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第17話「ぬっすんだクルマで走り出す〜♪行き先もわからぬまま〜♪」

――4月27日(日)19時53分――

――アルテビル 二階立体駐車場――


『これがサイドブレーキでこれがアクセル…それでこれが…』



「大丈夫!大丈夫!どぅあいじょうぶだって!あともう完璧!」


車の鍵をひろい見事その鍵で開ける車を見つけることができた 雅史と聖、どちらも免許をもっていないため運転の仕方がわからないのだが、聖が自分がしってる限りの運転の仕方を教えている最中である。

「自信ないけど、やっぱり僕が運転しようか?」

助手席に座っている聖が心配まるだしで運転席にいる雅史に言う。


「大丈夫!大丈夫!おれの走りを見せてやるぜ!」



ブオン!ブロロロロロロ…


駐車場中に車のエンジン音が鳴り響く




「イヨッシャアアアア!燃えるぜええええ!!」

雅史の目からは赤き炎がメラメラと燃えていた!


(神様…僕はほんとに生きて帰れるのでしょうか)

聖はシートベルトを握り目をつむって祈った。

そして雅史は雄叫びとともにアクセルをマックスに踏む


「ちょ…」



MAXスピードで走りだしたマサシカー 前は壁だ


『雅史君!前!前!壁ぇエエ!』



「ウホー!俺のハチロクよりはええええ!」




『アホ!それゲームの世界でじゃん!まがってええええ!』



「ウオオオオオオ!!!!」



雅史はハンドルを限界ギリギリまで左に回す。


車はギリギリのところで左折した。



(マサシカー)はなんとか一階におりることができた

そのまま駐車場をでるといったん車を止めた


『「フウ―――」』

二人は息はついた…


『き…奇跡だね』

聖が汗だくだくで雅史にいう


「よ、余裕…余裕…」

だが雅史にもありったけの冷や汗が


『と…とりあえず 次はゆっくりいこ…』車はゆっくり動きだす、

そして雅史の車がイトーヨーカドーの前を通ろうとした


(裕……もう逃げてるよな…)

雅史は車からイトーヨーカドー内を見た


イトーヨーカドー内には人間の形をとどめていない化け物がうようよいた。


『な、なにあれ……もうどうなっちゃったんだろ…この町』

聖がつぶやく


「ん?」

雅史がよく目をこらして見るとゾンビではない人間らしき動きをしている人たち二人を発見した


1人は黒髪の女性



そしてもう1人は…


「ゆ……裕!?」

裕は生きていた、そんな喜びがあふれだしアクセルをMAXにふみイトーヨーカドーめがけて車は猛スピードで走りだした




『雅史君!?どこ走ってんの!?前!前!』

聖が慌てる


「ハハ!裕が生きていた!裕が…!今いくぞおおおお”オオ!」



『ひああああ嗚呼嗚呼ああああ!!!神様たすけてええええ!』


車はMAXスピードでイトーヨーカドーのガラスを突き破りイトーヨーカドー一階に侵入した!

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