表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
89/98

#89 クローズザ暗黒ゲート 1

 そしていくら組織立って動いてても、餓鬼は食欲から逃れられない宿命。近くで食べ物の匂いがして、冷静でいられるはずがない。


 その結果、罪庵を含めた全ての餓鬼が経文とチキンに目を奪われてる。


 それを見逃す焼子たちじゃない。


 駆けこんだ焼子の縦笛が、餓鬼の腹を正面から薙ぐ。


 そのまま後ろにいた餓鬼、さらにその後ろの餓鬼と次々に両断。


 笛が短くて届かない位置にいる餓鬼は、ナンが蹴りで粉砕する。


 そして動けない罪庵を、焼子の縦笛とナンのハイキックが同時に襲う。


「口惜しや……」


 地の底から響くような声と共に、罪庵の体が崩壊を始める。


 同時に、開きかけてた餓鬼道との扉もまたゆっくりと閉じて、やがて完全に消失する。


 完全に消えてなくなる寸前、その隙間から垣間見えた世界は……、ここで語るべきじゃないだろう。


「やったぞ経文、おまえが餓鬼の気をそらしてくれたおかげだ!」


「え? ああ、まあその、私の作戦勝ちってことですね」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