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第19話「スネ夫のポジションはいがいと辛いよ」

――4月27日(日)20時07分――

――A銀行 ポポロード店――


「ここであったのもなにかの縁だ、おいカス共 俺に協力してもらうぜ」


殺人犯の加賀谷 大介と銀行内でばったりあった竜也と美加子。殺されたくもないのでしぶしぶ大介の言うことを聞くことにした。


「もちろんっすよー!よろしくウィッシュ!(カス共だあ?殺すぞハゲが)」


「はぁ〜い(ハァ?マジキモいんだけどありえない)」」


大介は口にくわえたタバコに火をつけ そしてなにか不思議な音が響いてるのに気づいた。

「なにか……聞こえねえか?」

それは外からだんだんと激しく聞こえてきた。その音はすぐにわかった。それはワゴン車のエンジン音だった。白いワゴン車は物凄いスピードで銀行を通り過ぎた。


「せ…生存者!俺らいがいにも生きてる人がいたんだ!ハンパねえ!大介さん あの車を追いましょうよ!」

竜也がいう



するとその刹那

外から激しい爆発音が聞こえた。


「な、なにいまの音!?」

美加子が慌てる



「どうやらあの車……事故ったな」

大介が冷静にこたえた

「おい、竜也っていったな」


「な、なんすか?」


「さっきの車……中のやつらはどうなったか、確認してこい」


「ハァ?まじすか!?い、いや…無理っすよ!無理無理無理無理!いつ化け物が飛び出してくるかわかんねぇんすよ!?1人でいけるはずないじゃないすか!!」



「あ?俺の命令が聞けねぇのか?」

そういうと大介は竜也の顔を片手でおさえショットガンの銃口を竜也の口につっこんだ


「ちょ!竜也になにすんのよ!」



「俺にはもう未来がねぇ…だからな、別にこんな役にたたないカスの一匹や二匹殺してもなんの問題もねえんだよ。さて、やるのかやらねえのかこたえろや!あ゛?」


竜也は涙目になりながらこたえた



「ふぁい…や、やりまふ…」



大介はショットガンをぬいた。そして竜也を出口にむかって蹴った。


「とっとと行けよ」


竜也はゾンビがいないのを確認すると出口の鍵をあけた


「鍵…あけたままにしててくださいね」


そういうと竜也は外にでて車がいった方に走った。


竜也が走っていったのを確認すると大介はなんと出口の鍵を閉めた。


「な、なにやってんのよ!竜也が帰ってくんのよ!」


「なあに、ねんのためだ…きたら開ける」



そして5分後

竜也は生きて銀行に帰ってきた。


「ハァ…ハァ…ハァ…誰もいなかった、し何も使える物も見あたらなかった…」


「そうか、ご苦労だったな」


竜也がドアを開けようとするとまだ鍵がかかっていた


「な、何だよこれ!鍵かかってるっすよ!」

慌てる竜也にむかって笑いながら大介がこたえる

「今あけてやるよ!……ん?」

大介の笑顔が消えた


「わるいが…あけることはできねえな」


竜也が慌てる

「ハァ!?なんでだよ!あけろよ!」



「うしろ見ろ」


竜也は大介にいわれた通り後ろを見るとそこには片目や内蔵がとびでているゾンビが二匹、竜也の5メートル近くまできていた。


「な、なんだよ!こ、こっちくんな!あけろ!あけやがれ!」

竜也がドアをタックルしたりおもいっきり殴ったりする。だが銀行のガラスはわれない。


「あけてよ!あんたならあいつらぐらい殺せるでしょ!!」

美加子が大介をつかむと大介は美加子を蹴りとばす


「うるせえ!!なんで俺があのカスのために弾を使わねえといけねぇんだ!?弾は無限じゃねえんだよ!俺が必要と思ったときに使う。あいつからの必要な情報は得た。あいつがどうなろうが関係ねえ」

ゾンビははゆっくりと動いてたかと思うと急に竜也にとびつこうとしてきた。

「ち、ちくしょう!」竜也はガラスを叩くのをやめ遠くへ走り出した

たった1人…遠くへ…



美加子は大声で泣き出し大介を睨む


「この人殺し!!」


大介がニヤリと笑う

「なにをいまさら、はじめに伝えたはずだ」

〜〜登場人物紹介〜〜

5番




名前:三浦(ミウラ) 美加子(ミカコ)


年齢:24


身長:156


仕事:コンビニ バイト



小学校のときからギャルに憧れており母親の化粧を真似て覚えたらみごと顔面工事したような顔になった。一応自分では完璧なギャルになったと思っている。たまに知らない男が自分を見ていたら

「まじあいつジロジロみてきてんだけどキモ」など痛い発言をいう未知なる生き物だ。必殺技は

「スッピンフラッシュ!」

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