろうな。おまえらCランクだから、今度は参加するだけで五十万ディナーリを受け取る権利があるしな」


 Fランクは参加しても無料だったことを考えると破格の待遇と言っていい。Dランクに上がっ——今Cランクって言ったか?


「おい、俺たちゃまだDランクだぞ?」


「は?何言ってんだおまえは。Cランクとデュエルして勝っただろ?」


「ってことは、ランクも上がるのか?」


 そんなことも知らんのかとばかりに、ガリスはため息をつきながら首を振った。


いつも拙書を読んで頂きありがとうございます。


☆、ブックマークして頂けたら喜びます。


今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