class of slaughter ~クラスでデスゲームがはじまりました。~
先に言っときますがこれは2020/11/12の夢の話です。続きは考えておりません。
「あと最後に生き残ったチームにはご褒美として一人ひとりに対して何でも願いをかなえてあげよう。せいぜい退屈させないでね」
自身、銅志門はなんてことはない日常をつい先ほどまで満喫していた。いじめを受けていたが小さいころから気の合う友人と一緒にバカ騒ぎをして楽しんでいたはずだったのに...
時は今から数時間前までさきのぼる。
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昼休みの校舎裏で
「おい、金は持ってきたんだよなあ?」
ニヤニヤしながら見目毅は言ってきた。
「も、持ってきてないです」
怯えながら自分はそう答える。
「あ?なんだと?お前がどうゆう立場なのか分かってねぇみたいだなぁ。おぅらぁ!」
振り上げられた拳が自分の腹につきささる。
「う...」
おれは腹を抑えその場でうずくまった。
「てめえ、昨日金を持って来いって言ったよな!なんっで、もって、こないんだよ!」
会話の合間、合間にうずくっまっているおれを蹴ってきた。
「か....金がない..んだよ...。」
痛みや苦しみに耐えながら途切れ途切れしゃべった。
「口答えしてるんじゃねえぞ!!」
また蹴りを入れられる。
「ねえそんな奴放っておいて早くいこうよう」
掘込梨早はそう言ってこちらをゴミを見るかのような目で一瞥したあと、それとは真逆の目をし甘ったるい声で 毅をせかした。
「ああそうだな。ちっ、明日今日の分も含めて二日分持って来いよ。」
毅は自身の顔を掴んで脅し立ち去った。
「ああ、痛てえ.....」
ふらつきながら保健室に向かった。
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切れた唇を少しふれ痛みで顔を歪めつつ教室に戻っていく。
扉を開くとほとんどクラスメイトはこちらを見て自分だときずくとすぐさま顔をそらす。こちらを見ているのはさっき自分をぼこった毅と侮蔑の目を向けていた梨早、そしてニヤニヤしてみている腰巾着の二人古池勤と江木文行だけだ。
そして机には罵詈雑言が彫刻のようなもので彫られている。
(面倒くさいことしやがって)
そう心の中つぶやきながら席に着く。
すると4人は近づいてきて
「おいおい、せっかく俺たちがお前のために掘ってやったっつうのに感謝の一つも言えねえのかよ」
「(ちっ)...ありがとうございます」
内心で舌打ちしつつ感謝の言葉を述べる。
「そうじゃねえよなあ。感謝ってのはよう。土下座してやるもんじゃねえのか?」
「そうだよ 、はやく土下座しながら感謝しろ」
「土下座、土下座!」
そういって4人は土下座コールを始める。周りは見て見ぬふりをする。
(うるせえなこいつら人が何も言わないからって調子づきやがって)
心の中では毒を吐くが自分は席を立ち、手を床につけ、頭を下げようとすると、
「おいおい、君たち、何をやっているんだ?」
扉から現れたのは、生徒会会長の板垣礼二と
「大丈夫?」
そういって立ち上がるのを手助けしてくれる自身の幼馴染の朝比奈里奈だった。
「ああ?見てわかんねえのかよ。そいつはよう。俺らに感謝してるんだよ」
「僕には土下座を強要しているようにしか見えないけどねえ」
そういって毅を胡散臭げにみていた。
「もうやめなよ。なんでこんなことするの?」
里奈は4人を責めたてた。
「ちっ。行くぞお前ら」
分が悪いと察したのか4人は教室を出て行った。
するとクラスから
「やっぱり礼二はすげえよなあ。どんな相手でも一歩も引かないし」
「礼二君かっこいいなあ」
そうクラス内から礼二を称賛する声が聞こえてくる。
「君も嫌なら、嫌とはっきり言えばいいんだよ。みんなが助けてくれるから」
礼二は笑みと浮かべながら言ってきた。
「あ、ああ」
複雑な笑みを浮かべながら曖昧返事をする。
ここだけを見れば確かに美談しか見えないだろう。しかし
(お前があいつらを先導しているのはわかってるぞ)
そうこいつが主導者である理由は幼馴染の里奈ことが好きだからだ。だからこそ幼馴染である俺をいじめてそれを助けることで自身の地位や好感度を上げて里奈と付き合いたいんだろう。実際こいつ一回ふられているし。ほかにも様々ことをしている。その都度礼二は自身でそれを解決している。知ったやつは学園長である父親に揉み消されているということだ。ただそれを知っている人はほとんどいない。
