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奈良県吉野というところ

作者: GONJI

今週もよろしくお願いいたします!

もう暑いのは飽きました。

でも、ちゃんと管理しないといけませんからね。

そんなこの国で暮らすための心配事が増えたと言うことですね。

お互い気をつけましょう!

奈良県と言えば奈良市にある大仏さんやら鹿、春日大社なんかが有名で、一般的な観光地はほぼJR及び近鉄の奈良駅周辺にある感じがします


ただ、奈良はほんと夕方になると人が疎らになるこれまた不思議な観光地なのですね

大阪人の私がとても不思議に思うのは奈良県って実はほぼ南側半分を吉野地域と呼ぶのですね

確かに地図で見る限り南半分は吉野郡なのです


どこまで吉野やねん!


と突っ込みたくなる大阪人です

大阪人にとって吉野って普通はやはり吉野山の桜なのです

下千本、中千本、上千本、奥千本と季節が進むにつれて桜も手前から奥へ開花が進んでいく

そのイメージが一番強い・・・

しかし、この桜の地域と言うのは吉野でもごく北側になるのですね


吉野との境目となるのが、五條市、御所市、明日香村、桜井市、宇陀市のある北側半分の南限ですね

御所市は忽然と歴史から消された古代豪族の葛城氏の本拠地があったところ

明日香村は飛鳥地区として太古の大和朝廷の宮があったところ

桜井市も大和一の宮大神神社のご神体三輪山があるところ


五條市って・・・これが新しいところで有名なのが江戸末期に天誅組が五條代官所を焼き討ちして、桜井に革命政権を立てようとした時に出てきますけど・・・あとは・・・

五新線と言いまして国鉄時代に五條から和歌山の新宮まで鉄道をひこうとしたらしい・・・

宇陀市って・・・これまたあまり目立った史実が・・・(笑)


さて、その吉野地方ですが、あの鎌倉時代と室町時代の間の建武の新政の時に同時に二人の天皇が即位すると言うこの国の歴史の特別な期間に南朝の本拠地が置かれて京都を出た後醍醐天皇が来られたことで有名です

南北朝時代ですね


ほんと、桜以外ではこの南朝のことしか知らない(その時代には私はもちろんいませんが)のですね


ところが、この吉野地域をよくよく見ると・・・山の中に有名な村があるのですね


天川村なんて・・・天河大弁財天という日本中に有名な芸能の神様が鎮座されておられます

有名な芸能人の方も大勢お参りされておられますね

そして熊野古道への道程でもあります


吉野地域に入るとほんと山の中なので盆地の奈良と言う観念が一気に払拭されます

というよりは、吉野地域が奈良なのがこれまた不思議なのかも知れませんねぇ

奈良県の北半分が盆地で南半分が山林・・・


それが奈良県の全てなのですよねぇ


そう言えば・・・三重県に向かう奈良県東側の宇陀の辺りも山林と盆地が混ざったようなまた違う雰囲気です


しかし、大阪人の私はやはり、南半分がほぼ吉野という名前なのがとても不思議です

ネイティブ奈良県人の方がよく「吉野の方は・・・」とおっしゃられるのですが、南半分全部をイメージしておっしゃってはるのでしょうかね?

それに興味を持ちました


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