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#51 砕狂タッグ 2

 態勢を立て直そうといったん地上の凶の元へ戻ると、やや遅れてナンも着地する。


「どうしてカレーであんなことできるんですか!? あいつムチャクチャ、ムチャクチャー、ムチャクチェストですよ!」


「僕に聞くな。あとおまえの言っていることも充分ムチャクチャだから」


 泣きつくついでに首筋の匂いを嗅いでくる経文を凶が引きはがす一方で、ナンは余裕の笑みを浮かべる。


「無駄なあがきだ。ガンジー係数が80%を超える私が、そう簡単に負けるはずがないのだよ」


「ガンジー係数って何ですか?」


 経文が尋ねる。


「それはもちろん、総支出のうちカレーが占める割合のことだ」


「……」


「……」


 平然と答えるナンに、凶も経文も返す言葉がない。


「僕は勝ち負けにそんなにこだわらないけれど、あんな馬鹿には負けたくないな」


「あぁ凶サマ、ついに意見が一致しましたね? 今こそ私たちの間に結ばれた、巨大コンピューターが『友情パワー、インプット不能……』とか言って自爆するくらいの絆を見せつけてやりましょう!」


「そんな絆はないからな」


 経文と共にナンに対峙しつつ、釘を刺しておくのは忘れない凶。

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