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元アラフォーの俺、公爵家嫡男に転生する~何故かいつの間にかハーレムに~  作者: おとら@9シリーズ商業化


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30/68

予定

 休憩時間中に、隣にいるメルルとお話をする。


 ちなみに噂からか、クラスのみんなも注目している。


 まあ、特に気にしなくて良いかな。


 これでメルルを無視する方が可哀想だし、俺の評判は今更だしね。


「メルル、一昨日はありがとね。妹のマリアが喜んでたよ、また来てくださいって」


「ほ、ほんとですか? えへへ、嬉しいです。では、またお邪魔させてもらいますね」

 ほほ

「うん、そうしてくれると助かるかな。こっちから頼みたいくらいだし」


「そ、そうなんですか? その時は……アレク君もいますか?」


「うん? そりゃ、いるでしょ」


 俺はできるだけ家から出たくないし。

 というか、だらだらしたいので出たくありません!


「そ、そうなんですね」


「あっ、もしかしていない方がいい?」


「い、いえ! いてください!」


「わ、わかった」


 まあ、そりゃ緊張するよなぁ。

 一応、公爵家の家だしね。

 すると、セレナがこちらに向かってくる。


「き、聞いてたわよ」


「うん?」


「私も行っても良いわ……その、マリアとも会ってないし」


「ああ、そうだな。マリアも会いたがってるから来てくれると助かる」


「っ……任せなさい!」


 そう言い、嬉しそうな表情を浮かべた。

 あの二人も仲よかったから、俺のせいで会えなくなるのは可哀想だ。

 メルルもリラックスできるし、こっちとしては渡りに船ってとこかな。






 その後、お昼休みなったので四人で食事を取る。


 女子二人は楽しそうに話しており、俺とトールはそれを聴きながら黙々と飯を食う。


「セレナさん、今日は部活ありますか?」


「ええ、あるわよ。少しずつ人族にも慣れていかないと。というか、メルルも水臭いわ。一昨日、私のことを誘えば良かったのに。もちろん、私も毎回応えられるわけじゃないけど……」


「ご、ごめんなさい。誘って良いのかわからなくて……次からは誘いますっ」


「ふふ、楽しみにしてるわ」


 ウンウン、美少女二人が仲良くしてるのは眺めるだけでもいいね。

 メルルはもちろんだけど、セレナも美人さんだし。

 こう、見てるだけで良いというか……うわぁ、オヤジ臭いセリフ。

 ここら辺も含めて、今の俺はアンバランスな感じがするなぁ。


「そういえば、アレクはどうするんだ? 今日こそ、乗馬に来るか?」


「あぁーでも、運動って感じではないしなぁ。今日のところは、テニス部のところに行くよ」


「あら、そうなの? じゃあ、今日は三人で一緒に行けるわね。そうだ、そのうちアレクの家にもいかないと。もちろん、メルルと一緒に」


「えへへ、賑やかになりそうです」


 ……何か忘れてるような気がする。

 セレナに言わなきゃいけないことが……あっ。


「あっ、それに関して一つ問題が……」


「なによ?」


「お前のんところの親父さん……つまり、国王陛下的には平気なのか? その、元婚約者である俺の家に来ることについて」


「……あっ」


「あっ、じゃないよ。俺は目をつけられるのは嫌だからな。ただでさえ、こっちの立場は悪いんだから」


 そう、これこそが重大である。

 なにせ、婚約解消をしたのはセレナの父親……つまり、国王陛下ってことだ。

 すでに遅いが、これ以上心象が悪くなるのは勘弁である。


「そ、それはそうだけど……どうしたらいいかしら」


「……とりあえず、俺が挨拶に行くよ」


「……えっ? ど、どういうこと?」


「別にどうってことはないさ。うちのマリアが寂しがってるから、遊びに連れてって良いですか?ってね。あと、謝りにでも行こうかと」


 元はと言えば、俺が婚約解消されるような男だったから悪いわけだし。

 だったら、それくらいはしないと。


「そ、そうよね! そうすれば、お父様も許してくれると思うわ……えへへ、もしかしたらそれ以上のことも」


「はい?」


「な、なんでもないわ! とにかく、お父様には私から連絡をしておくから」


「ああ、よろしく頼む」


 さて、あの国王陛下と会うのか。


 今の俺なら、何とかなりそうな気もするが……さて、どうなるやら。


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