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この作品には 〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約15年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

妄想リアリティ

作者:成茸 ハル
しがない高校生、日向|《ひなた》瞳|《あきら》は一般的で、普通で、凡人に位置づけられる高校生だった。
目立つわけでもなく、普通に友人と談笑をかわし、普通に部活動に精を出し、たまにはダラけ、一般の高校生と変わらず可愛い女の子に興味を持つ、そんなまったく特色を持たない高校生。
唯一人と違う点があるとするならば、彼は『妄想』という行動に酷く卓越していた。
彼は妄想をこよなく愛し、自分の意のままに変わる世界を楽しみ、そして日常の「自分の思い通りには決してならない」世界に戻っていく。
彼の妄想力は具体的で、現実からおおよそ離れた設定ではなかったが、それでも現実の彼が置かれた設定とは程遠かった。

ある日、妄想の中で、一人の少女が死んだ。
次の日、その少女は、瞳の目の前で死んだ。

彼はそんな事は望まなかった。しかし、脳内の世界は、瞳の希望とは裏腹にひとり何処かへ歩いていってしまう。

妄想が、彼の理想を引き千切って、現実世界を描き始めている。
何故妄想と現実がリンクし始めているのか、瞳には分からなかった。

作家の手を離れて、キャラクターが勝手に動き出すように。

既に、彼の頭の中の希望の世界は、彼のものではなくなっていた。

そんな中、彼の元と尋ねてきた一人の少女がいた。
その少女は、死んだ少女の妹だった。
もうそう、その1
2010/03/30 17:10
現実、瞳その1
2010/03/30 17:24
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