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1.目を覚ますと

書き始め。序盤というか幼少期はあくまでも前置き扱いなのでポンポン進みます。


(どうしてこうなった!?)


目を覚ましたとき。まず目に入ってきたのは、全く知らない女性の顔だった。そして知らない天井。


「ああ、坊っちゃん!目を覚まされましたか、カナタ様!?」


涙を流しながら僕に話しかけてくる女性。嬉し泣きなのか、滝のような涙を流しているにも関わらず表情はびっくりするほどの笑顔だ。ちょっと怖い。


「今、お水をお持ちしますね」


そう言って木製のコップを手渡してくれる。そのままゆっくりと寝ていた体を起こされ、促されるままにその水を飲もうとして...気がついた。


「...え」


手が。手が、とても小さい。というかびっくりするほど弱々しい。指は短く、ぷにぷにしている。まるで幼児の手だ。


(まさかっ)


慌てて、手に持ったコップの中をのぞき込む。小さなコップの水では分かりにくいけど、そこには。


明らかに僕ではない誰かの顔がうつっていたのだった。

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