キーーーンコーーーンーーーカーーーンーーーコーーーン
チャイムが鳴り響く。
この授業の先生が扉を開ける。
「授業はじめるぞーーーー」
おれは悪口が彫られている席に着き授業の準備に取り掛かる。
なお、おれをイジメいる4人はかえって来ることはなかった。
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放課後、帰る準備をする。すると
「志門、一緒に帰ろうぜー」
ふれかえると友人の明神健斗が肩をたたいてきた。
「ああ、いいぞ」
「(まだ、しっぽつかめないか?)」
「(ああ、もっとやばいことされないと無理だと思う。あいつ学園長の息子なうえ人気もあるからな。おれらの言い分きいてくれないだろうし。今回のやつも録画したがあいつらが切られてすぐ終わりだ)」
健斗は小学校から一緒でクラス内では数少ない友人だ。
そしてこいつは礼二が主犯のことに気づいている。
気のいいこいつは一緒に礼二がしていることを探してくれている。
「にしてもあいつあくどいこと結構やってるよな。うわさを聞いた感じ」
「だな、でも自身で手は染めてないから証明するのは難しい、おれのイジメだって二人で少し聞き取れた会話だし。」
歩きながら礼二の話をする。
「実際、あいつら4人のイジメの動画を警察とかに出したとしても、あいつだけで元がたてないからな」
「そうだな。...あ、そうだ今日の動画はどうだった?」
「ばっちりだぜ。めっちゃきれいに取れてるぞ」
「見してみして」
健斗はポケットからカメラだしろくがを再生する。
「おお、めっちゃ痛そうじゃんおれ。実際痛かったけど」
「お前カメラ意識しすぎだぞ。まあ気づかれなかったからよかったものの。気づかれたら動きづらくなるだるうが」
「すまん。すまん。」
「てか、今日の夜あいてるか?ゲームしようぜ」
「いいぞ」
おれらは笑いながら帰路を進んだ。
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そんな日常をすごしていたある日
「~~~であるため~~~」
先生の話が教室内に響き渡る。他に聞こえるのはペンがノートに書き込まれる音とうたた寝している人の小さな呼吸音のみ
自身もノートに書きこんでいた。
すると少しずつがだが睡魔おそわれていった。
(ああ、眠い)
そうおもいつつもこくりこくり頭が揺れる。
(すこし、すこしだけ.....)
自身も睡魔に負け眠ってしまった。
もし、周りを見ること出来たのならちょっとした異常に気付くことが出来ただろう。他全員も眠っていたことに........
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「.......!.....ぇ.......ねえ、起きて、ねえ!」
「あ、ああ。授業がおわったのか?」
「そんなんじゃないよ!見て!」
「どうしたんだ。里奈、いった......い....」
里奈に言われあたりを見わたすと、さっきまでいた教室とは違い漆喰が塗ってあるかのように暗い木の壁がある部屋だった。窓もなくあるのは扉一つのみ。そして先に起きたであろう健斗と里奈、そしてクラスメイトの二人辻本聖也と二見一紗がいた。
「どうゆうことだよこれ.....なんでおれらはここにいるんだ?」
「わからない。私も起きた時にはここに...」
「俺もだ志門。ついでに言うがおれが最初に起きてみんな起こした」
「そうか、二人もなにもわからない?」
「うん....」
「ああ」
「そうか」
誰もここにいる理由はわからないようだ。沈黙が進む。
「なあ。扉の先に行かねえか?このままだと埒が明かない。他の人も扉の先にいるかもしれないし」
俺はそう提案する。
「わかった」
「ええ」
返事をもらい5人は扉の先に行き、開ける。するとなかはバーのようなカウンターと丸い木製の椅子がありクラス分の席があり、ほかの席にほとんどのクラスメイトが座っている。暴れているやつもいるがなぜか音が聞こえずよく見るとシャボン玉ような薄い膜が張られているのがわかる。
「おい。おかしいよなこれ」
「ああ。少なくともあんなに薄い膜が音完璧に消すことはできない。」
そういって健斗は膜を引っ張る。しかし
