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#52 砕狂タッグ 3

「――」


 凶が呪文を詠唱しながらチョークで魔法陣を描くと、ナンの足下に輝く円が浮かび上がる。


 128体の邪霊を一度に拘束する強烈な術の力で、さすがにナンも動きがとれない。


「よし今だ、行け経文!」


「任せてガッテン!」


 光る円の中心に拘束されたナンを狙って、経文がここぞとばかりに炎を放つ。


 けどナンは拘束を力ずくで無理やり振り切ると、再で鍋のカレーをすくって口へと運ぶ。


「辛イト級の連続パンチ!」


 猛スピードで繰り出されるパンチの連打が、襲いかかる炎の塊を打ち砕き、解きほぐし、雲散霧消させる。


 そしてすかさず両足に力をこめたかと思うと、強烈なサッカーボールキックで凶の拘束さえも蹴破ってしまう。


「そんな馬鹿な……」


 驚きの表情を隠そうともせず、凶がつぶやく。


 彼自身が非常に優秀な術師だし、経文も式神として尋常じゃない強さを誇る。


 そんな自分たちが組んで勝てない相手なんかそうそういないと思ってたけど、世の中は凶が思ってるほどは甘くなかった模様。


 カレーだけに。

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