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#46 黄魔術最強説 2

「つまり、複数のスパイスを組み合わせてカレーにし、そのカレーを食することで身体能力を向上させ、火を吹く、空を飛ぶなども可能になる。これが黄魔術である」


「え!?」


 いきなり話が飛躍して、驚きの声をあげる凶。


 そりゃ発汗作用くらいならスパイスの効能って言われて理解できなくもないけど、そこから唐突に火を吹くとか言われたって、理解の範ちゅうを元気よくオーバー。


 現に目の前で火を吹くところを見せられたばかりだし、存在そのものは否定のしようがない。


 なんだけど、そうなんだけど。


「……それって、魔法なのか?」


 凶の脳裏に根本的な疑問が浮かんで、尋ねずにはいられない。


 それはもう、思わずタメ口になるくらい。


「何を言う。『充分に発達したカレーは魔法と区別がつかない』という言葉があるように、優れたカレーはそれ自体が魔法なのだ」


「……」


 半分呆れて何も言えない凶の横で、華香渦がつぶやく。


「黄魔術が学会で注目されない理由がようやくわかった」


 要するに、物理法則に干渉する黒魔術や人間の精神に効果を及ぼす白魔術といった従来の魔法体系と根本から違ってるから、専門家や研究者にも情報が入ってこないのだ。

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