表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
元アラフォーの俺、公爵家嫡男に転生する~何故かいつの間にかハーレムに~  作者: おとら@9シリーズ商業化


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

67/68

その後の話

校外学習を終えてから二日後、ようやく身体が元の状態に戻った。


帰りの馬車辺りから痛みがきて、それから家に帰ってからも酷かった。


マリアには泣かれるし、親父にはまだまだ甘いとか言われるし。


幸い、学校は三日間の休みがあったのでどうにか間に合ったけどね。


「ふぅ……よし、大体元通りかな」


「ふふ、おはようございます。お手伝いした甲斐がありましたね?」


「……お手伝い? あれか? まさか、身体が動かない俺を襲おうとしたことかな?」


俺の身体が動かないことをいいことに、アレコレと世話を焼いてきて大変だった。

なんとか、俺の貞操は守り抜いたけどねっ!

抜かせてもないからねっ! ……アブナイアブナイ、下ネタ厳禁。


「いえいえ、多少は動かないと筋肉はほぐれませんから。ああして襲えば、動かざるを得ないでしょう?」


「相変わらず。ああ言えばこう言う奴だなぁ……はぁ、まあいいや。んで、何か知らせが来たんだっけ?」


「はい、王城から招待状が届きました。今回の事件についての説明かと。群のボスを倒したし、ご主人様が当事者ですから。そして、第二王子なので国王陛下と謁見する手間が楽なので」


「うげぇ……めんどい。そういうって、ノイス先生とかセレナでよくない? あの二人だって、楽に謁見は……出来ないか」


「そういうことです。そういうのにうるさい人たちはいますからね。ご主人様がいるなら、その他としてついては来れますが」


前も言ったが、王女の立場はそこまで強くない。

ノイス先生も引退した身で、今はただの先生だし。

これがプライベートだったら、全然構わないんだろうけど。


「んじゃ、面倒だけど行きますか」


「まずは、朝ごはんを食べてからですね」


準備を済ませたら、食堂に行く。

すると、マリアがタタタッと駆けてくる。


「お兄様!」


「ゴフッ……妹よ、朝からタックルはキツイ」


「あっ、ごめんなさい……えへへ、お兄様だぁ」


「……へいへい、好きにしなさい」


俺が家に帰ってきてから、マリアはこんな感じである。

家族を亡くすことを恐れているこの子からしたら、連絡が来るまで生きた心地がしなかっただろう。

という訳で、可愛い妹のタックルは受けとめる……それが兄の義務っ(キリッ)


「ほほ、良かったですな」


「ぐぬぬ……もう一度ベッドに沈めてやろうかのう」


「やめてっ! 死んじゃうからっ! 妹よ離れてくれ、兄はまだ死にたくはない」


「もう、仕方ありませんわ」


そして、全員で朝食を食べる。

セバスと親父もいて、久々に家族が揃った形だ。

俺は二日間、ほとんど寝たきりだったし。


「アレクよ、改めて良くやった。王族としての義務を果たしたそうじゃな」


「急にどうしたの? 気持ち悪いんだけど……」


「なんじゃと!?」


「わぁー! ごめんなさいっ! 」


「旦那様、落ち着いてくださいませ。アレク様もお気持ちはわかりますが、今は我慢してくたさい」


「セバスよ? 一言多くないか?」


「ご自分の普段の行動を思い返せばいいかと。では、お食事も終わったのでお茶を用意しますか。そのあとで、ゆっくりお話しすればいいかと」


「ぐぬぅ……わかったわい」


そして、カエラとセバスがお茶を持ってくる。

それを飲んでから、一息つく。


「んで、どうしたの?」


「別にそのままの意味じゃ。ノイスから聞いた、お主がいかに勇敢に戦ったかと」


「別に大したことないよ。俺は大切な人達を死なせたくなかっただけ」


「ふんっ、生意気言いよる……アレクよ、お主にそんな気概があったとは知らなんだ。いやはや、儂も歳をとるわけだ」


そういい、なにやら上を見上げてしみじみしている。

なんだ? 何かがおかしい気がする……。


「まだまだ元気なくせに」


「もちろん、まだまだ現役だわい。さて、お主の覚悟はわかった。この後の謁見も楽しみにしている」


「はい? どういうこと?」


すると、セバスが扉から入ってくる。

いつの間にか、外に出てたみたいだ。


「アレク様、王城より使者が参りました。そろそろ、行った方がよろしいかと」


「はぁ……わかった。んじゃ、とりあえず行ってくる」


「お兄様、頑張ってくださいね」


「うむ、しっかりやるといい」


三人に見送られ、俺は護衛のカエラを伴って馬車に乗り込むのだった。







評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