「だめだ、木の板を引っ張っているようで少しも伸び縮みしない。しかもこんなに透明、意味が分からないぞこれ。」
それから手を離し呆れた様に言う
女子2人も辺りを見渡し膜の外にいるクラスメイトに話しかけるがあっちも聞こえてない様で困った顔をしている
「とりあえず椅子に座るぞ。それ以外何も出来ないようだしな」
自分は4人を椅子に座る様促した
「そうだな」
「ええ...」
「うん..」
「ああ」
健斗と聖也は躊躇なく座り、二人は恐る恐る座った。
暫くすると別の扉から5人ずつ出てきた。声は聞こえていないが、狼狽えたり困惑したり不安がったり部屋の隅々を調べたりして思い思いの行動しているのが分かるが皆暫くすると諦めて椅子に座った。
最後の一人が座ってある程度経つとカウンター側の扉から白きものが出てきた。顔も無く全身も白い。まるで紙粘土様な見た目をしている。
「ひっ!」
不気味なものをみて一紗は悲鳴を上げる。
白いやつは全員一瞥する。すると、
「ああ、仕切りがあったね。消さないと」
無機質な声でそうしゃべり手を空に切ると膜は静かに割れた。周りから他の人のざわめきが聞こえる。
中には友人と涙を流して抱き合っている女子もいる。
「うるさいなあ。早く元居た椅子に戻ってよ」
白いやつは煩わしい様子でそういった。すると
「なんだよ、早く俺らを返せよ!くそ野郎!」
そう聖也は立ち上がり白いやつ指さして怒鳴る。
「そうだ!早く返せ!」
「この犯罪者!」
「そうだ!」
周りも聖也に先導なされ皆怒鳴る。
「よせ!状況を考えろ!」
そう健斗はいうが周りの声にかき消される。
「ああ、うるさい」
白いやつはまた空を切る。すると聖也は顔から足まで全身が潰れ、床や自分達に血を被せ、肉の花を咲かした。
「なっ...!」
「きゃああああああ!!!」
周りは悲鳴を上げる。中には失神する人や失禁する人もいる。かく言う自分もさっき起きた現象が理解できずに茫然となった。
「もう一度言うよ。うるさい。早く元も場所に戻って」
白いやつは周りを急かし一度手を叩いた。それを聞いた。みんなは失神した人を無理やり起こし失禁した人を椅子に座らせた。あたりはすすり泣く音しか聞こえない。
「そうそう、それでいいんだよ」
白いやつは拍手をする。まるで小さい子供が成功してほめるように
(狂ってる.....)
そう思うが口にしない。さっきの二の舞にはなりたくないから
「そうだ、忘れてた。君たちに本題を言おう。君たちのここに呼んだのはほかでもないちょっとしたことをしてもらいたいからだ。なあに簡単なことだ。君たちには殺し合いしてもらう」
『殺し合い』その言葉でまわりは大きなどよめきがおこる。
「まあまあ、聞きなよまだ終わってないから。まあ普通の殺し合いなら君たち素人が戦っているところなんか興奮もしないし面白くもなんともない。そこでだ、チーム団体で戦ってもらう。しかもしかもみんな大好き異世界で経験を積んでからね。ついでに言っとくけど別々の異世界だから。30人の6チームいるしシードもあるけど1試合目は1年後、2試合目はさらにもう1年後、最後はさらに1年後の計3年間で戦ってもらう。もちろん、君たちに拒否権はない」
自身の頭が理解を拒んでいる。異世界?3年?冗談だろ?
「異世界は危険がつきものだ。そこでだ、君たちにこれをやろう」
すると白いやつの手中にコインがでできた。
「見てみな。これは才能のコインといってな、ふれるとコインは様々な種類のコイン変化分裂する。分裂したコインには様々な力が宿っている。その中の1種類を握ると絵柄に合った力を手に入れることが出来るコインだ。コインは自身に適したものしか変化しないよ。ついでに言っとくけど複数の種類のコインを握ったり、ほかの人のコインを握っても意味はないからね」
「なあ。おれらのチームさっきお前が殺したせいで4人何だが.....」
おれはおもむろにそう言う。
「ん?ああ、そうだったね。なら現地から探すがいい。といってもいいやつがいればいいね」
白いやつは忘れてことに気づいた様に話す。
「まあ、こんな感じかな。ついでに言っとくけど逃げても無駄だよ転移させるから。あと最後に生き残ったチームにはご褒美として一人ひとりに対して何でも願いをかなえてあげよう。せいぜい退屈させないでね」
白いやつ話を終わると周りは白く光り輝き目が開けられなくなる。瞼が徐々に暗くなり、目を開くとそこは最初の部屋だった。
しかし、さっきの部屋へと行く扉はなく反対に隙間から光が漏れ出している扉と5人分の服が入った棚とうえにはコインがある。
