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第24話「ゾンビ「ウホ!何この子!超タイプなんですけど!」

――4月27日(日)20時42分――

――ポポロード A銀行裏――


ここはポポロード A銀行の裏にある、建物と建物の隙間とでもいえばいいだろうか 人が3人横にならべるくらいの細い道である。


あたりは生ゴミや雑誌などが山積みにおかれている。その道にあるマンホールの上に大介と美加子はたっていた。



「ここでいいだろう…」大介がマンホールに手をつけながらいう


「ここでって…ここでなにするつもりなのよ」

美加子があたりまえのように聞く、すると大介はまるでそう質問してくるのがわかっていたかのように平然と答えた


「これは下水道用のマンホールだ。ここから下水道に行き…この町から脱出する」


それを聞いた美加子はありえないといった表情で話す


「はあ?なにいってんの!?まじ意味わかんないんだけど!なんで私がこんな臭いとこにはいらなきゃいけないわけ!?」




「俺は指名手配されているこのままここにいても化け物の仲間いりするかサツに捕まるかの2つだ。だが下水道からいけば化け物もいない。サツもいないからな」



そして大介はニヤリと笑いながら続けてこたえた


「それにお前にはねんのため人質になってもらうという仕事もある」


それを聞いた美加子は大きい声でいう


「はあ!?絶対私はいやよまじ意味不明なんですけど…」



そういってる最中にもかかわらず大介は美加子にショットガンをつきつけた



そして大介は低い声で言う



「どうやらお前は自分の状況を理解できてないようだな……いいか?俺は頼んでるんじゃない」


それを聞いた美加子は唾をのみコクリとうなずいた


「わ、わかったわよ…はいればいいんでしょ…」

大介がニヤリと笑う

「さっさとそういえばいいんだ」






すると大介と美加子の真上から声が聞こえた


「下水道にはいって脱出?アハハ…そんなの低脳が考えることだ!」


大介と美加子は声をした方向に振り向く


A銀行の屋上…そこにはスーツ姿の白髪の青年がすわっていたその青年は大介と美加子を見下すようにながめてた。


「てめぇ…」

大介は低いこえで怒りと共に睨む すると青年は続けてこういった


「それを実際にやると、酸欠及び硫化水素中毒で倒れると思うよ。

規則では酸素濃度18%未満、硫化水素濃度10ppmを越える状態では空気呼吸器、酸素呼吸器が必要とされる。ないのであれば、濃度が18%未満を酸欠状態と言って16%以下になると頭痛がしたり集中力が無くなったり、6%以下では即倒れて6分以内にゲームオーバー……だいたい僕はそんなとこまでいって君を追いかけるのはごめんだね か・が・や・君☆」




(加賀谷?それってこいつの名字じゃん)

美加子が大介をみる

大介を見るとその表情はまるで

「しまった!」とでも言いそうなやばそうな顔をしていた。

「よく俺の居場所がわかったな…No.3」

大介はそういいながらニヤリと笑うがその表情は焦っているのがわかった。

No.3といわれる人物はふわっと飛び降り大介や美加子のいる地面に着地した


「No.0はなんでも知っている。君の居場所もね〜 。 さ!さっさと返してもらおうかな…そのタイプBのサンプルをさ…」


No.3がニコニコとわらいながら大介にいう


「それともどうする?ここで僕とその銃でシューティングゲームでもするかい?」

続けて話したNo.3は手にもっている二丁の銃をクルクルと回してみせた

大介はNo.3にむかってショットガンをかまえた


「降りてきたのがまずかったな。この距離なら俺のこいつが有利だ」


その言葉を聞いたNo.3はニコニコとこたえた


「本当に…そう思うのかな? 」


それを聞いた大介の顔は汗でびしょびしょになっていた。


「な…なに どうなってんの!」

慌てる美加子


するとNo.3の近くのゴミの山からにゅっと手がでてきてNo.3の足をつかんだ


「うわ!なにこれ!キモ!ちょっと離して!離してってば!」


それを見た大介は美加子の腕を掴み走りだした

「逃げるぞ!」


「え?え?」


ものスピードで逃げる大介と美加子

ゾンビとおいてけぼりNo.3


「あ!ちょっとまって………あ〜ぁ」


大介の姿が見えなくなったのを確認するとNo.3は自分の足にしがみついているゾンビを蹴飛ばした


「君のせいだよ。もう、」


そういうとNo.3は両手にもっている拳銃で弾がきれるまでそのゾンビを撃ちつづけた


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