第5話「バイオハザードの操作になれると他のゲームがやりにくくなる法則」
―4月27日(日)18時2分――
――鹿苑寺家 雅史の部屋――
雅史
「ん…うぅん……」
雅史は部屋で爆睡していた
あたりはゴミや昨日食べてたであろうサンドイッチの食いかけ、ゲームソフトや漫画などがちらばっていた
そこにドタドタと階段をのぼり雅史の部屋にはいる人物が
家政婦
「おぼっちゃま!おぼっちゃま!?起きてくださいぃ!おぼっちゃまぁ」
雅史
「んーなんだよぉ…昨日一日中バイオハザードやっててやりすぎてまだ眠いんだよぉ……」
家政婦
「そんなのんきなこといってる場合ではありませんのよ!さ!すぐに家をでる準備を!」
雅史
「んー…今何時ー」
雅史がうとうとと起きだす
雅史
「なんだよぉ、まだ6時じゃんかよ…もうすこし寝かせろよぉ…」
家政婦
「またそんなこといって!ゾンビが!!ゾンビがきてるんですよ!」
雅史
「なに?ゆうこおばさんもバイオハザードやってんの?まじいまタイラントでてきたとこで詰んでんだよねーwグリーンハーブの場所でいいから教えてちょー♪」
家政婦
「な!なにいってんですか!はやくでる準備してください!もしおぼっちゃまに傷でもついたら私ご主人様に顔みせできません!さ!はやく家をでますよ!あと私はこれでも29です!」家政婦が雅史をひっぱる
雅史
「ちょ…ちょっとまってよ…なんでこんな朝はやい時間に…」雅史が携帯で時間を確認する
雅史
「…ほら6時………ろくじ?………………18時!!?」雅史がとびおきる
雅史
「やっっべー!!!完全に遅刻だ!ゆうこおばさんごめん ちとでかけてくる!」
そういうと雅史は二階の窓から飛び降りた
家政婦
「お…おぼっちゃま!?ちょっとどこに!」
雅史
「駅前にいってくるー!」
家政婦
「ええええ駅前!?おぼっちゃま駅前だけはなりません!!」
その言葉を聞かずに雅史は駅前にすっとんでいった
――4月27日(日)18時15分――
――山王十字路――
雅史が駅のほうにつっぱしってると駅に行く方向の道路に100人くらいの警察が道をかためていた
警官A
「いいなー!?ここからゾンビ一匹、ありんこ一匹通すな」
警官全員
「了解!」
警官B
「すごうさん!後ろから20歳くらいの若者がこっちむかって走ってきます!」
警官A
「な、なにい!?」
警官B
「ここからは立ち入り禁止でーす!!ひきかえしてくださ、え!?」警官Bがそういいおわる前に雅史は1メートル以上とんだであろうジャンプ力でパトカーごとのりこえてしまった
雅史
「わるい!友人を待たせてるんだ!許してちょ♪」
そういってそのまま見えなくなった
警官B
「す、すごうさん…どうしましょ…」
警官
「あ…あ…」
あまりに驚いたかすごうのあいた口はふさがらなかった。
――4月27日(日)18時32分――
――イトーヨーカドー周辺――
雅史
「………うわーお。」雅史の目にはバラバラに散乱した人の腕や足…顔など
そしてそこのまわりをウロウロと動くゾンビ達の姿が見えた
ゾンビは雅史をみつけると
猛スピードで襲いかかってきた
雅史
「バ…バイオひかえよ、」