異世界牛乳少年
更新が滞ったお詫びとして、ストックの細かいネタを幕間代わりに
※注意※
前回とは直接つながっておりません
あくまで幕間であり、何時か何処かでのいつもの三人です
大型アップデート、それは定期的に浮かんでは消える噂。当たっている時もあれば全くのガセの場合も多い。新しい魔法、新しい職業、新しいイベント、そして新しいモンスター。
「あくまで噂なんだけど、なんか変な奴が多らしいのよ。有名無名各種のモンスターから、どっかで聞いた事あるような無いようなモンスター。ゲームオリジナルなモンスター」
「ミノタンロースとか」
「ミノ・タン・ロース? 牛やないかい!これにカルビが入ったら焼肉界のアベンジャーズが揃うのよ」
ステッドくん、いつもと口調が違うよ。
「それが私も牛かと思ったら、モンスターらしいのよ」
「ほー。もっと詳しく教えてくれる?」
「それがね、首から上がミノタウロスで首から下が件。二つが合体したモンスターなんやて」
「ほぉ~…牛やないかい!牛頭人身モンスターの頭と女頭牛身妖怪の体を合体させたら牛にしかならへんがな」
「それでね、時々冒険者と戦うらしの」
「なら牛と違うか?モンスターと戦うのは冒険者の仕事。牛と戦うのは闘牛士や。キチンと領分は分けなアカンのよ」
「でね、戦うのは武闘家で、素手で倒したらゴッドハンドの称号がもらえるんや。」
「なるほど~…牛やないかい!ゴッドハンド・マス大山は牛殺しで有名なのよ」
「それがな、運営が言うにはモンスターらしいんや」
「なら牛と違うか!運営様の言う事は絶対なのよ。王族・貴族よりもよっぽど権力のあるのよ。その運営が動物や無くてモンスターやて言うんならモンスターで決まりや。てかそれ先に言えよ。お前、ワシがゴッドハンドとか言うてる時どう思とった?」
「二人ともいつまで遊んどーと?!しかもミルク某の丸パクリったい」
成功した以来の帰りとはいえ、フザケ過ぎである。
おまえらは下校中の小学生か?
「今お客様に10フィートの棒を戴きました。こー言うのは何本あったも必要ですからね」
(懐に入れるゼスチャー)
「なんとか入りました」
まったく
連載でメモ書き同然のお茶濁しやってる奴がいるよ
「おお、そらワシや」でした(平身低頭)




