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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

ベンジョン飯

作者: ヒロモト

「あー!暑い暑い!体温と変わらない気温ってなんだよな!」


昼休み。俺は冷房の効いた便所に駆け込んだ。

さーて。ベンジョン飯の始まりだ。

いじめられっこの俺にとって一人になれるこの時間が唯一の癒やしだ。

この学校の便所は凄い。

貯水タンクはヒーターとクーラーがある。

温めも蒸し料理も出来るし、シャンパンもキンキンに冷やせる。

ノズルを捻れば手洗い用の小さな蛇口からは好きなドリンクが出てくるし、消臭ポットはおろし金になっている。

U字型の便座はヒートプレートになっていて焼き魚やステーキに最高だ。

ウォッシュレットからは各種調味料が出て、便座の下には調理器具や食器が仕舞える。


「ふう」


俺はトイレットペーパーに見せかけたシルク生地のナプキンを首に巻いて便座に顔を突っ込んで1時限目から熟成されているタカシのうんこを食った。

しっかりと噛んだ。

歯の隙間にたっぷりうんこを詰めていかないとタカシに死ぬギリギリまで殴られる。

詰めなくても殴られるけどね。 


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― 新着の感想 ―
[良い点] タイトルから始まるギャグ風味アゲアゲテンションで進で来た展開が急落するオチ。何とも言い難い重苦しい読後感……怪作ですな。
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