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#39 災のチャレンジャー 1

 リリアンにカンガルーファッカー呼ばわりされて、経文は急にクネクネしだす。


「いや、私も結構長く生きてますけど、さすがにカンガルーは試したことが。だって有袋類ですし」


「子供のいる前で何を言ってるんだおまえらは」


 いつの間にか玄関に来てた華香渦が、両手の拳でリリアンと経文に同時攻撃。


「きゃっ」


「うぎゃ」


 頭を抱えてうずくまるふたりを無視して、華香渦は来客の少女に向き直る。


「で、おまえは何者なんだ」


 改めて尋ねた華香渦に、少女は鍋を持ったままえっへんと胸を張る。


「道場破りである」


「ここは道場じゃない。よっておまえはここに用はない。よって帰れ。Q.E.D.」


 華香渦が筋道立てて論理的に諭すけど、少女は動じない。


「道場でなくても、ここは九九垣研究所だと聞いたが」


「……そうだが」


「ここには日本最強の術師と、魔女がいると聞いたが」


「最強かどうかは知らんが、魔女はアタシだ」


 律儀に答える華香渦。


 すると少女は微笑を浮かべ、鍋をずいと前に突き出す。


「ならば私はここに用がある。私は魔女に勝負を挑みに来たからだ」

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