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#25 最悪の魔女 2

「何を騒いでるんだおまえら」


 現れたのは180cm近い長身に白衣を羽織り、ラベンダー色の髪をトレンディドラマの再放送で見かけるようなワンレングスに伸ばした女性。


 胸はどちらかっていうと小さめだけど、全体的に幼児体型の経文とは違って、引き締まったアスリートタイプといえる。


「あっ所長。凶さんがお見えです」


 彼女が視界に入ったその瞬間、リリアンはそれまで経文に向けてた闘気やら殺気やらを瞬時に消し去って、サビ前で転調したかのごとく一変した声色で告げる。


「お見えですっつーかよ、来たんならすぐに教えろよ。アタシだってそんなに忙しくないんだから。凶のヤツを無駄に待たせちゃってるじゃねーか」


「申し訳ありません」


「謝るなら凶に謝っとけ。ったく、おまえは何度おんなじこと言っても学習しねーのな。おまえの脳がそのオッパイぐらい大きけりゃよかったのにな」


 言ってる内容はその辺にいるセクハラ中年男性と変わらない。


 リリアンも同じことを経文に言われたらトレイをぶん回して大暴れしてただろうけど、所長に心酔してるからそんな狼藉は働かない。


 心霊攻撃のスペシャリストである人工精霊をも手なずける、脅威の能力とカリスマを持つ女。


 それがこの研究所の所長、九九垣くくがき華香渦かかかに他ならない。

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