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#78 犯罪者集団フロムヘル 2

「ここは?」


「新しいアトラクションを建設していたんですが、安全面と予算面と立地に問題のあることが途中で発覚しまして、解体するにもお金がかかるので放置されているんです」


「考えてから建てればいーのに」


 店員の説明を聞いて、焼子が率直な感想を口にする。


 凶も同意しつつ、小学生にマジツッコミされるのってどうなんだとも思った。


 ていうかほぼ全部問題だし。大丈夫なのかここの経営陣。


 2体の餓鬼は砂糖を抱えたまま、アトラクションへと入ってく。凶たちも後を追って中に入った。


 建物の外観はそれなりに完成されてたのに対し、内装は呆れるほどのスカスカぶり。


 鉄骨やら配管やらがむき出しになってるだだっ広い空間には、ニコニコ笑う昆虫やお地蔵さんの飾り付けがあちこちで不気味なオーラを放ってる。


 周りをキョロキョロしながら、経文が凶に尋ねる。


「どういうコンセプトなんでしょうね、これは」


「僕に聞いてどうする」


「どういうコンセプトなんでしょうね、これは」


「いや、私も知らないが」


「……ナンさんに聞いても無理だろ」


 知ってるはずのない人にばかり尋ねる経文はさておき、建物の中に目を凝らす凶。だんだん中の暗さに目が慣れてきたのか、奥のほうまで見えてきた。


 そこにいたのは、何十体という餓鬼の群れ。

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