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#49 黄魔術VS天才 2

「子供相手が嫌なら、その式神もセットで付けよう。それくらいのハンデがあれば満足だろ?」


 華香渦のせいでどんどん自分たちが戦う流れになってきて、慌てて抵抗する凶。


「そんな! 師匠、勝手に決めないでくださいよ!」


「いいだろう。黄魔術が最強だということを、存分に思い知らせてくれよう」


「しかも勝手に了承された!?」


 意見をスルーされた凶を落ち着かせようと、横から華香渦が声をかける。


「これも訓練の一環だと思えばいい。凶は研究の方面では大人顔負けの能力を持ってるけど、実戦経験はまだまだ不足しているからな」


「……師匠がそう言うんでしたら、従いますけど」


 凶がしぶしぶ頷くと、華香渦も「いい子だ」と言って髪を撫でる。


「後でご褒美にオッパイ揉ませてやるから」


「それはいりません」


 凶は即答しつつ、どうして自分の周りにはまともな女性がいないんだろうかってしみじみ思う。


 特に今は、比較的良識のあるリリアンが白目をむいてぶっ倒れたままだから、変態ツートップが野放しでウロウロしているっていうサファリパークより危険な状態。

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