「殺し合いなんて冗談だよね?」
里奈は口を開く。
「だっておかしいでしょ絶対、なんで私たちがこんなことしないといけないの?ねえ」
「落ち着け」
里奈の肩を掴む。
「落ち着け.....まず整理しよう。まず、おれらは拉致されている。そして、殺し合いと異世界?への行くことを強要されている。
そしておれらは生き残らなければならない」
「そしてコインについてもだ。俺らにはいろんなものが足りない。水、食料、情報、力すべてたりない」
「ああ、そしてそれを手に入れるにはあの扉を開くしかない。白いやつが言う自称異世界にな」
おれら2人はそう結論づける。
「なんでそんな二人は冷静なのクラスで争うかもしれないのに」
「そうですよ。どうして」
「くよくよ言っても仕方ないだろ。みんなで帰るんだったらまず行動しないと始まらないだろ。それに聖也が死んだ所を見ただろう?今のところ素直に従ったほうがいい。それに最後あいつ言ってただろう『最後に生き残ったチームにはご褒美として一人ひとりに対して何でも願いをかなえてあげよう』ってそれで脱出するしかない。あとあいつの超常現象で願いをかなえるのならばみんなを生き返らせることも出来るかもしれない。それらにかけるしかないだろ」
「そう..だね..うん。ごめん」
「うん....わかった」
二人をそう説得した。
「まずやるべきことはコインに触れることだ。そうしなきゃ何も始まらない」
「まって、なにかあるかもしれないよ」
「大丈夫とは言わないがやることはこれしかないだろ。あいつのレールの上に敷かれるのはしゃくだがな」
「おれも賛成だ。やつが言うことが本当ならあの扉の先は異世界でどんなことがあるかわからない。力を持っといて損はない」
「わ、私も賛成です。何かの役に立つかもしれないし」
「そう....」
二人の賛同もありみんなでコインを使うことにした。棚の上にあるコインを掴むとコインは淡く光り、4枚のコインなった。
コインを表には本を読む学者の絵、踊っているピエロの絵、ローブを被った人の絵、剣をを持つ人の絵、そして裏は本があり縁に学者、仮面と縁に道化師、杖と縁に支援術師、剣と縁にに戦士と彫ってあった
「三人どうだった?おれはこの4枚だ」
「おれは3枚」
「わたしは3枚」
「わたしは5枚」
3人の見るを健斗は学者、戦士、そして、最後の一枚は戦士とほぼ同じだが、裏には装飾の施された剣があり縁には剣聖とほられてある。
里奈は、学者、表は錫杖を掲げている人の絵で裏は錫杖の絵の僧侶、最後は表がけが人に対して祈っている人の後ろ姿の女性で裏が祈っている人の前姿で聖女と彫られている。
一紗は学者、僧侶、道化師、表は魔法陣が後ろにある人の絵で裏は魔法陣の絵の魔法使い、表はルーペのようなものでこちらを見ている人の絵で裏はルーペの観察者だった。
「おれはまあ、剣聖を選ぶよ」
「私は聖女かなー。絵を見た感じ回復訳っぽいし」
「私はま魔法使いです...」
「おれは...」
コインを見てまず学者と道化師はないだろう。効果がわからない。しかし、戦士はかぶるし、支援術師を選ぶと前衛1の後衛3に....
「おれは支援術師のほうがいいと思うぞ。壁は現地で見つければいい」
「なら、支援術師にする。戦う力ではなくみんなを支える力になろう」
「それでいいよ」
「で?どうするの?」
「そうだな。まず棚にある動きやすい服装に着替えるか。つうか仕切りの一つもないのかよ。おれらは反対むいてきがえますよ」
「覗かないでよね」
「覗かないよ」
里奈に睨まれるがおれは肩をすくめて服をもって後ろを向く。
おれは着替えながら健斗に話しかける。
「ほかのやつの動向どうおもう?」
「知らん。だが、最後に言った『何でも願いをかなえてあげよう』という言葉で絶対にみんなで帰ることが出来なくなったのは事実だ」
「だな、毅なんか、どんな願いをお願いするかわからんからな」
自分たちは話しながら着替え終わる。
「もういいよー」
後ろからOkをもらって振り向く。
「何つーか。服装みんなかわかんな。the・旅人って感じ」
「初期装備って感じ」
「でも通気性はいいですよ」
「確かに」
みんな思い思いのことを話笑いあう。
「さて行くか」
「そうね」
「うん」
「だな」
そして俺たちは扉を開け先に向かった。
ここで自分は夢が覚めました。
続きを書くなら設定を考えないといけないため面倒くさいです。
ある程度読まれたら考えry